今回はゾイドの改造にはどんなものがあるのかを紹介したいと思います。
ゾイドワイルドの新作ラインナップが止まってしまい売り場も少なくなった今、完全にタイミングが遅いのですが、シリーズ再開や新シリーズが始まった際に誰かのお役に立てればと思い記していきます。
ゾイドの改造を作例とともに難易度順に紹介していきます。
各作例の詳細はそれぞれのリンクから参照してください。
改造の具体的なノウハウは今後記事にしていきます。
難易度順といってもゾイドの改造は割と簡単なので、是非挑戦してみてください^^
ベースゾイドはそのまま、無加工で武器の追加やアーマーを変更する
キャノンを装備させたライジングライガー(詳細はこちら)
ソードとブースターを装備させ近接戦仕様にしたバーニングライガー(詳細はこちら)
最も簡単な改造は豊富な取り付けジョイントを利用し無加工で武器を追加したり変更したりする事です(いわゆるポン付け改造)
装備が変われば運用もかわり、同じゾイドでもアプローチを変える事ができます。
アーマーも互換性のあるものが多いので、他ゾイドと気軽にミキシングビルド(他キットのパーツも使った改造)をすることが出来ます。
この改造のポイントは以下の通りです。
●簡単なので気軽に出来る
●取り付け穴の無いところに武器を付けられないなど自由度が低い
●改造というより装備・換装なので制作欲求が満たされない
●元の姿に戻せる
●動力ギミックを完全に残せる
●無塗装でも成り立つ
べーズゾイドはそのまま、加工して武器の追加やアーマーを変更する
スコーピア超長距離戦仕様(詳細はこちら)
敵機に視認されない距離からの狙撃をテーマに改造しました。
こちらからも敵機が見えないので索敵の為にレーダーとそれを見るパイロット用モニタがいるんじゃないか、照準用にゾイド用スコープがいるんじゃないか、発砲の反動に耐えられるようにアンカーが必要なのではないかと装備を追加していきました。
ただなんとなく武器を付けるのではなく、ゾイドの運用をアレコレ考えると改造のイメージを付けやすくおすすめです。
このスコーピアの装備には関節機構を仕込んであり、格納・展開状態を手動で付けることが出来ます。
関節機構による手動ギミックを取り入れる事も一つのポイントです。
よりカマキリらしく改造したキルサイス(詳細はこちら)
頭部・胴体・取り付け方を変更した羽に関節を仕込んであります。
ワイルドライガーを改造したグリフォン種ゾイド(詳細はこちら)
変更点は翼・尾・前足指などですが、それらには関節機構を付けてあり手動可動させる事ができます。
この改造のポイントは以下の通りです。
●ベースゾイドはそのままなので改造アイディアを出しやすい
●改造の自由度が無加工に比べて格段に上がる
●関節パーツを用いた手動ギミックも搭載できる
●キットを完全な元の姿に戻せない。
●動力ギミックを容易に残せる
●ミキシングパーツの選定によっては無塗装でも成り立つ
●簡単なのでまずは何体か作って改造ノウハウを構築すると次のステップに進みやすい
ベース(胴体と動力機構)を活かしたミキシングで別種を作る
クワガノスをベースに作ったホタル種ゾイド(詳細はこちら)
歩行に加え腹部の2色発光ギミック、羽の手動可動
これくらいの改造になると造形だけでなくギミックにもオリジナリティを出したくなります。
逆走化し前後逆にしたガノンタスをベースに使用した首長竜ゾイド(詳細はこちら)
歩行に加え背部キャノンの動力連動(ガノンタスと同じ)、背部装甲から2門の魚雷展開(手動)
ヒレや首の手動可動、眼部・ブースターの発光ギミック付き
ビーストライガーをベースにしたシロサイ種ゾイド(詳細はこちら)
歩行に加え動力連動によるキャノンの上下運動+自動首下げ+自動加速ギミック付き、尾の手動可動。
目に見えるパーツのほとんどがグラキオサウルスですが、内部にほぼそのままのライガー系骨格が入っています。
この改造のポイントは以下の通りです。
●オリジナルモチーフのゾイドが作れる
●関節パーツを用いた手動ギミックも搭載できる
●ミキシングのためのパーツ代がかかる
●ミキシングのためのパーツ知識が必要
●工夫すれば十分に動力ギミックを残せる
●オリジナルの動力ギミックがあるとさらに良い
●塗装は必須
独自のシルエットを持ったオリジナルゾイドを作る
上半身・下半身それぞれに動力ユニットを配し、歩行・羽ばたき・尾振りの他関節可動にもこだわったワイバーン種ゾイド(詳細はこちら)
前項の「ベース(胴体と動力機構)を活かしたミキシングで別種を作る」との違いはベースとなるゾイドの形に捉われない、オリジナルのシルエットを打ち出す改造です。ちょっとわかりにくいかな^^;
この改造のポイントは以下の通りです。
●ここまでできればなんだって出来る!
●ミキシングのためのパーツ代がかなりかかる
●ミキシングのためのパーツ知識が必要
●動力ギミックへの工夫が必要
●作品が大きくなってしまいがち
●塗装は必須
番外編1 電飾改造
眼部にLEDを搭載し発光改造したバズートル(詳細はこちら)
目が光るだけでカッコよさアップ♪
番外編2 動力改造
ワイルドシリーズではありませんが、古いゼンマイゾイドを電動化してみた改造です(詳細はこちら)
こちらもワイルドシリーズではありませんが、マッカーチスという非動力(動かない)モデルのゾイドをスコーピアとミキシングしてゼンマイ歩行できるようにした改造作品です(詳細はこちら)
動力に目を向けた改造はゾイドならではです。
こんな感じに動力ボックスも改造できます。
番外編2 ディティールアップ改造
スナイプテラの翼に開いている穴を埋めた改造(詳細はこちら)
こういったさりげない改造をするだけでもゾイドがさらに格好良くなりますよ!
動力は残す方向で改造しよう!
今まで紹介した作例は全て電池・ゼンマイで動きます。
ゾイドなんだから動いて当たり前と思われるかもしれませんが、改造ゾイド披露の場として主であるツイッターや過去に行われた公式大会の参加作品を見ると、ある程度大掛かりなミキシング作品は動力を潰した作品が殆どです。
動力改造作例は調べても殆ど無いので私も手探りで改造しています。
ヘキサギア、ガンプラ、30MM、アニマギア、さらにはレゴブロックなどでオリジナルの動物メカを作られている方は沢山います。
そんな選択肢の多い今の時代に動力玩具であるゾイドを製作対象に選んでいる訳ですから、ぜひ動く改造ゾイドにチャレンジしてみてください^^
私の改造作例一覧はこちら