見える化 見せる化 -リストラうつ 企業再生の見える化5
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
見える化で企業再生をみています。
私は全然メンタルヘルスの専門家ではありませんが
リストラうつの問題は考えなくてはならないです。
いろいろパターンはあるかとは思いますが、
「次は自分が解雇される番だ」
という思いと過重労働でしょう。
再生は理想論としては1回で終わらせ、
メッセージとしては血は流したけれど
これで最後で生まれ変わったつもりでガンバロウです。
当然やめていった人々のこころのケアーも大切ですが
残った人の心のケアーも必要です。
一方過重労働ですが、これは見える化をしない
ままコストを削るとありがちです。
アフターサービスの人員など目先キャッシュを
生まない部分の人員を業務量評価も全く行わない
ままばっさりやる、たとえば今まで10人でやっていた
仕事を5~6人でやるような乱暴な話になります。
すると業務量は変わらないまま人員は半分
ですから過重労働でうつになってしまいます。
たいてい見るとこのようなケースでうつになるのは
「精神的に弱い惰弱な人」ではなく、「責任感のある
一番仕事ができる人」です。防ぐためにはきちんと
業務量評価をすることです。そんなことを悠長
におこなうほど時間も労力もかけられない場合
は少し乱暴な方法ですが現場に行ってみることです。
特に創業者社長さんなどは現場に行くと人が
必要か不要か空気でわかる人がいて実証すると
その通りだったりします。
弛緩した空気や仕事に追われる空気など
敏感にかんじるのでしょうね。
見える化 見せる化 -人員削減 企業再生の見える化4
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
見える化で企業再生を見ています。
再生で見える化を行い、損失を生む原因を探りだし
その部分を切り離すという話をしました。
欧米企業でリストラでXX万人削減といっても
事業と人を合わせて切り離すやり方が主流です。
日本でも先日パナソニックが三洋電気の白物家電を
ハイアールに譲渡し2300人の人員削減を行った
ことは記憶に新しいと思います。
元の会社では金食い虫と思われていても
新しい会社のもとでは花形となって甦ること
もあり必ずしも働いている人にとっても
不幸とは限りません。
一方会社を整理して解雇するのは整理解雇
の4原則を満たさなくてはなりません。
①企業が客観的に高度の経営危機にあり、
解雇による人員削減が必要やむを得ないこと。
(人員削減の必要性)
②解雇を回避するために具体的な措置を講ずる
努力が十分になされたこと。(解雇回避努力)
③解雇の基準及びその適用(被解雇者の選定)
が合理的であること。(人選の合理性)
④人員整理の必要性と内容について労働者
に対し誠実に説明を行い、かつ十分に協議
して納得を得るよう努力を尽くしたこと。
(労働者に対する説明協議)
結構大変で、きちんと労働法に強い弁護士
とタッグを組むのが安全です。
コンサルタントとして「雇用を守るのは経営者の義務だ」
などと偉そうなことをいう気はありません。
しかし、今まで働いてきた仲間である従業員ができるだ
け困らないように努力することは必要だと思いますね。
見える化 見せる化 -残念な再生 企業再生の見える化3
見える化 見せる化で企業再生の話をしています。
再生しなければならない状況とはなんでしょうか。
赤字体質なので赤字の原因をつきとめて取り除く、
これが再生です。したがって、赤字の根本原因を
つきとめなければならない、つまり見える化
されていなければならないです。
したがって、昨日の日本経済新聞に載っていたよう
に「概算要求で経費一律10%削減」のような方策
では一般的には再建されません。
(ほんとうに酷い放漫経営ならば別ですが)
コスト削減ありきではなく、儲かっていない部分を
切り離すことです。したがって、「XXを止める」から
それに付随した費用が自然になくなる(または減る)
のが再生ですね。緊急退避的には仕方がない
とは思いますが、将来再”生”するために
費用を削ってしまうと、縮小均衡に入ってしまいます。
前回例に挙げた東京電力の例ですが、
あのくらい大きな会社なので間接部門は肥大化
していると思うのでそこが第一歩でしょう。
(逆に中小企業だと一般的に間接はカツカツ
なのであまり効果はないことが多いです)
また、有価証券報告書を見ると約5万人の
従業員のうち、約1万5千人が電力以外の事業です。
この中で将来の戦略からはずれ赤字になっている
事業は少なからずあると仮定できます。
このあたりの整理は必須でしょう。