読書日記2025-173

丘の上の洋食屋オリオン

はなむけのひと皿

沖田円(著)

[角川文庫2025年5月発行]


丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿(2) (角川文庫) [ 沖田 円 ]

 

  あらすじ

新しい一歩も、この味とともに――美味しくて心温まる物語。
見晴らしの良い丘の上に建つ〈洋食屋オリオン〉。扉を開けると看板猫がお出迎え。 この店の変わらぬ味は、客たちの思い出と結びついている。 会ったことのない父親の葬儀に出た女性が、秘められた絆に気づくナポリタン。 愛猫の介護をする主婦の、すり減っていく心をほっと温めるミートドリア。 学校で居場所をなくした少年が、後悔とともに頬張る夏野菜のカレー。 別れを経て、新しい一歩を踏み出す人々の揺れる心を丁寧に紡ぐ物語。



  感想

1年前に前作を読んで、その時の感想に

『これはぜひシリーズ化して欲しいな』

って書いてた。



その通りになって嬉しい!

が、いつものうろ覚え…(^o^;


というか、まず続編との認識なしで読み始め、あれ?ん?

これって知ってるかも?

と調べて気付いたという笑 かなりのおマヌケぶりでした(*^^*)


前置きが長くなりましたが、どのお話もいい!

第二話の猫さんの話は、感情を持っていかれました泣

もぉ〜反則や!?


これまた前作の感想から

『辛い悲しい話も、全ての話が幸せな感触で終わるがよりいいですね〜』

今回もその通りで、《オリオン》へ行くとそれだけで幸せになれる!

だから読んでいるだけで幸せになれる!


《オリオン》のお料理はハズレなしね(^_-)-☆ あっ、スイーツもね!


美味しい小説は多々あれど、私の中では上位になる本です(^^)v

さて、また続編が出ることを願って!


ありがとうございましたm(_ _)m