見える化 -ブラック企業と黒光り企業 その3
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
少し整理しますが、ここで(現代的)ブラック企業とは
低付加価値(ようは激安)商品、サービスを提供するため
人件費を極端に削減する必要がある産業に存在します。
その手法として、極端なマニュアル化や残業代を払わない
長時間労働、威圧的なマネージメントを使用する企業です。
製造業などでは、代わりに海外に工場を移転したり
機械導入で自働化して乗り切ることが可能ですが、
サービス業などではすべて個々の従業員にのしかかって
きます。従業員のモチベーションはカルト的な社員教育
で洗脳して保つ手法で、社会的にはともかく企業経営的には
一定の合理性のあるモデルです。
黒光り企業は逆に高付加価値(要は利益率の高い)ビジネス
に多く、かつその源泉は特許や規制ではなく、個々の
従業員の提供するサービスにあります。したがって、非常に
厳しく成果をとわれますが、個々の従業員の創意工夫の
範囲は広く、給与などの見返りもきっちり行います。この
違いをもう少し見ていきます。
見える化 -ブラック企業と黒光り企業 その2
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
皆さんの中で「プロジェクトX」を以前視たことがあるかた
は多いと思いますが、彼らの働きぶりを見ていると、3か月間
ほとんど休みなく働いたとか、労働条件だけみると実は
ブラック企業並みです。ただ、誰もこれをブラック企業と
いう人はいないと思います。
自分で問題発見、解決を行うために昼夜問わず、働いて
いるわけで、上意下達で働かされているわけではありません。
ブラック企業の場合は、マニュアル化された仕事をひたすら
大量にかつ短時間に処理することを強要される組織です。
したがって、自分の頭で考える時間も余裕も与えられません。
「365日24時間死ぬまで働け」と某居酒屋チェーンのグループ
理念集にあるようですが、プロの心構えとして何かを成し
遂げるためにはこのくらいの心構えは持っててもよいと
思います。しかし、これは他人から強要されるものでは
決してありません。ましてや、、マニュアル的な作業の中
で言われれば、「君は人間でなくロボットになりなさい」
と言われていると感じますね。
見える化 -ブラック企業と黒光り企業の違い その1
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
先日蟹沢孝夫氏の「ブラック企業世にはばかる」
を読みましたが、その中でブラック企業を肉食系
草食系、グレー系と分類されていました。「グレー系」
が私の言うところの「黒光り企業」で「肉食系」がいわゆる
「ブラック企業」にあたります。ただ、個人的には「黒光り企業(
グレー系)」はブラック企業のカテゴリーの中には
いれたくないところです。理由は厳しいが一流のプロフェッショナル
としてやっていくための重要な経験がつめるからです。
前にGE(ジェネラルエレクトリック)のCAS(コーポレート
オーディットプログラム)を途中で脱落した人間が
HBS(ハーバードビジネススクール)に入学を許される
ように米国では困難な仕事に挑戦した人間は成功しな
かったとしても評価する文化があります。黒光り企業
がブラック企業のカテゴリーに入れられてしまうというのは
実はいったんレールから外れた人間に冷たい日本の
伝統的価値観を表している点では妥当な側面はあると
思います。
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