顧問CFO川井隆史のブログ -447ページ目

見える化 -お手上げだった話その3

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


赤字の原因を示しても社長は怒るばかりで本当に


困りました。ただ、結末は意外でした。


社長は突然辞意を表明し、会社を去ることになりました。


困ったのは大株主です。行きがかりで株主から


依頼され赤字部門の切り離しを依頼されました。


売却先なども多少探したのですが見つからず、


その部門は整理ということとなりました。


顧問弁護士の先生と退職のパッケージを作成し、


従業員一人一人に状況をお話して全員の退職


は比較的スムーズにいきました。


部門の状況を隠さず知らせたので、うすうす


このような日が来ることはみなさん覚悟が


あったようです。部門の整理ができたため


その会社はなんとか生き延びることはできまし


たが、処置が遅れたので傷跡は深く残りました。


自分の力不足を感じる非常に残念な案件でした。


見える化の限界、社長が見えるものを否定する


とどうにもならないのです

見える化 -お手上げだった話その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


前回の続きです。見える化をしても社長さん自身が


見えるものを否定するとお手上げです。


契約を解消することでお話をしました。


ただ、社長さんもさすがまずいと思ったのか説得され


契約は継続です。そこでわかってきたのは赤字の


原因は社長が肝いりで始めた新規事業にありました。


実は幹部社員もうすうす感じてはいたのですが


数字の裏付けがないうえに誰も社長に鈴を


つけたくなかったのです。私がきっちりとした


数字と将来シュミレーションを持って行ったところ、


散々怒鳴られました。「そんなはずはない」と。


本当に困りました。


見える化 -おてあげだった話その1

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


今日は一種の失敗談です。この会社売上は順調に


伸びているのですが、赤字に転落してしまった


ようです。社長様は経理出身ではないですが


すごく数字ののみ込みも早い方で頭もシャープ、


正直言ってすごく簡単な仕事に思われました。


ところが、経営会議に出席してイメージが


変わりました。予算未達だったり、コストが


オーバーランだったりすると、とにかくヒステリックに


部門長を叱責します。特にあるプロジェクトでの


予想外での費用発生には、「予算には


なかったんだから何とかしろ!・・・」と


部門長が怒鳴りまくられていました。


調査をしてわかったことは、みな社員は


ビクビクして何か悪いことが起こると一人で


何とかしようとして結局どうしようもなくなる


まで報告がされません。つまり、見せない化


が社内で進行していました。


そして、見える化の最大の障害は社長自身でした。


「人は見たいと欲する現実しか見ない」


ユリウス・カエサルの言葉ですが、ここまで極端


だと手の打ちようがありません。


なんともさえない話ですが次回続きです。