見える化 -ベンチャー企業はブラックか?その2
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
ベンチャー企業は長時間労働で低賃金というブラック
企業的要素はあるかもしれません。ただ、大きな違いは
ブラック企業は「決められた大量の仕事をひたすら長時間
行う」に対し、ベンチャー企業の場合は「新しいことの
ため試行錯誤があって長い時間がかかることが多い」
の違いがあります。結局長い時間働くのだから一緒
じゃないかと思われるかもしれませんが大きく違い
ます。
たとえば皆さんが2時間同じ姿勢で「気を付け」の姿勢で
立っていなさいと命じられるのと、筋トレや有酸素運動
などの運動を2時間やるのとどちらを選ぶでしょうか?
どちらも疲れるのは一緒です。でも達成感が違うと思います。
人間も何か新しいことに挑戦して、小さくても成功体験を
積むと元気が出てきます。一方同じことをひたすら消化する
場合は終わってホッとはするでしょうがぐったり疲れるのでは
ないでしょうか?
ベンチャー企業の場合は結果的に長時間労働、ブラック
企業の場合は予定調和的に長時間、サービス残業でようやく
元が取れるビジネスモデルで大きく違います。
見える化 -ベンチャー企業はブラック企業か? その1
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
たまに、「ベンチャー企業はブラックだ」という話を
聞きます。たしかに、労働時間がとにかく長くて
給料も一般的には大企業よりは安いことがほとんど
です。一方でコンサル会社のように充実した研修
プログラムがあるわけではありません。しかし
長時間労働になる原因がブラック企業とは違います。
ベンチャー企業の場合、長時間労働になりがちなのは
新しいことにチャレンジしていることにあります。前例も
ないので何をやっていいのかわからない状態からの
スタートです。手探りなので当然効率は悪くて時間が
かかってしまいます。
自分もベンチャーのCFOをやっていたことは最初は
会社の資金繰りの状態さえ分からず、自分で資金繰り
表を作ったり、顧客に自社のサービスを取り入れたときの
財務的な利点を説明するため訪問したりと、ナイナイ尽くしで
時間がいくらあっても足りない状況でした。
自分で問題発見・解決をしていかないと業務が回りま
せん。そういった意味ではブラック企業よりも黒光り
企業に近いと言えます。ただ、それほど物事は単純では
ありません。
見える化 -ブラック企業と黒光り企業の違い その4
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
ブラック企業の社員の場合、カルト的な社員教育
で長時間で比較的単純な労働を強いますから、洗脳
が解けるか、体力が尽きた時点で退職することになります。
ただ、「決められたことを効率的に行う能力」と「根性」
だけが身についたものですから、それが適した職場
というのはブラック企業になります。結果「ブラックから
ブラックへ」の転職になりがちです。また、人によっては
洗脳が解けたショックで精神的に参ったり、体を壊したりと
後遺症が残ります。
黒光り企業の場合も、常に強いプレッシャーのもとに
あるので、必ずしも一生勤められるわけではないし、
元から終身雇用を全く前提においていない企業もあります。
しかし、問題発見・解決能力や時間管理など、ホワイトカラー
職場におけるサバイバル術があるので、自分で人生を
切り開いていくことができます。
ただ、世の中の企業で明らかなブラック企業と、黒光り企業
ホワイト企業はありますが、その間のはっきりしない会社
が大多数だと思います。さてどのように考えましょうか?