顧問CFO川井隆史のブログ -245ページ目

見える化 -ブラック企業で働く その7

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


さて、しばらくしてビジネス上の問題点が少しずつ


わかってきました。大きな問題点は社長が肝いり


出始めた事業Vの不振です。あまり、詳しくは述べませんが


いろいろな選択肢を見ましたが、少なくとも現在の


戦略の延長線上で利益が出る体質にはなりません。


 経理部門での人数の多さは、システム導入の失敗


にあることは明らかでした。日本の会計システムから


グローバルな会計システム(オOクル)に乗り換えようと


していたのですが明らかな失敗でグローバルな会計


システムできちんと数字を拾うことができない状態に


なっています。したがって、一部日本のシステムも


併用する形となっていました。


 事業Vについては戦略の見直しか事業撤退か


経理についてはグローバルシステムの改修か


ローカルシステムに戻すかの選択を提言しました。


 社長は3分話を聞いて、激怒して「こんなつまらない


ことを説明しなくてよい。もっと他に何とかする手を


考えて」とヒステリックに怒鳴りました。懸案のV事業部


の事業部長は立ち上げてから2人いましたが、すべて


社長が辞めさせて当時空席でした。副事業部長は精神疾患


系で入院している状況です。噂によると社長に2時間部屋で


怒鳴られて調子がおかしくなったようです。


 人員不足や社長のコロコロ変わる指示で無意味に


長時間労働となり、自分も入社して1か月超で早くもおか


しくなりそうな気分でした。



見える化 -ブラック企業で働く その6

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


わかってきたことが、社長がとにかく気に入らないことが


あるとすぐ切れて部下を罵倒することです。しかも


頭はいいので、感情的になりながらも的確に


相手の弱みを突いてきます。ただ、最近業績が悪化


してきたのでなお一層状況がひどくなってきたようです。


数字が上がらない管理職などは1時間以上も責めら


れるのでだんだん参ってきます。


  自分もしばらくして、当期の利益予測を作成し


社長に見せました。ただ、現状のまま行くと当期


は赤字です。それをみるなり、社長は切れました。


「こんな数字は見たくない。もっとまともな数字もってこい」


私は、「まず社長に現実の姿を見てほしいのです」と話


をしたのですが、あまり聞く耳を持たず、今度は


「私の部署で人数が多すぎるので何人か減らすべき」


など私の努力不足だと責めはじめました。これが


入社2週間程度で起こったことです。月次決算も


やっていないのに経理部門で人が多いかどうかなどは


判断もできません。他の部門は一人ずつしかいないので


部署がなくなってしまいます。頭にきましたが、その時は


我慢しました。

見える化 -ブラック企業で働く その5

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。さて、


入社してすぐに気付いたことは、やたらと鬱や精神疾患


で辞めたり休職したりしている人間が多いことです。


私は管理業務(経理、法務、人事総務など)を統括して


いたのでわかりました。


 そして最初の仕事は東京都労働局に行くことでした。


ざっというと、社長に「全くお前は使い物にならない、お前など


は首だ」と言われてやめたマネージャーが訴えている件


の処理でした。社長は「仕事ぶりを多少強めに叱責したが


そのような事実はない」と言っていたので私もそれを


信じて、その旨主張しました。結局言った言わないですから


解雇予告手当分程度を出すということでまとまりました。


 しばらくして人事のマネジャーが意を決したように


話を始めました。それは社長のいわゆるパワハラの


数々でした。