見える化 -ブラック企業で働く その10
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。結構
社長のパワハラは凄まじかったのですが労働時間的には
彼の思い通りの数字が結果として出ない場合の説明資料の
作成などで終電近くまで働くことはしばしばありましたが
別に毎日ではなく、ブラックというほどではなかったかもしれ
ません。
ただ、業績が悪化しある程度抜本的な構造改革が
必要不可欠なところまできた時期に社長に呼ばれました。
なんと、彼は転職先を見つけて、他の会社の社長の
ポジションを見つけたようです。にこやかに「川井さん
あとはよろしく」・・・でした。これが入社してわずか半年の
間にあった出来事でした。社長レベルの転職は最低半年は
かかるので、まぁ私の入社前から狙っていたのかも
しれませんね。
見える化 -ブラック企業で働く その9
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
社長はとにかく気に入らないと社員を首にしたり
減俸したりするので人事も統括していた私は
大変でした。心掛けていたのは、退職金制度は
なかったのですがある程度退職金を出したりして、
会社も本人も納得できるようにまとめることでした。
社長も退職金については「あんな奴になぜ出さなければ
ならないのか」と不機嫌でしたが訴訟になった場合の
弁護士費用の話をすると、ある程度納得してくれました。
細かく数字で管理して、よく言えば信賞必罰の恐怖政治
で2年くらいは業績が良かったのですが、それに気を
良くして始めた新規事業が大失敗の上に、リーマン
ショックが重なり、いよいよ厳しい状況になってきている
と感じました。
見える化 -ブラック企業で働く その8
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
ついに自分も切れる日がやってきました。将来の
資金繰りでこのままいくとよくない結果になることを
報告した時、また社長から「こんな数字を持ってくるな」
と怒鳴られました。私も堪忍袋の尾が切れて、「とりあえず
真実の姿を見てもらわないと先に進まない。現実を
直視しないならば絶対よくなることはないので、今日で
もう辞めさせてもらう」とやり返しました。
さすが彼もやりすぎたと思ったのか、少なくとも
私に対し怒鳴ったり無理なことは言わなくなりました。
実は本社からも彼の経営手腕に疑問符がつきまじめ
なんとか取り繕うためにも財務部門の協力は必要と
思っていたようです。