見える化 -お手上げだった話その3
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
赤字の原因を示しても社長は怒るばかりで本当に
困りました。ただ、結末は意外でした。
社長は突然辞意を表明し、会社を去ることになりました。
困ったのは大株主です。行きがかりで株主から
依頼され赤字部門の切り離しを依頼されました。
売却先なども多少探したのですが見つからず、
その部門は整理ということとなりました。
顧問弁護士の先生と退職のパッケージを作成し、
従業員一人一人に状況をお話して全員の退職
は比較的スムーズにいきました。
部門の状況を隠さず知らせたので、うすうす
このような日が来ることはみなさん覚悟が
あったようです。部門の整理ができたため
その会社はなんとか生き延びることはできまし
たが、処置が遅れたので傷跡は深く残りました。
自分の力不足を感じる非常に残念な案件でした。
見える化の限界、社長が見えるものを否定する
とどうにもならないのです。
見える化 -お手上げだった話その2
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
前回の続きです。見える化をしても社長さん自身が
見えるものを否定するとお手上げです。
契約を解消することでお話をしました。
ただ、社長さんもさすがまずいと思ったのか説得され
契約は継続です。そこでわかってきたのは赤字の
原因は社長が肝いりで始めた新規事業にありました。
実は幹部社員もうすうす感じてはいたのですが
数字の裏付けがないうえに誰も社長に鈴を
つけたくなかったのです。私がきっちりとした
数字と将来シュミレーションを持って行ったところ、
散々怒鳴られました。「そんなはずはない」と。
本当に困りました。
見える化 -おてあげだった話その1
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
今日は一種の失敗談です。この会社売上は順調に
伸びているのですが、赤字に転落してしまった
ようです。社長様は経理出身ではないですが
すごく数字ののみ込みも早い方で頭もシャープ、
正直言ってすごく簡単な仕事に思われました。
ところが、経営会議に出席してイメージが
変わりました。予算未達だったり、コストが
オーバーランだったりすると、とにかくヒステリックに
部門長を叱責します。特にあるプロジェクトでの
予想外での費用発生には、「予算には
なかったんだから何とかしろ!・・・」と
部門長が怒鳴りまくられていました。
調査をしてわかったことは、みな社員は
ビクビクして何か悪いことが起こると一人で
何とかしようとして結局どうしようもなくなる
まで報告がされません。つまり、見せない化
が社内で進行していました。
そして、見える化の最大の障害は社長自身でした。
「人は見たいと欲する現実しか見ない」
ユリウス・カエサルの言葉ですが、ここまで極端
だと手の打ちようがありません。
なんともさえない話ですが次回続きです。