見える化 -黒光り企業で働く その7
見える化経営コンサルタントのかわいたかしです。
多国籍企業(主として欧米系)にはエリート育成
プログラムがあります。また、一流コンサルティング
会社のコンサルタントのように若いうちからどんどん
大企業の重要な戦略策定にどんどん参画していた
人間がいきなり幹部として入社します。日本の会社的
感覚には現場感がなくて「事件は会議室で起こって
いる」的な頭でっかちな感があります。しかし、
彼(女)らは厳しい仕事の中で「大過なく」
すごせばいいような環境で育っていません。
かならず、厳しく成果が求められます。したがって、
どんどん現場にも出て行って、自分で手を動か
して仕事をします。
自分もねたみと日本の会社的感覚で最初に彼(女)
らが自分の部下として配属されたときは「実務が
できない頭でっかちはいらないよなぁ」という
感じがありましたが、彼(女)らのプロフェッショナ
ルな仕事の態度に感心しました。自分の新卒のころ
とは段違いです。まだ稚拙なところはあっても
問題を発見して解決していきますし、期限は
徹夜や休日出勤をしても必ず守ります。
ここまで前向きだと自分も前向きにならざるを
えません。
見える化 -黒光り企業ではたらく その6
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
前回述べた、GE(ゼネラルエレクトリック)で採用された若手は
最初は各ビジネスでスタッフとして勤務が始まります
超一流大学を優秀な成績でかつ、課外活動もバリバ
やり、厳しいい面接も乗り越えてきた人間達を部下にもつ
のも複雑な気分です。一方、自分は慶應義塾に中学から
お世話になり、この学校の文化には誇りを持っていますが、
大学の勉強(経済学部)には全く興味が持てずダラダラ
と留年し、多少真面目にやったのはバイトトサークル
くらいという典型的ダメ劣等生でした。公認会計士の
試験も合格しましたが社会人を3年以上やった後なので、
若い合格者でもなく、回り道だらけの人生です。
たぶん自分も残念ながら、彼(彼女)らのような選抜
されたエリートに対し、うらやましさと妬みが交った
感情を持っていた気がします。まわりも「頭でっかち
で実務ができない子を配属されてもね」という声
があったのも事実です。よくマッキンゼーやBCGなどの
一流コンサルティング会社の出身者にも似たような
声がありますが、本当でしょうか?
見える化 -黒光り企業で働く その6
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
今回からGE(ゼネラルエレクトリック)の幹部候補生
プログラムの話をします。
マッキンゼーの育成もそうですが、GEの場合も
若いうちから優秀な人間を集めて徹底的に教育
します。私も東京で面接官をしましたが、面接官
もディレクター職(部長)から選ばれて、インタビュー
をするためのトレーニングも受けなければなりません。
ただ、「選ばれた」面接官の私はたぶん若いころでし
たら書類選考も通りません。
「学歴不問」の募集などが流行り始めたころですが
英語の面接もあるので、「帰国子女で東大法学部卒」
とか「UCLA卒でほぼオールAの成績」などとんでも
ない経歴の学生ばかりです。しかし、3回の面接で
面接官が全員OKを出さない限り採用されないので
このような経歴でも平気で落とします。
次回このようなエリートの人々に対し、自分がどう
感じていたか少し本音を話したいと思います。