2021年6月6日 Mt.富士ヒルクライム | toyo3の自転車(とランとトライアスロンの)ブログ

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還暦なんて何のその、精神年齢自称20代?? ブルベ、ヒルクライムレース、トライアスロン、マラソン、ジテツー、楽しければ何でもOK!

6日日曜日、今年もMt.富士ヒルクライムを走って来ました。

この時期に大会を開催することや参加することにいろいろ意見はあると思いますが、今回は自分の判断で参加させて頂きました。種々の感染対策を講じた上で開催してくれた主催者、関係者の皆様には感謝しています。

 

今年で17回目となるこの大会、toyo3は2009年から一昨年まで11回連続で参加し、今年は12回目の参加となります。昨年は新型コロナで中止となりましたが、代替の秋の大会に参加したので、これを入れると13回目の参加です。

一昨年までは11大会連続ブロンズ(1:15~1:30)で、一時はシルバー(1:05~1:15)を目指していましたが、ここ何年かは1:27~1:29台で首の皮一枚でブロンズをキープしてきました。昨年の秋の大会は下山荷物を自分で背負って走ったので比較はできませんが、1:38台で荷物がなかったとしてもブロンズからは程遠い状態でした。加齢による脚力低下にコロナで拍車がかかった形で、今回もブロンズは無理だろうと内心では思いつつも、最初から諦めないでベストを尽くそうと臨んだ大会でした。

 

まずは前日5日の受付。富士山パーキングに車を置き、積んでいったロードバイクで前日練習を兼ねて富士北麓公園までくるくるペダルを回します。陸上競技場内の受付でゼッケンやICチップ、参加賞などが入った袋を受け取り、業界各社が出展しているサイクルエキスポ会場で、翌日の携帯用ゼリーやドリンク剤などを調達し、下山荷物を預けて任務終了。富士山パーキングに戻り、車で自宅に帰りました。

 

翌6日、6時に自宅を出発し、7時前に富士山パーキング到着。今年は感染対策で、第4ウェーブ以降は30分幅の時間内でいつスタートしてもよいことになっており、自分のスタート時間に合わせて会場入りします。toyo3は7:45~8:15スタートの第6ウェーブだったので、朝もゆっくりできました。この日も富士山パーキングから北麓公園まで自転車と脚の調子を確認しながらウォーミングアップ。会場には7:20頃到着し、体調チェックシートの提示と検温を済ませて会場入りしました。

 

 

雨は上がっていますが、空は暗く、富士山にも雲がかかっていました。

 

スタート時間を長く取り、各自自分のスタート時間に合わせて会場入りするため会場は空いています。トイレの行列も短かったので、まずはトイレを済ませ、スタート時間まで会場の駐車場の一角をくるくる回っている人達に混ざって自分も5分ほどウォーミングアップ。スタート5分前のアナウンスでスタートゲートの前に集まります。

 

今回もブロンズ目指すつもりで、トップチューブには1kmごとの目標タイムを印刷して貼り付けてあります。

上の写真は下山後に撮ったものなので、雨でインクが滲んでしまっていますが、1:27~1:29台だった2015~19年の5年間の1kmごとのスプリットタイムを平均したもので、フィニッシュタイムは1:28:29でした。なので、このタイムから90秒以内の遅れならばブロンズキープということになります。右側の数字は各区間の平均速度(km/h)です。

 

7:45になり、ゆっくりスタートします。タイム計測は1.2kmほど先の料金所手前からなので、まずは軽めのギヤで体を温めながら走ります。

胎内交差点を左折し、計測マットの上を通過して、計時スタートです。トップチューブの区間速度を見ながら走りますが、1kmの区間でも傾斜は一定でないので、速度は上下に振れるものの、この速度を下回ることの方が多いような気がします。それでも1kmは数秒の遅れで通過。しかし、これ以上無理するとあとでバテそうで、後ろから抜かしていく列車の後ろに付きますが、徐々に離されていきます。

スタート時は見えなかった富士山山頂が見えてテンション上がりますが、ペースは上がりません。

2km以降は、トップチューブの目標タイムとの差が広がっていきます。3km通過時に差は30秒以上に広がり、1kmで10秒の遅れだと24kmで240秒=4分の遅れとなり、ブロンズは無理だなどと計算しながら少しペースを上げますが長くは続きません。5km通過時に差は50秒ほどに広がりました。第6ウェーブの比較的前の方からスタートしましたが、次々と後ろから抜かされていきます。列車の後ろに付いては離され、付いては離されを繰り返します。こんなこと、富士ヒル12回目の参加で初めてです。ちょっと情けなくなります。ぐすん

10km通過時の遅れは2:40に拡大し、ブロンズは諦めました。1kmごとに20秒ずつくらい遅れが広がっていきます。トップチューブの各区間の目標速度では全く走れませんが、それでもダレずにそれなりにベストは尽くそうと気持ちは切らさないようにペダルを回し続けます。

15km通過時で4分以上の遅れに拡大し、もうトップチューブに貼った目標タイムを見ることも無く走り続けます。

20km通過時は6分以上の遅れとなり、1:35も超えそうですが、頑張るしかない! あと4kmなので、ダンシングも多用してペース維持に努めます。

22km手前からの平坦区間は、前を引いてくれる人がいないので単独で加速しますが、40km/hに届きません。前の人に追いつきしばらく脚を休めますが、ペースが上がらないので再び単独で前に出ます。平坦区間が終わり、最後の登り区間、ダンシングとシッティングを繰り返しながらロングスパート。フィニッシュゲートが見えて来て最後の力を振り絞りますが、ラストスパートと言うほどスピードは上がらずそのままフィニッシュ。自己計測1:34:40台で、何とか1:35は切れました。


目標タイムとのタイム差推移

4km過ぎまでは頑張ろうとしたけど続きませんでした。5kmから20kmまででタイム差は1分から6分に拡大。1km当たり20秒遅かったことになります。20km以降タイム差が拡がらなかったのは、余力があったということでしょう。ブロンズギリギリで走っていた一昨年までのときほどには追い込めなかったですからね。

 

1:31~1:32くらいでのフィニッシュだったら、ブロンズを逃した悔しさがあったと思いますが、ここまで遅いと悔しさも感じません。やっばりダメだったという残念感はもちろんありましたが、もともとブロンズは無理だったと思っていたこともあるし、途中大きくダレることもなく現状の実力をほぼ出し切った充実感と走り終わった安堵感、今年も参加できた嬉しさなどポジティブな感情の方が大きかったように思います。

 

ゴール後すぐに、5合目石標の前でお決まりの写真。

順番に写真を撮り終わった人にシャッターを押してもらいました。

 

フィニッシュ直後はまだ雨が降ってなくて、上空に雲は多いものの、いい景色。

 

同じように写真を撮っている人達と写真を撮り合います。

 

 

この後、計測チップを返却し、預けておいた下山荷物を引き取って下山準備を始めたところで雨が降って来ました。

5合目の気温は1℃ということで、下山時冷えないように震えながらアンダーシャツとジャージを着替え、下半身はレッグウォーマーを外してレーパンの上からパッドなしのロングタイツを履き、上半身はウインドブレーカーとレインジャケットを着込みます。

その後、レストハウス内のあまの屋で5合目名物の焼きたてメロンパンを調達。

何年かぶりに食べましたが、なかなか美味しいですね。

自宅土産用の2つはデイバッグにしまいました。

 

メロンパン食べた後は、雨が強くならないうちにすぐに下山します。集団下山開始地点に移動する間、思っていた以上に雨が強かったので、ロングタイツの上にレインズボンを重ね履きしました。

 

10:30 に集団下山開始。アンダーシャツとジャージを着替え、上下レインスーツを着込んでいるので寒くはありません。指先もオーバーグローブ付きのフルフィンガーグローブをはめているので冷たくありませんが、小雨のつもりでシューズカバーは用意していなかったので、途中からシューズの中が浸水し、足先が冷えました。ボランティアの下山隊の方に先導して頂き、危険を感じることなく40分ほどで料金所まで下山。今年は北麓公園に戻る必要がないのでここで解散です。toyo3はそのままスバルラインを下り、富士山パーキングまで戻りました。

 

車に自転車をしまい、車中で全身着替え、帰宅の途に着きます。

今年は下山後の吉田うどんのサービスがなかったので、久しぶりに河口湖駅近くのたけ川 に寄っていきます。

 

ちょうど12時になったところで、店内で10分ほど待って着席。暖かい肉うどん(中)を頂きました。

吉田うどんらしいコシが大好きです。 いつもは回転の速いお店で、ブルベの時も時々寄っていますが、この日は人手が足りていなかったのか、席が空いてから着席するまでと、注文してからうどん提供までちょっと待ちました。このお店は相席が原則ですが、席間に移動可能な仕切り板を置いてフレキシブルに対応しており、コロナを感じさせない盛況ぶりでした。

 

うどんを食べた後は、中央高速で渋滞することもなく帰宅。その日のうちに、年代別順位も発表されました。

 

toyo3のMt.富士ヒルクライム歴代参加記録

 

今年の総合順位は発表された年代別のリザルトから自分で集計して算出しましたが、上位1/2にギリギリ届きませんでした。残念!!

(6/11追記:後日Runnetに掲載された総合順位に修正しました)

 

こちらは、2010年から19年までの1kmごとの平均スプリットに対するタイム差です。

 

ブロンズが途切れたのは残念ですが、ローラー台も持っていないし、実走練習を熱心にやっているわけでもないので、仕方ないですね。一昨年から急に落ちたのは、年齢のせいだけでなく、やはりコロナの影響が大きいと思うので、来年はブロンズは無理としても、今年より少しはタイム短縮したいと思っています。ニコ

 

(6/15追記)

自転車:ロード ANCHOR RL8(2019年), 前50X34T, 後11-28T 11S, ホイール Shamal Ultra, タイヤ700X25C(Continetal Grandprix 4000sII)

 

ウェア:半袖アンダー、半袖ジャージ、レーパン、ニーウォーマー、夏用アームカバー、半指グローブ
下山時:半袖アンダー(着替)、半袖ジャージ(着替)、レーパン、パッドなしロングタイツ、夏用アームカバー、ウィンドブレーカー、レインジャケット、レインズボント、サイクルキャップ、指先カバー付き薄手全指グローブ

 

レース計測区間
 走行距離 23.9km
 走行時間 1:34:45
 速度 Ave 15.1km/h / Max 39.4km/h
 ケイデンス Ave 72rpm / Max 101rpm
 獲得標高 1204m / 最高標高2256m(富士山五合目)
 

レース前後・計測区間前を含む

 走行距離 58.8km
 走行時間 2:53
 速度 Ave 20.4km/h / Max 52.0km/h
 ケイデンス Ave 62rpm / Max --rpm
 獲得標高 1410m / 最高標高 2288m(富士山五合目)


 Strava (計時区間)

 Ride with GPS (スタート~計時区間) 

 Ride with GPS (下山) 

 Relive (スタート~計時区間) 

 

 

6/12追記: 参考に、トップチューブに貼った1kmごとも目標タイムです。主催者が公表している5km毎のブロンズ目標タイムと併記しました。ブロンズ狙う方の参考になれば。。。