顧問CFO川井隆史のブログ -256ページ目

見える化 -ホワイト企業のわなその6

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


ホワイト企業で去る者の地獄を見ましたが残るものの


地獄はこんな感じです。もともと、ホワイト企業がブラック


化するときというのは、以前の高収益のビジネスモデル


が通用しなくなったことが原因です。それは規制緩和によって


新規参入があったり、技術やモデルが模倣されて陳腐化


したなどがあります。


 残った人々はリストラ後の少ない人員でやっていかなければ


なりません。しかも、往々にしてもう通用しなくなったビジネス


モデルのまま、「さぁ頑張れ、成果を挙げないと君も辞めて


もらう」と尻だけたたかれます。要は玉砕するとわかっていて


突撃を繰り返すというパターンです。


 長い労働時間と、結果のでない玉砕で疲弊していきます。


本当は戦略を検討して新しい戦い方をしなければならない


のですが上層部は往々にして過去の成功体験から離れら


れません。これもつらいです・・・



見える化 -ホワイト企業のわな その5

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


ホワイト企業の追い出し部屋で恐ろしいのは、


必ずしもダメ社員が送り込まれるわけではないこと


です。もともと、業績の悪化で必要な削減人数が


事前に決まっていて、その人数に合わせた形で人員を


削減していきます。たいていは最初に希望退職を募る


のですがそこで足りない部分を追い出し部屋などで


補うわけです。最初に人数がありきですから、査定の


非常に悪い人間は選ばれますが、場合によっては


査定がさほど悪くない人間が選ばれる可能性も


あります。たまたま業績の悪い部署に所属して


いるとターゲットになる可能性はあります。


なんで私が・・・」ということは十分あり


得るわけです。

見える化 -ホワイト企業のわな その4

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


ホワイト企業のわなで一番恐ろしいのは、新入社員


のころにホワイト企業でも永遠にそのままではいられない


ところです。


 特に現代は油断しているとあっという間に思いもよらぬところ


からライバル企業が現れることです。たとえば、NTTドコモ、


まだ優良企業で典型的ホワイト企業でしたが、そろそろ


その地位も危うくなってきています。ある程度、KDDIと


ソフトバンクといった競合は想定内だったかもしれませんが


実はスマホの登場により、主導権はあっという間にアップル


に握られてしまいました。


 ホワイト企業は待遇もよく、やめる人もあまりいないので


業績が悪くなると真っ先に人員が余剰になります。そして、


追い出し部屋などで高待遇の中高年をやめさせます。


一方で今まで10人でやっていた仕事を半分でやるといった


仕事の割り振りになってどんどん意図せざるブラック化


になって、去るのも地獄、残るも地獄の状況に


なります。これは「元ホワイトのブラック企業」です。