# 余談「私が社会貢献を始めた理由」

「なぜ私は学生支援の活動を始めたか」

ーそれは、うちの子供たちが勉強をしないからー

一見、どういう関係があるんだーとお思いでしょうが！

私は息子が６歳
娘が２歳のときに離婚をしてシングルマザーになりました。
がむしゃらにがんばって
子供たちが生まれる前から考えていたように
「留学」をさせました。

しかし、子供たち、毎年莫大なお金をかけて留学させているのに
まったく勉強をしない。
毎年学費に大金を費やしては、
ぱっとしない成績表を受け取るうちに

「もっと私のお金には有効な使い方があるのではないか？」

と思い始めたのです。
そして、
「そうだ！発展途上国の学校に行けない、
でも勉強がしたい子供たちのために使おう！」
と思い立ったのが2005年のこと。
それから、ROOM TO READ を始め
さまざまなNPO のお手伝いをしたり
ファンドレイズをしたりしてきました。

今日お目にかかった高島さんに、そんな話をした帰り道、

（もしも、私がこれからいくつもの学校を建てたり、
　就学支援金を集めることができたら
　その子供たちは、私の子供たちに
　「勉強しないでくれてありがとう。おかげで学校に行けました」
　とかお礼を言われるのかしら？）

と考えたところで、それはどーよ、と思ったのでした。

とにかく、世界中の子供たち、勉強しましょー。
勉強は大事。
文字が読めたら、世界は何千倍にも広がるし、
日本人が英語を話せたら、世界は