今日は、「TABLE FOR TWO」 を始め
東北の学生支援のための財団法人「BEYOND TOMORROW 」
東北の食および食品事業を支援する「東の食の会」など
多くの支援活動の中心となってご活躍されている
OISIX の代表取締役である高島さんとお目にかかって
お話をしました。

もともと、私は
TABLE FOR TWO が作り上げたシステムの
大ファン。
飽食し、肥満した人がたくさんいる国から
飢えにあえぎ、やせ細った人たちの国へ
食をつなぐ。

ここまではよくありますね?

でも、その方法がかっこいい。
社員食堂などに、Table for Two(以下、T4Tと表記します)
のメニューを導入してもらう。
T4Tのメニューは、栄養バランスに優れ
アンチエイジング効果の高いヘルシーなメニュー。
自分の健康のためにそのメニューを選ぶと
自動的に第3世界の子供の給食一食分(20円)が寄付されるというもの。

世界の約70億人の人口のうち、10億人が飢えに喘ぐ一方で、
10億人が肥満など食に起因する生活習慣病に苦しんでいるそうです。
だから、
TABLE FOR TWO=「二人の食卓」。
先進国の私たち10億人が
開発途上国の子どもたち10億人と、
時間と空間を越え食事を分かち合うというコンセプトなのよ
ステキでしょー
ぱちぱち。

少数のリッチな人たちから何百万円も
あるときは何億も集めるファンドレイズも多いに賛成するけれど
だれもができるこうした寄付活動がこれから主流になるといいなと思う。
なんせ地球上には10億人の飽食した人がいるんだもの。
T4Tのメニューを10億人が毎週一回食べたら
10億食の給食が第3世界の子供たちに毎週届くのよー。
すごいねー
しかもたった20円というところがニクい

ちょうどサンクスギビング(24日)の前日に
NYで行われる
飽食と肥満に悩むアメリカから
第3世界へ食を運ぼう、というイベントに出席するので
そこでもT4Tのことをご紹介して来ようと思ってます。

そして、
来年はもっと直接的にお役に立てればいいなあ、と思っております。
みなさまもTABLE FOR TWO のサイト、読んでみてくださいね。

トルコ航空と
フォーシーズンズホテル ボスボラス についての評価は
近日中にアップします。
ひとりミシュランいよいよスタート



「なぜ私は学生支援の活動を始めたか」

すばり。それは、うちの子供たちが勉強をしないから。

どういう関係があるんだーとお思いでしょうが!

私は息子が6歳
娘が2歳のときに離婚をしてシングルマザーになりました。
無職のシングルマザーの境遇から
がむしゃらにがんばって
ふたりとも
「留学」までさせました。

しかし、子供たち、毎年莫大なお金をかけて留学させているのに
まったく勉強をしない。
毎年学費に大金を費やしては、
ぱっとしない成績表を受け取るうちに

「もっと私のお金には有効な使い方があるのではないか?」

と思い始めたのです。
そして、
「そうだ!発展途上国の子供たちに使おう。
 学校に行けない、
 でも勉強がしたい子供のために!」
と思い立ったのです。
それから、ROOM TO READ を始め
さまざまなNPO のお手伝いをしたり
ファンドレイズをしたりしてきました。

今日お目にかかった高島さんに、そんな話をした帰り道、

(もしも、私がこれからいくつもの学校を建てたり、
 就学支援金を集めることができたら
 その子供たちは、いつか、私の子供たちに
 「勉強しないでくれてありがとう。おかげで学校に行けました」
 とかお礼を言われるのだろうか?)

と考えたところで、それはどーよ、と思ったのでした。
いやはや。

とにかく、世界中の子供たち、勉強しましょー。