顧問CFO川井隆史のブログ -258ページ目

見える化 -ベンチャー企業はブラックか?その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


ベンチャー企業は長時間労働で低賃金というブラック


企業的要素はあるかもしれません。ただ、大きな違いは


ブラック企業は「決められた大量の仕事をひたすら長時間


行う」に対し、ベンチャー企業の場合は「新しいことの


ため試行錯誤があって長い時間がかかることが多い」


の違いがあります。結局長い時間働くのだから一緒


じゃないかと思われるかもしれませんが大きく違い


ます。


 たとえば皆さんが2時間同じ姿勢で「気を付け」の姿勢で


立っていなさいと命じられるのと、筋トレや有酸素運動


などの運動を2時間やるのとどちらを選ぶでしょうか?


どちらも疲れるのは一緒です。でも達成感が違うと思います。


 人間も何か新しいことに挑戦して、小さくても成功体験を


積むと元気が出てきます。一方同じことをひたすら消化する


場合は終わってホッとはするでしょうがぐったり疲れるのでは


ないでしょうか?


 ベンチャー企業の場合は結果的に長時間労働、ブラック


企業の場合は予定調和的に長時間、サービス残業でようやく


元が取れるビジネスモデルで大きく違います。



見える化 -ベンチャー企業はブラック企業か? その1

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


たまに、「ベンチャー企業はブラックだ」という話を


聞きます。たしかに、労働時間がとにかく長くて


給料も一般的には大企業よりは安いことがほとんど


です。一方でコンサル会社のように充実した研修


プログラムがあるわけではありません。しかし


長時間労働になる原因がブラック企業とは違います。


 ベンチャー企業の場合、長時間労働になりがちなのは


新しいことにチャレンジしていることにあります。前例も


ないので何をやっていいのかわからない状態からの


スタートです。手探りなので当然効率は悪くて時間が


かかってしまいます。


 自分もベンチャーのCFOをやっていたことは最初は


会社の資金繰りの状態さえ分からず、自分で資金繰り


表を作ったり、顧客に自社のサービスを取り入れたときの


財務的な利点を説明するため訪問したりと、ナイナイ尽くしで


時間がいくらあっても足りない状況でした。


 自分で問題発見・解決をしていかないと業務が回りま


せん。そういった意味ではブラック企業よりも黒光り


企業に近いと言えます。ただ、それほど物事は単純では


ありません。


 


 

見える化 -ブラック企業と黒光り企業の違い その4

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


ブラック企業の社員の場合、カルト的な社員教育


で長時間で比較的単純な労働を強いますから、洗脳


が解けるか、体力が尽きた時点で退職することになります。


ただ、「決められたことを効率的に行う能力」と「根性」


だけが身についたものですから、それが適した職場


というのはブラック企業になります。結果「ブラックから


ブラックへ」の転職になりがちです。また、人によっては


洗脳が解けたショックで精神的に参ったり、体を壊したりと


後遺症が残ります。


 黒光り企業の場合も、常に強いプレッシャーのもとに


あるので、必ずしも一生勤められるわけではないし、


元から終身雇用を全く前提においていない企業もあります。


しかし、問題発見・解決能力や時間管理など、ホワイトカラー


職場におけるサバイバル術があるので、自分で人生を


切り開いていくことができます。


 ただ、世の中の企業で明らかなブラック企業と、黒光り企業


ホワイト企業はありますが、その間のはっきりしない会社


が大多数だと思います。さてどのように考えましょうか?