見える化-自分のコンプレックスと憂鬱でなければ仕事じゃない
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。私は、常々経営者
は見える化をして厳しい現実をきちんと見つめ、新しいことに常に
挑戦し続けなければいけないという趣旨のことを偉そうに日頃から
申し上げています。しかし、白状すると自分自身少しでも新しいこと
や挑戦的なことの前に立つと憂鬱な気分になります。自己啓発の
本は米系の本が多いので、「新しいことへの挑戦は喜びだ!」な
話が多く、実は自分はマイナス思考で怠惰な人間ではないかと
いうコンプレックスが密かにありました。例えば今週も顧客から経営幹部
への研修を依頼されましたが、第一回目は少し憂鬱でした。
さすがもう人前で話すのが苦手ということはないのですが、
マテリアルに致命的な間違えがあったらどうしよう(見直しは
当然綿密にやりましたが)とか、意地悪で挑戦的な参加者がいたら
どうしよう(特に役員クラスは一人くらいいることがあります)とか
マイナス志向のことが頭に浮かびます。少し古い本ですが、
見城徹さんの「憂鬱でなければ仕事じゃない」の言葉は心に
響きました。保守的な出版業界で出版社を徒手空拳で立ち上げた
方でさえ、憂鬱になるのが当たり前で、逆にそれでなければ見落とし
や安易な方向に流れているに違いないと述べられていました。
ポジティブ志向も大切ですが、きっちりネガティブな感情も受容して、
より高いところを目指していくというのは大切なのですね。
ちなみに幹部研修は参加者全員が予想を超える熱意で
参加していただき非常に有意義な時間を過ごすことができました。
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