顧問CFO川井隆史のブログ -399ページ目

見える化 -できない約束をする困った人たち

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回占領軍


気分になってしまう困った人の話をしたのですが必要以上に歓心を


買おうとするのも困ります。正直言って、買収されるような会社は


どこか問題があり外科手術をしなければならない可能性が非常


に高いです。日本電産の永守会長のように人員削減をしない


ポリシーをもってかつ成功されている素晴らしい経営者の方も


いらっしゃいますが、一般的には重複する部門などは人員削減


せざるを得ない場合がほとんどです。


  ただ、確証もなく「人員削減はしません」などと言ってしまう方


がいて、これも頭が痛いです。あとで、「希望退職だから・・人員


削減ではない」などといっても相手側としては気力と忠誠心は


萎えてしまいます。人員削減や賃金カットなど悪い話はできる


だけ早めに一気にやってしまうべきです。逆にそれ以降はもう


仲間なのだから苦楽を共にしていけばよいわけです。


一番こたえるのは小出しの人員削減や給与カットです。


先が見えずに気分も暗くなってしまいますよね。

見える化 -M&A 進駐軍になるな

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回威圧


を与えないよう気を付けるという話をしましたが、あと必ず


出てくるのが「進駐軍」や「植民地総督」のような気分になって


しまう人です。やはり、買収された会社の人々というのは


不安です。当然、リストラなどの荒療治をやらないといけない


ことがあります。しかし、口調、態度は気を付けなければいけません。


買収した会社の人は「同じグループの仲間、同僚」であって、


「被占領民」や「現地土民」ではありません。「おまえらの生殺与奪


の実権はすべてワシが握っている」的なことを平気で放言して


しまう人がいるのは頭の痛いことです。しかも、普段おとなしく


てまじめな人が舞い上がってしまい、その手の発言をして


しまうのも驚かされます。以前、買収のお手伝いをしていて


この手の放言で相手側が激怒して流れかけたことがありました。


今思うと、GEなどは買収なれしているというか、その手の教育はきっちり


されていましたね。

M&A -威張っていないようでも

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。昔GEにいたころ


デューデリ部隊の一員として被買収企業の窓もない会議室などに


よくこもっていました。本当に昼も夜もない日々になってしまいます。


あとで、私の部下になった人間がお酒の席で話していたのですが


「かわいさんはとにかくズバズバ切り込んでくるので


恐ろしかったです」と言われました。どんどん質問で切り込んできて


呼ばれた際はビクビクしたそうです。とにかく時間に追われ


みんな緊張感が張り詰めた中でやっていたのでそうなって


しまったようです。言われた時は自分は切れ者だと思われていた


とうぬぼれ、仕方ないよなぁと彼と笑っていたのですが逆の


買収される側になってよくわかりました。


自分が逆の立場になってわかるのですが、デューデリで質問を


うけるのは、悪いことをしてなくても取り調べのようで


嫌なものです。威圧を与えて相手が委縮してしまうのでは


単なる三流だなぁと深く感じてしまいました。


本当の実力者は聞き上手でうまく相手をリラックスさせ必要な


ことを短い時間で的確に聞き出すのですよね。