顧問CFO川井隆史のブログ -260ページ目

見える化 -黒光り企業で働く

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


GE(ゼネラルエレクトリック)の新卒幹部養成プログラム


FMPについて話しています。


 私のいた当時全世界で2年間のこのプログラムで約


半数は脱落します。そして、このプログラムの終了後


各ビジネスに入る一方、特に優秀な人間にはCAS(コーポレート


オーディットスタッフ)になる権利が与えられます。日本語


だと内部監査人なのですが、よくありがちな重箱の隅を


つつくような形式上のアラを探すような役割ではありません。


これも半年程度で世界各国のビジネスで問題発見、解決を


やっていくコンサルチームです。


 これもスーツケース一つで世界を回り、成果を上げなければ


ならない厳しい世界です。私も、彼らに付き合って1月2日から


一緒に仕事をしたことがあります。このプログラムも厳しさから


どんどん脱落していきます。ただ、脱落と言っても私のビジネス


に来ていた中国人のスタッフは「少し充電したい」と言ってやめて、


HBS(ハーバードビジネススクール)に入学していました。



見える化ー黒光り企業で働く その9

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


GE(ゼネラルエレクトリック)の新卒の幹部候補生養成


プログラム(FMP)の話をしています。


 昔、このプログラム担当の人事のマネジャーと話を


しましたが、日本の大学を卒業した新卒の脱落率が


高いというのを当時悩んでました。研修といっても


ケーススタディに加え、試験もあり当然すべて


英語です。ある年、新卒で採用した2人の東大卒


は研修についていけなくて脱落してしまったそうです。


 日常業務でも、日本の会社のように雑用ではなく


最初から仕事を任せますし、「大過なく」ではなく


成果を厳しく求められます。自分のような、指導担当


マネジャーも厳しく、かつ親身に対応することが求めら


れます。日本人のマネジャーだとこのような新卒の


扱いに慣れておらず、つい雑用ばかり頼んだりして


人事ともめることが当初はあったそうです。


 あるFMPが笑い話として言っていましたが、ある会社


で他部署の人との打ち合わせを終えて、自分の部署に


戻ろうとしたところ、知らない偉い感じの人に会議室から


呼び止められたそうです。「そこの女の子。お茶入れて


くれる?」。最初きょとんとしたそうですが、自分のことだと


気づいてにっこり笑って普通にお茶を運んだそうです。


GEに買収されてばかりのかつ古い体質の会社だったので


多分プロフェッショナルな女性は皆無だったのだと思います。


このように、最初は新卒のエリート養成プログラムは


日本の導入が一番難しかったようです。






黒光り企業で働く その8

見える化経営コンサルタントの川井たかしです。


GE(ゼレラルエレクトリック)のFMP(ファイナンシャル


マネージメント プログラム)という新卒幹部養成プログラム


について話をしています。


 このプログラムの社員(FMP)は半年ごとにGEの各ビジネスを


まわります。そして、財務の部門長が指導担当マネジャーと


なります。私も指導担当マネジャーでしたが当初はやや冷やや


かな眼で見ていましたことは前回お話しました。FMPは必ず


1つは課題を見つけてプロジェクトとしてやらなければなりま


せん。 しかも、業務中または終了後月に何回か研修があり


ます。研修もいわゆるビジネススクール形式できちんと予習


をやっていかないとまったくついていけないですし、ケース


スタディなども多く、宿題も山ほどあります。しかもすべて


英語です。自分も1回インストラクターをやりましたが、


参加者のプレゼンに対し、ガンガン質問して突っ込んで


いくことが求められます。ベテランのマネジャーからすれば


新卒の子の財務分析などは突っ込みどころ満載です。


 あるFMPはしばらくは宿題も入れるとほとんど土日も


休めなかったと言っていました。