顧問CFO川井隆史のブログ -243ページ目

見える化 -「不格好経営」南場智子さんを読んで その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


不格好経営を読んで抜群に面白いのは前半の


ドタバタを七転八倒しながら乗り越えていく部分です。


 本人は卑下していますがマッキンゼー出身の方


というのは自身の知人をみても例外なく頭がとても


シャープな人ばかりです。そのような人たちが立ち上げで


これだけ苦労するところに実ビジネスの大変さが伝わって


きます。


 ただ、南場さんご本人のリーダーシップと、とにかく


明るい(cheerful)なお人柄がチームをひっぱていた


のではないかと思われます。普通ならばこれだけ


いろいろ起こるとチーム内で喧嘩だらけで雰囲気が


悪くなってしまいます。強いて言えばなぜそれが起き


なかったのか本の中で明らかにしてほしかったです。


 労働時間的には特に立ち上げはブラック企業


なみですが、目標に対して未開の道を切り開いていく


仕事をしていると、このようなことは起こります。


21世紀型ブラック企業の仕事が舗装した10メートル


をひたすら往復するような仕事とすると、道なき道


を自分で切り開いて進んでいく仕事です。確実に


自分の実力がついていくわけです。


 



見える化 -「不格好経営」南場智子さんを読んで その1

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


先日南場智子さんの「不格好経営」を拝読しました。


 実は自分がGEにいたころ多分日本法人の社長


とお知り合いだったようで南場さんが主要な社員の前


でお話をしてくださいました。正直言うと、マッキンゼー出身


の方が、イービジネスを立ち上げたのでイービジネスの話


を聞こうー2000年くらいの話なのでまだ、イーコマース


の時代がやってきたと言われて頃ですーという企画で


当然まだ南場さんも有名人ではなく、業務多忙を理由に


欠席しようかと思っていたくらいでした。


 お話はちょうどDeNA立ち上げの苦労談とビジネスモデル


の話でしたが、「ビッターズ」については「ヤフオク」との


競合を考えるとあまり魅力は感じませんでした。


 しかし、この本でも前半は抜群に面白いのですが


お話でも立ち上げの話は抜群に面白く、とにかく


非常に苦しい部分を本当に楽しそうに前向きに


語られる姿に心を打たれました。結局、私が


南場さんの話から得たのは、イービジネスの進め方ではなく、


「いつまでも大企業でのほほんとしていてはいけ


ない。一度はベンチャーで挑戦してみよう」でした。


もしかすると自分の人生を変えた講演だったのかも


しれません。


続きます・・・













不格好経営―チームDeNAの挑戦/日本経済新聞出版社
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見える化 -ブラック企業で働く その11

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


社長が逃亡してしまったので入社して半年ばかりの私が


海外の本社と相談しながらリストラをすることになりました。


 基本的には赤字垂れ流しの部門2つの整理でその


人たちには全員辞めてもらうことにしました。かなり


会社もいろいろな意味で傷んでいたので残っていた部門


も細々赤字にならない形でやっていくしかない状況です。


自分の役割もあまりなさそうなので自分もリストラ


を見届けたらやめようということで淡々と、やめてもらう


従業員と話しながら進めました。日本の労働慣行を


説明して、ある程度の退職金は出してよい旨本社から


確約をもらっていたことや、状況を皆理解していた


ようで特に大きなトラブルもなく進み、赤字は出さない


レベルまで持っていくことができました。


 ただ、それから3年後日本撤退がきまり、日本法人


は清算されてしまいました。そのころの部下とは


1年弱の付き合いだったのですが飲み会を


企画してくれ「あのころは大変でしたね」で盛り上がって


います。


 くだんの他社に移った社長は次の会社で2年後くらいに


社員がクーデターをおこして日本法人の米国本社に訴え


辞めさせられたそうです。その後どうなったかはわからなく


なっています。