つけ麺 繁田 @神戸市灘区 〜「焼豚つけ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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つけ麺 繁田
神戸市灘区(新在家、六甲道)


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【メニュー】焼豚つけ麺
【価格】1380円(豚増し分550円含む)

[訪問時期] 2022年11月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 極太麺(220g位)
[トッピング] (別)チャーシュー、ベーコン、海苔、ネギ、(汁)メンマ、ネギ、柚子、魚粉
[卓上] 七味



帰京前に六甲山の麓で一杯。
兵庫には行きたい店がたくさんあるが、今日はずっとスパコンにプッシュされている此方へ。
新在家駅から六甲方面への上り坂をテクテク、10時半着で2番手。




背もたれ付き椅子で待つ内に、メニューが配布されて事前注文が取られる。
もちろんつけ麺狙い。
朝食抜きだったので、軽い気持ちで「焼豚つけ麺」をチョイスしてみた。



開店時には13名ほど。
事前注文通りの食券を買い、仕切りなし、間隔もちょい狭めなカウンター席へ。




お盆に箸と蘊蓄書きが置かれている。



着席から8分で肉の塊が満載の皿が届き、こんなに食べられるのかと一発で不安になる。
少しして麺とつけ汁が出揃った。




■ 焼豚つけ麺
自家製、茹で時間15分という極太ストレート。
確り茹でてきっちり水締めされ、もちろんかなりのコシを感じるが、それ以上に弾力性とモッチリ感が際立っている。
滲み出るような微甘混じりの小麦風味。
紛れもなく一級レベルの麺だと思う。



ドロッと粘度高いつけ汁は、いわゆる豚魚なのだが、重厚な動物系出汁やや優勢で甘酸味を抑えた硬派なバランス。
無添加とは思えないほど旨味たっぷりで、個人的にはかなり好みの部類ですよ。
バランスが良いのでしょっぱい感じではないけど、極太麺にも容赦なく絡みまくるから、半分ほど浸ければ十分。
それでも、元々少なめな量が見る見る減っていき、並盛りでこうだから、大盛りにすると結構気を遣いそう。
120㏄350円でスープ増しも設定されている。




因みに麺は極太かつ長めなので、ひと口で啜りきれるのは5本ぐらいが限度かな。
それ以上だと口に収まりきらない(笑)
汁中にはサクコリ食感の太メンマが2本、他は薬味類でスッキリしている。



さて、肉皿。
想像と異なる宮崎ポークの塊肉が4つ、これはチャーシューじゃなくて正に焼豚って感じ。
トロッとした脂身が差したものと、軟らかく旨味の詰まった赤身が2個ずつで、間違いなく絶品。
ベーコンもブロックとちょい厚が1枚ずつ。
直前に炙られたらしく、脂がジュワッと浮き出て燻製香も引き立った感じで、これも超旨い。
但し量が凄くて二郎系に負けない破壊力があるので、後半食べるスピードが落ち、ちょっと肉増し的な中途半端な気持ちで注文したことを後悔した。
跡から気付いたが、肉の下には海苔が2枚と刻みネギ。




かなり腹に来ていたけど、せっかくだからスープ割りもお願いしてみた。
女性スタッフが対応してくれて、ここで初めてレンゲ付きでリターンバック。
新鮮な魚介感が優勢に立ち、慣れていた柚子の香りももう一度引き立つ感じで、爽やかにフィニッシュした。



■ 感想など
関西で豚魚を食べるのは初体験ですが、さすがの実力店。
粘り腰の自家製麺、バランス良いつけ汁、何より破壊力満点の豚&ベーコンが印象に残りました。
肉増しは、私みたいな小食オジサンには相応の覚悟が必要です。
さて、此方をクリアした後、スパコンはどの店を推してくるでしょうか。

ご馳走様でした。