第5回:インフルエンザワクチンの「保存剤」
ここまで、ワクチンの 「メリット」「デメリット」をお伝えしてきました。
そのうえで、 私自身はインフルエンザワクチンを打たない という選択をしています。
今日はその理由をお話しますね。
理由① 健康な大人の死亡率はとても低い
インフルエンザで亡くなる方の多くは
高齢者 基礎疾患のある方 体力が落ちている方 です。
健康な大人がインフルで亡くなる確率は極めて低いのです。
理由② 自然回復力を信じている
私は、日々の生活習慣(睡眠・食事・ストレス管理・感謝)で
免疫力を整えることを大切にしています。
そのため、もしインフルエンザにかかったとしても、
数日〜1週間で自然に治ると考えています。
理由③ ワクチンの限界も理解している
・発症予防は4〜6割
・年によって効果に差がある
・毎年接種が必要
これらを理解したうえで、 私自身は「不要」と判断しています。
ただし:これは“私個人の選択”であって、
すべての人に当てはまるわけではありません。
ここが最も大切なところです。
特に、
・高齢者
・心臓・肺・糖尿病などの持病がある方
・妊婦
・子ども
・医療従事者
・家族にハイリスク者がいる方
・受験生
こうした方にとって
インフルエンザワクチンは 明確なメリットがあります。
最後に:大切なのは“恐れ”ではなく“納得”で選ぶこと
医療には正解がありません。
自分の体・生活・価値観に合わせて、
自分が納得できる選択をすることが一番大切です。
そのための判断材料として、 今回のシリーズがお役に立てれば嬉しいです。

