本当のお正月だったんですよ~😊
明治の改暦までは、
お正月も、もちろん旧暦の行事でした。
旧暦は太陰太陽暦と呼ばれ、
月の満ち欠けを基本にしますので、
1日は新月、
15日は満月(十五夜)になります。
古来より、日本では
まんまるの満月を
豊かさ・めでたさ の象徴とし、
また、旧暦1月15日は
氣学のお正月である「立春」後の
初めての満月であることから、
この日が、 本来のお正月だったのです。
お正月が、いまのように
1月1日になったのも、
明治の改暦以降です。
現代でのお正月期間は、
1月1日が
「大正月」「男正月」「陽の正月」
1月15日が
「小正月」「女正月」「陰の正月」
初めと終わりを、陽と陰で
きちんとバランスを整えて、
その間を「松の内」「注連の内」とし
歳神様とともに
新年を祝い丁寧に過ごす吉日期間。
と、捉えるのが
一番美しい形かなと思います😊
1月11日、15日、20日と
諸説ある「鏡開き」も、
小正月に行なうのが自然な流れかな~。
となると、私は断然、
小豆粥より、お餅を入れた善哉派 😆
また、全国の寺社などでは
門松や注連縄など、 正月飾りを燃やす
「どんど焼き」が行われます。
大正月にお迎えした歳神様を
炎とともにお見送りする行事です。
江戸時代に、徳川幕府が
松の内を7日までと制定するまでは
小正月までが「松の内」でした。
いまでも、
幕府の影響が少なかった関西方面では
小正月までを「松の内」としています。
大正月は、
「陽の正月」 「始まりの正月」 として、
歳神様や御先祖様を
お迎えする行事が多いですが、
小正月は、
「陰の正月」 「終わりの正月」 として、
豊作祈願や家内安全など
家庭的な行事が中心となります。
小正月は、より女性的で、
こじんまりとした、
プチお正月的なイメージ 💖
この日は、いつもより
ちょっとだけ意識して
過ごしてみましょう✨
ちょっと良いものを食べてみる
新しいものを使い始めてみる
また、
お正月に立てた目標を振り返って
気持ちを新たにスタートされるのも
いいですね!
今日から3週間後には、
氣学(九星気学風水)の
ほんとうのお正月(立春)がやって来ますし 😊
そんなふうに、
いつもよりちょっとハレの日氣分で、
新暦のお正月の運氣を、
補完していきましょうね ✨✨✨
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