顧問CFO川井隆史のブログ -398ページ目

見える化 -M&Aのシナジーとは

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。そういえば


コヴィーさんの「第3の案」がでて、週末読んでいました。その中で


シナジーは「株価を上げるためだけの吸収合併の体制の良い


言い訳」として使われていると述べていました。買収側としては


耳の痛い言葉で特に一部のファンドなどはとにかく買収後とにかく


人員削減などで目先の利益を確保しようとした動きがあったのは


確かです。


   買収にあたって高い買い物だといわれると必ずシナジーと


いう言葉が出てきます。しかし、1+1>2でなければシナジーは


ないわけですが短期的にはともかく長期的には1+1<2


が多いのは頭の痛いことです。最近では変わってきましたが、


日本企業などでは買収側と被買収側で上下関係が完全にあり、


被買収側の人間は主だった人間はみないなくなってしまう


などということがしばしばありました。だから逆に合併ですと


対等の精神などと言って、「たすき掛け人事」のような妙に


非効率的な極端な人事になったりしてしまいます。


こんなことではシナジーなんて生まれません。続きは次回に。


第3の案 成功者の選択/スティーブン・R・コヴィー
¥2,100
Amazon.co.jp

見える化-自分のコンプレックスと憂鬱でなければ仕事じゃない

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。私は、常々経営者


は見える化をして厳しい現実をきちんと見つめ、新しいことに常に


挑戦し続けなければいけないという趣旨のことを偉そうに日頃から


申し上げています。しかし、白状すると自分自身少しでも新しいこと


や挑戦的なことの前に立つと憂鬱な気分になります。自己啓発の


本は米系の本が多いので、「新しいことへの挑戦は喜びだ!」な


話が多く、実は自分はマイナス思考で怠惰な人間ではないかと


いうコンプレックスが密かにありました。例えば今週も顧客から経営幹部


への研修を依頼されましたが、第一回目は少し憂鬱でした。


さすがもう人前で話すのが苦手ということはないのですが、


マテリアルに致命的な間違えがあったらどうしよう(見直しは


当然綿密にやりましたが)とか、意地悪で挑戦的な参加者がいたら


どうしよう(特に役員クラスは一人くらいいることがあります)とか


マイナス志向のことが頭に浮かびます。少し古い本ですが、


見城徹さんの「憂鬱でなければ仕事じゃない」の言葉は心に


響きました。保守的な出版業界で出版社を徒手空拳で立ち上げた


方でさえ、憂鬱になるのが当たり前で、逆にそれでなければ見落とし


や安易な方向に流れているに違いないと述べられていました。


ポジティブ志向も大切ですが、きっちりネガティブな感情も受容して、


より高いところを目指していくというのは大切なのですね。


ちなみに幹部研修は参加者全員が予想を超える熱意で


参加していただき非常に有意義な時間を過ごすことができました。

憂鬱でなければ、仕事じゃない/見城 徹
¥1,365
Amazon.co.jp

見える化 -「聞かれないことは答えるな」訴訟対策

見える化経営コンサルトのかわい たかしです。以前被買収側で


「聞かれないことは答えない」という話をしましたが、当然大きな


損失なを隠蔽して話さなければ後日損害賠償の対象になったり


します。


  買収される側だったときはこんなことをします。買収側から


要求があった資料は全てコピーをとって日付ごとにファイルして


しっかり保存しておきます。あとあと問題があってもそのファイルを


見せればよいわけです。さすが損害賠償の対象になるようなことは


ある程度こちら側から話しますが、それでも後で、「なんであの時


言ってくれなかったの」という話は必ず出てきます。ファイルを


見せれば相手側は納得してくれます。積極的に答えなくても


資料はきちんと渡していますから。「渡された資料を読まない


ほうが悪い」ことを悟ります。


  買収は結婚と同じ「結婚する前は両目できっちりみて、結婚後


は片目をつぶりましょう」