顧問CFO川井隆史のブログ -233ページ目

見える化 -ハードワークの心構え その3

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


特に大きな会社になると顧客が不明、そして目指す


ゴールが不明な仕事が実はたくさんあります。


たいてい以前からやることになっていたということ


なのですが、どのような目的でゴールは何なのか


分からない仕事というのは多分無駄な仕事です。


目的とゴールを突き詰めていくと現状よりもっと


詳細だったり別の角度から検討したりしなければ


ならないものもあるかもしれませんが、特に大き目


の会社だと仕事量的に減ることが多いかもしれ


ません。実はハードワークにより、長時間労働に


必ずなるのではなく、付加価値の低い仕事は大きく


減る可能性はあるわけです。

 

以前ある会社の業務本部で週報として20ページ


くらいの業務報告を作っていました。マネジャーと


スタッフ2人でかなりの時間を使ってまとめてい


ましたが、測定指標のうち50%は現状に即してい


ないし、その2人や上長も意味さえ分かっていない


ものでした。当然不要な測定や報告は止めましたの


で業務本部の残業はそれだけで相当減ってしまい


ました。これは単純な例ですが結構、無駄な仕事


をしていることはよく見かけますね。

見える化 -ハードワークの心構え その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


前回仕事をする際は顧客が誰かをきちんと見定める


という話をしました。次は顧客が実際に何を求めて


いるかです。


 たとえば、部下にA商品の購入先についての資料が


欲しいといった場合、最終目的が主要顧客ごとの


利益率であればデータが必要なのは100社取引先が


あっても10社以下で良いかもしれません。しかし、


大真面目に100社全部分析してしまってはいくら時間が


あっても足りません。変に真面目な人は依頼主は翌日データ


がほしくても「3日はかかります」といった返答に


なってしまいます。まぁ当然依頼側もそのあたりは


勘案し指示するのですが、「quick & dirty」(細かい


間違いには目をつぶるので早く出してほしい)なリクエスト


でも細かく拾って積み上げてしまうので残業三昧になって


しまう人は結構います。でも顧客ニーズに合わない仕事を


しても「ハードワーク」ではありません。


 

見える化 -ハードワークの心構え

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


自分が業務改善のコンサルを行うときによく


お聞きする「この業務の顧客は誰ですか?」です。


たとえ、社内向けの報告書であったとしてもXX事業担当


役員とか必ず顧客があるものです。したがって顧客


ニーズというものが必ずあるはずです。しかし、よく


あるのが「以前からずっと作っています」が唯一の理由


で実は業務内容がずいぶん変わって必要ない物かも


しれません。このように誰が顧客かわからないと


目的がわからないものをただ惰性で作っているだけ


になります。このような仕事はいくら夜遅くまでやっていても


「ハードワーク」ではありません。自分の頭を実は全然


つかていないですよね。