ワクチンはメリットだけで語られがちですが、 「限界」や「デメリット」もあります。
今日は、医師として誠実にお伝えしますね。
デメリット① 発症を完全には防げない
予防効果は 40〜60%。
年によって当たり外れがあります。
でも、重症化予防という大きなメリットは続きます。
デメリット② 副反応がある
よくある副反応は、
・腕の痛み
・腫れ
・軽い発熱
・倦怠感
通常は 1〜3日で改善します。
まれですが、
アレルギー反応やギラン・バレー症候群のリスクもありますが、 非常に低い確率です。
デメリット③ 効果が出るまで時間がかかる
・効果が出るのは 接種後2〜3週間後
・効果の持続は 4〜5ヶ月
そのため、流行前に接種する必要があります。
デメリット④ 毎年接種が必要
インフルエンザは毎年ウイルスが変異するため、
前年の免疫が使えません。
そのため、毎年接種する必要があります。
デメリット⑤ コスト・心理的負担・時間の負担
・3000〜5000円の自費
・病院に行く手間
・子どもや家族分だと負担が大きい
これは実際によく患者さんから聞く“リアルな負担”です。
デメリット⑥ 防腐剤への不安(誤解されやすいポイント)
防腐剤(チメロサール)は科学的に安全とされていますが、
「水銀」というワードから不安に感じる方もいます。
ただし、日本には 防腐剤なし(シリンジ)のワクチン もあります。
まとめ
ワクチンには確かにデメリットがあります。
でも、その多くは、
・一時的
・まれ
・誤解されやすい
という性質のもの。
次回はいよいよ、 「医師・野上徳子は打つ?打たない?」
私自身の選択についてお話ししますね。

