見える化 -在庫の話その3
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。見える化で
在庫の話をしています。今まで在庫を削減してコスト削減の話
ばかりをしていましたが、欠品のリスクはその反面で考えなけれ
ばならないことです。これは今回の東北大震災とタイの洪水で
日本企業は思い知らされたのではないでしょうか?
ジャストインタイム方式で足りない部分だけ補充するという
やり方はサプライチェーンがスムースに行っている時だけ機能
するということです。災害などの際のContingencyプランを作って
おき、いざというときのバックアップ体制は作っておかなければ
ならないということです。昨日の日経新聞ではトヨタに比べ
日産はいざというときの他の調達手段を持っていたため、
復興からの回復が早かったと載っていました。
ただ、中小企業ではどうやってコスト削減との兼ね合い
でどうこのあたりを構築していくかは自分も勉強しなく
てはならない部分と痛感しました。
見える化 -ある企業での在庫廃棄損の話
見える化経営コンサルタントかわい たかしです。特に注文生産でなく
、見込み生産をしなければならない業種にとっては在庫の管理は重要です。
ある企業であったのですが、営業サイドはとにかく欠品が怖いので
新製品については製造現場に希望的観測の売上にそった予測を伝え、
工場はその予測をもとに製造していました。しかし、新製品がはずれでも、
なかなか営業自身は判断しないので販売中止が決まると大量の廃棄の
山です。営業と製造部門は情報を知らせた知らせないで大ゲンカでした。
第一フェーズとして、在庫廃棄損について営業と製造が半分ずつ責任
を持たせました。それ以降、密な協力がなされるようになり、
その後顧客も入れたSCM(サプライチェーンマネージメント)、
ここでは主に販売、製造情報の共有化に発展しました。
今ではずいぶん廃棄損は少なくなりました。
見える化 -在庫お話し
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。在庫管理で
基本的なことができているかは顧客の倉庫に行けばほぼ直感的に
わかります。整頓状態がよく、製品は壊れたダンボールに入って
いたりはしません。
一番の基本は年齢管理だと思います。いつ在庫になったか
そして今それから何日たっているかです。この日数は見える化
しておく必要があります。何日たったら廃棄という
のは業種によってことなります。コンビニ弁当などはその日に廃棄
しますし、機械部品などは数か月は持っていると思います。
ただ、保管期日を決めてきっちり断捨離することが必要です。
その点が不十分だと入り口である購買、製造の部分もなぜか
甘くなってしまい、気が付くと不要在庫の山です。在庫は
脂肪のようなものです。全くないのは問題ですが、つきすぎると
企業の体力を確実に弱めます。ただ、東北大震災やタイ洪水
の際、トヨタなど体脂肪1ケタ企業は欠品に苦しみました。
適度な脂肪(=在庫)はひつようなのですよね。