本質の目 / 東京-関西間格安移動・高速バスの旅

本質の目 / 東京-関西間格安移動・高速バスの旅

世の中で誤解されていることを明快に説明します。また、高速バスを中心に、なるべく費用をかけずに長距離移動する体験談を書きます。

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けして、小池都知事個人の批判をするつもりはない。

また、発言の内容自体にクレームを申し上げる意図もまったくない。

しかし。

 

知事の2020年3月30日の会見で、以下のような趣旨の発言があったと報道されている。

 

>感染経路が不明な症例のうち、夜間から早朝にかけて営業しているバー、ナイトクラブ、酒場など接客を伴う飲食業の場で感染したと疑われる事例が多発している。

>都民にはこうした場への出入りを控えていただくようお願いしたい。

 

はっきり言って、中途半端で意味がわからない。

「バー、ナイトクラブ、酒場など」(以下、酒場などとします)行くのはよろしくないということは、賛同できる。

ただ、なぜ、こんなはっきりしない表現をするのか大いに疑問だ。

また、なぜか客に行くなと言っておこいながら、営業する側には何も言及しないのか。そこも大いに疑問だ。

 

客に自粛を求めれば、客がいなくなった酒場は、営業が続かないから自主的に店を閉めるしかない。

自主的に店を閉めるのは自分の責任じゃない。そうとでもしたいのだろうか。

 

でも、これでは、店にとっては真綿で首をしめるようなものだ。蛇の生殺し状態だ。

しかも、店がやっている以上、行く人は行くだろう。コロナ対策としては、まったくの中途半端だ。

どっちつかずの状態で、コロナは微増を続け、自粛期間がいたずらに長引くだけだろう。

やるなら徹底的にやるべきだ。そしてできることなら短期間で効果を求める。

なぜそうしないのか?

 

「酒場等の営業は即刻中止するようお願いしたい。」

「都民は、一切いかないようにお願いしたい。」

そう明確に言えばいいだけだろう。

 

それだけではない。

仕事は可能な限りすべて在宅勤務。

買い物は、生活に必要な物資を求める場合のみ。可能な限り宅配利用。買占め不可。

外出は緊急の場合を除き一切禁止。

期間はゴールデンウイーク明けまで。

さらには、例外的に外出可能なケースのガイドラインを示す。

たとえば、葬式はOK、結婚式は延期。在宅でどうしてもできない仕事は通勤OK。通院はOK、のように。

このくらい明確にすればよい。

 

どう考えてもおかしいのは、学校を3月から休校にしているのに、それ以外の制約を課してこなかったことだ。

子供たちにとって、休校がどれくらいの損失であるか、子供たちの立場で考えたことはないのだろうか?

3月1か月休校にしたうえ、4月もまた休校にするつもりなのか?

子供たちに大きな負担を課しておいて、大人は中途半端な対策しかとらず、その間、コロナは微増を続ける。

これでは、子供たちの苦労が報われないではないか。


はっきり言って、今回の都知事の会見は「責任逃れの中途半端」としか言いようがない。

これが、3月の半ばならしかたない。しかし、もう4月。休校して1か月。

オリンピックの延期も決まった。

 

いつまでもだらだらと中途半端な自粛を続けるのはだれにとっても好ましくない。

効果があろうとなかろうと、やる以上は徹底する。徹底してやってそれでだめなら延長する。

そして責任の所在は明確にする。そうすることで本気を示す。

それがリーダーの務めだ。

 

リーダーは、自ら、「本気を示す」べきだ。でなければ、誰もついてこない。

今日は、病気の定義とは? というお話をさせてください。

なんのためにそんなことを言いたいのかは、後ろのほうに書いてあります。

 

ただし、私は医者ではないので、お医者様方が、どのように定義されているのかは知りません。

また医学部の学生が大学でどのように教わっているのか知りません。

ただ、わかっていることは、現在、病気を適格にとらえた定義が存在していない、ということです。

 

さらに言えば、我々素人、要は医者から診察を受ける側は、医者の定義とはまた別の定義を持っていてもよいはずです。

世の中に定義は1つしかないと決める必要はありません。

立場が違えば、定義も変わるかもしれません。

医者には医者の定義があるかもしれません、患者にはそれが適切な定義であるとも限りません。

患者には、患者にとってわかりやすく使いやすい定義があってしかるべきです。

それを考えてみようというのが、今回の目的です。

 

ちなみに、Wikipediaを参考にします。

 ※ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%85%E6%B0%97

この中にも、いくつかの定義があって、代表的なものをいくつか要約すると、以下になります。

1.辞書的には、「人間や動物の心や体に不調または不都合が生じた状態」

2.定性的な定義では「本人あるいは周囲が心身に不都合を感じ、改善を望むような状態」

3.医療から見て「心身に不調あるいは不都合がある状態のことであって、いわゆる医療による改善が望まれるもの」

また、これ以外に、病気を、異常と正常の線引きとして、統計的に判断しようという定義もあります。たとえば

4.全体の5%以下しかない状態を異常と判断して病気とする。

 

自分として一番わかりやすいのは、3番目です。

しかしこれも、自分にとって、十分な説明とは思えません。

しかも、Wikipediaの中でも、この定義に対して、

 

>医療とは病気を治すものであるから、病気の定義に「医療」を用いるのは一種の循環論法となりうる。

>また、病気には医療を必要とせず治癒するものも多いので、その意味でもかなり問題のある定義である

 

という説明があり、この定義にも疑問を呈しています。

 

お医者さんの定義はともかく、医者でない一般人にとって、どのような状況が病気でしょうか。

自分は、以下のように考えます。

 

病気とは、

1) 心身に関することに問題があり

2) 自分または周囲が困っていて、もしくは、このまま放置すると将来困ったことになると予想され

3) 自力では解決できない状態

 

この定義の特徴は、以下の3点です。

・困っているのは、自分自身の場合もあるし、そうででなく、周囲が困っている場合もある。

 もちろん、両方の場合もある。

 (これは、上記のWikipediaの定義にも記載はありますが、大事なことなので、ここに掲げました)

・現在困っているだけではなく、将来困るだろうと予想されるケースも含む。

・「自力で解決できない」という項目が含まれている。これが重要な要件となる。

 

実際、自力で解決できない場合、医療の力を借りるのが普通なので、

この定義も、Wikipediaの定義である「医療による改善が望まれる」と大差ないのですが、

この表現であれば、すくなくとも、循環論法にはなっていません。

また、風邪のように、病気であっても、時間がたてば自然に治ってしまうものは、

一見、この定義に当てはまらないとはなりますが、

風邪を引いた時点で、いろいろな症状に苦しんで、困っているということ自体は該当しますし、

・医療にかからないと、正確には将来困るかどうかも判断できない。

・将来こじらせて治らなくなり、困る場合もある。

・現時点ですぐに治すことはできない。

 

という状況から、自力では(すぐに)解決できない、とこじつけることにします。

そして、原則、「自力で解決できない」から、医療の力を借りるしかない、となります。

また、自然に治ってしまうような軽いケースは、あまり深く考えなくてもよいとも思います。

 

ところで、なんで「病気とは?」などという定義をしようとしたのか。

いまさらですが、ここで説明します。

目的は、我々が日常で、自分は病気なのかどうか、と悩むケースがあります。

そのとき、どう考えればいいのかというのを、明確にすることが目的です。

 

・たとえば、「鬱は病気? それとも甘え?」という議論をよく耳にします。

 これに対して、今回の定義を使えば、明確な回答ができます。

 

・たとえば、障害を持っている人が、「これは障害(病気)? それとも個性?」

 という疑問を抱いて悩むことがあります。自分は病気(障害)ではないんだ、と主張したい場合があります。

 そういったときの考え方も、上記定義で明確になります。

 

・医者にかかることを拒否したいケースもあります。いったい、医者に行くとなにがいいのか?

 なんのために医者に行くのか。医者は自分に何をしてくれるというのか。

 特に、心の病気の場合、そのような疑問がわきます。それに対しての回答も、上記定義でわかります。

 

・たとえば、「医者に行くと、病人というレッテルを貼られるだけで何も得るものがない。」と言う人がいます。

 勝手に診断名をつけて迷惑だ、と思われている方もいるでしょう。

 そう主張する人の悩みや勘違いを論理的に説明することもできます。

 

・よく、「病気を言い訳にしてさぼる」という非難を聞きます。また、「病気だから仕方ない」という風潮もあります。

 これらがどういうことなのかも、今回の定義を使えば、明確になります。

 

こういった問題に対して、実際にどのような説明ができるのかは、また次回以降でお話いたします。

昼から神戸方面で仕事があったので、前日の夜から夜行バスで移動しました。


【年月】2015年11月
【曜日】平日
【時間帯】夜(夜行)


【移動地点】東京→神戸三宮

【移動手段】高速バス(夜行)
【便名】VIPライナー:ロイヤルブルー号
【運行会社】平成コミュニティバス株式会社(平成観光)



ロイヤルブルー


【バス仕様】3列独立シート、8列、トイレなし、1階建、窓際の席はプライベートカーテンあり


【行程詳細】新宿23:45発→神戸三宮08:30着(予定)
 乗車地(新宿):VIPライナー専用ラウンジ集合(新宿西口郵便局そば)
 降車地(なんば):三宮駅から徒歩5分くらいの路上

【経由地】
 出発後:なし
 到着前:京都、梅田


【予約日】乗車前日
【予約サイト】楽天トラベル
【料金】4500円
【座席】3列シート進行方向左側の窓際の席。前後は真ん中のあたり。

【混雑度合い】3席くらい空席あり。


【降車前の過ごし方】VIPラウンジでのんびり。

【降車後の過ごし方】そのまま仕事へ。

【節約】新幹線なら約15000円のところ、バス代=4500円で、約10,000円の節約。


【予約の状況】

仕事は神戸で昼ごろからの予定でした。
当日の朝の新幹線でも何とか間に合うし、前泊してもよかったのですが、高速バスで移動してみました。


当初、大阪までバスで行って、大阪から神戸は電車で行けばいいと思っていたので、大阪行きの条件で検索しました。
乗車日前日の予約でしたが、楽天トラベルでは、多数の便に空席がありました。


例によって、一番安かったのは、ウエルカムライナー3500円(1+2シート)でしたが、残席が少なく、窮屈そうだったので、パス。
他にも選択肢はありましたが、①3列独立シート、②新宿発、③関西到着が比較的早めの時間という条件で、VIPライナーのロイヤルブルー号を選択しました。
たまたま選んだのですが、この便は、最後神戸三宮まで行く便だったので、終点まで乗りました。


なお、予約は、楽天だけでなく、VIPライナー専用サイトでも予約可能でしたが、VIPライナーのサイトのほうは、指定席のみで、楽天は自由席。専用サイトのほうが割高(確か最低でも5200円?)だったので、自由席でいいと思って、楽天で申し込みました。


【割り当て座席】

低料金の自由席を購入したので、席は真ん中の列(安い席)が割り当てられることを覚悟したのですが、なぜか窓際の席が割り当てられていました。ここまではラッキーでしたね。


【ロイヤルブルー号の特徴】

ロイヤルブルー号の特徴はなんといっても、縦8列の足元ゆったりタイプであること。
実際、座席に腰掛けて、足を伸ばしても、前の座席につかえません。
ただ、VIPライナーのいいところというか、個人的には嫌いなところですが、座席や足元に何かと物が置いてある。
足置きのつもりなんでしょう。高さも奥行きも15cm以上ありそうな木の箱が、足元に置いてあります。
はっきり言って、自分には邪魔以外の何物でもない。
身体の小さな女性には、足置きとして重宝するでしょうけれどね。
なんで広い足元をわざわざせまくするんでしょうか。

しかも、シートカバーも5cmはありそうな厚手のもの。

座り心地をよくするためのサービスなのはわかりますが、はっきりいって、座りにくいのひとことです。

しかも、これでさらに空間がせまくなっている。
座り心地は悪くなるは、空間はせまくなるわで、せっかくの8列タイプが泣いてますよ、VIPさん。

邪魔なので、足置きはどけてしまいました。

【混雑状況】

混雑状況ですが、空席が3席くらいありました。一番先頭のシートを空席にしていたようです。

できえば、自分はそこに座りたかったですよ^^

一番前の席が好みです。

文句ばかり書いてしまいましたが、VIPライナーには、専用の待合室(VIPラウンジ)もあり、乗車前の時間つぶしに居場所がなくて困ることもありません。
ゆったりとした8列シートで、快適な東京神戸の移動となりました。


【乗車後】

ひとつこの日残念だったのは、自分は最終乗車値の新宿から乗ったのですが、その前の停留所で乗車した客が自分のひとつ前の座席にいて、すでにシートをフルにリクライニングしていたこと。
まったく、マナーを知らない客はいるんですよね。

後から乗ってくる人が乗り込む際に迷惑だということに気がつかない。
ひとこと言ってもよかったのですが、無駄なトラブルは嫌だし、8列シートのスペースの余裕で、フルに倒れてもまだ空間には余裕があったので、今日は黙ってました。


次回同じことがあれば、ひとこと
「おくつろぎのところ申し訳ないですが、発車まで一時的にシートを戻していただけませんか?」
と言ってみたいと思います。


【乗って気づいたこと】
乗ってみて、今更ながら、気がついたことが2つありました。


3列独立シートの場合、通路が2か所になるのですが、大抵のバスでは、2つのうちの1方が広く、1方がせまいことが多いです。たいていは、トイレの面している通路が広く、そうでない通路はせまいです。
ロイヤルブルー号の場合、トイレがないこともあってか、通路は2本とも、ほぼ同じ広さ。若干、運転席側の通路が広いかな、という程度でした。
いわば、両方ともせまい、ということですね。


もうひとつ。3列独立シートの場合、真ん中の列よりも窓際の列のほうがよい席だと思ってましたが。
必ずしもそうでないことに気がつきました。
ロイヤルブルー号の場合、真ん中の席は両側にひじ掛けがあります。
窓際の席の場合、通路側には当然ひじ掛けがありますが、窓側にはひじ掛けはなくて、いきなり壁です。
つまり、幅方向にせまいのです。
痩せた方には、あまり関係ないかもしれないですが、体格にいい人間にとっては、窓側がせまいです。
圧迫感があります。
真ん中の列は両側が空間で開放感がありますね。
3列独立シートの場合、通路が2つ必要なので、座席の幅はどうしても狭目になりますね。
同じ3列でも、2+1シートのほうが、ゆったりしてます。


【降車前のこと】

この日、降車場所として、最初に京都に停車。時間は6:30くらいだったと思います。

次は大阪で7:30くらい。

過去の経験では、最初の降車場所に停車して、乗客が降りたあとも、もう一度カーテンを閉め切って消灯することが普通でしたが、というか、過去の経験では、どのバスも必ず消灯していましたが、なぜか、この日のロイヤルブルー号は、最初の降車場所の京都で客を降ろしたあと、室内のライトを半分つけたままでした。


最初、消し忘れ?と思ったのですが、大阪で客を降ろしたあともやはり半分付けたままになっていたので、消し忘れではないかもしれません。

これは、初めての経験でした。


ライトがついているので、スマホやパソコンを使っても問題ありません。(消灯中は、光を発する機器の使用は不可)

なので、6:30以降は、パソコンで遊んでました。これも、自分には都合よかったですね。


【降車地・三宮】
神戸に下りたのは、20年ぶりくらいでした。三宮はハイセンスな街なのだと思いますが、降車したあたりは、けっこうこてこてした下町風の駅前商店街で、関西独特の香りを感じました。
なんとなく、ノスタルジックな印象を受けました。それはそれで楽しかったですね。

VIPライナーというブランド名の高速バスがあります。
平成コミュニティバス(株)が運行しています。


このブランドは、便数が多いです。

東京大阪間だけでも、1日10便以上運行しています。

女性専用車もあります。
ツアーバスから移行した夜行バスの中では大手のほうだと思います。
自分もよく利用しています。


VIPライナーには、他のブランドにない、いくつかの特徴があります。


【VIPライナーの特徴】
①VIPラウンジという独自の待合室を持っている
2013年7月の改正以降、単独で、もしくは、何社か共同で待合室を設ける高速バス会社も増えましたが、2013年7月以前は、ほとんどのツアーバスは、待合室などなく、乗客は、路上などに集合して、係員や運転手がその場で受付してました。

新宿だと、週末の夜のスバルビル前の歩道周辺は、高速バスを待つ人たちでごった返していました。
ところが、VIPライナーだけは、2013年7月以前から、独自で数か所の待合室を持っていて、受付もそこでしていました。
今ももちろん同じです。


VIPライナーが停車するすべての乗降場所にラウンジがあるわけではないですが、主だった場所にはラウンジが設けられています。

自分の知る限り、東京2か所(東京駅そば、新宿)、名古屋、京都、大阪2か所(梅田、なんば)の6か所あります。
けっこう、維持するための経費がかかっているのかな、と思いますが、バス料金はそんなに高くないです。

何か裏ワザでもあるのでしょうか。


なお、VIPラウンジは受付所兼待合室ですから、受付カウンターとイスは当然ありますが、その他に、以下の設備があります。
・給湯器(ドリンクバーと称しているが、水、お茶、コーヒーと味噌汁だけ)
・トイレ、着替えブース、化粧スペース(女性用)
・充電可能

・簡単な売店


この待合室は、バス乗車前に使用できるだけではなく、到着後も使用可能なので、早朝に目的地に着いて、時間をつぶさなければならないとき、居場所に困ることはありません。
ただし、横になって仮眠できるようなスペースはないです。(有料で仮眠可能なラウンジもあるらしいが、自分は使ったことがない)


②チェックインと同時に座席表のついたチケットが発行される
たいていの夜行バスは、バスに乗車するときに、座席の位置が知らされます。
しかし、VIPライナーの場合少し違います。
ラウンジで乗車するときに限りますが、ラウンジにチェックイン機があって、チェックインすると、座席表のついたチケットが発行されます。それで自分のその日の座席がわかるのです。


ついでに言うと、VIPラウンジから乗る場合のチェックは、3重ですね。

まず、ラウンジについたとき、チェックインしてチケットを発行。

次に、出発前にカウンター前でチケットのバーコードを係員が読みとる。

さらに、バスに乗る時に、運転手がチェック。3回もやります。

③独自の予約サイトで座席指定が可能
VIPライナーだけの特徴ではありませんが、予約は、楽天トラベルでもできますし、VIPライナー専用の予約サイトでもできます。VIPライナー専用のサイトでは、(全便ではありませんが)3列シートを中心に、座席指定が可能です。
ちなみに、同じバス便であっても、座席位置によって料金が違います。


④いろいろな座席タイプのバスがある
VIPライナーの座席タイプは、便ごとに全部異なるのではないかと思えるくらい、いろいろなタイプがあり、全部ばらばらで統一性がありません。
3列シート、4列シートがあるのはもちろん、同じ3列シートでもいろいろ。
・トイレあり、トイレ無、
・3列独立、1+2シート
・縦も7列から11列まで
・通常シート、電動リクライニングシート(楽延びシート)
などさまざまで、しかも、同じバスの中に、通常シートと電動リクライニングシートが混在している便もあります(当然、料金も異なる)


⑤バスのシートに物がたくさん置いてある
便によって異なりますが、バスのシートにいろいろなものがコテコテ置いてあります。
腰あて、肩あて、足置きの台など。
はっきり言って、自分にはどれも必要ないので、邪魔なだけです。
ただでさえ狭い車内スペースを余計に狭くしてどうするのか、と思います。
無駄なサービスですね。


⑥一斉リクライニング
夜行バスの場合、シートはかなり深くリクライニングできる場合があります。
しかし、いきなりリクライニングされると、後ろの人は迷惑です。
かといって、いちいち後の人に「倒します」と断るのもこれまた面倒です。
そこで、VIPライナーでは、リクライニングは、消灯の直前に全員が一斉に行うというルールになっています。
なので、消灯する前は、あまり座席を深く倒さないようにと指示されます。


一斉リクライニングのやり方は、たいてい、消灯の前に、車内で、いろいろな注意事項を説明するビデオ(または放送)が流れるのですが、その最後に、リクライニングするようにとのアナウンスが流れます。

実は、自分はVIPラインナーの一斉リクライニングが嫌いです。

一斉にリクライニングすること自体はトラブル予防のため、いいことだと思うのですが、アナウンスが嫌い。
というのは、アナウンスが、
「それでは、皆様、シートをフルに倒してください」と言うのです。
別に、フルに倒せといわなくても、自分の好きな角度に倒せばいいと思うのですよね。

なんでわざわざ、フルに倒せと言うのでしょうか。

これじゃ、フルに倒さないといけないみたいだし。
フルに倒さなくてもいいと思っている人までフルに倒すだろうし。

余計なひとことです。極めて個人的な意見ではありますが。


⑦サービスエリアの休憩時に、乗客の昇降をチェックする

サービスエリアで休憩したときに、我々客がバスから降りるときは、係員が、客1人1人に首からぶら下げるカードを手渡してくれます。

カードには、乗っているバスのナンバープレートが記載してあるので、自分の乗ったバスがわからなくなったとき、便利です。

さらに、このカードは、バスに戻ったときに回収されますので、戻ってきていない乗客がいないかのチェックになります。

係員の人は休憩中バスのところにずっと待機していなければならないので大変と思いますが、よいやり方だと思います。


といういくつかの独自の特徴があります。


【車両】
車両は、車体にVIP LINEARと書かれたバスが多いです。
色は青/水色系が多かったように思いますが、便によって全然異なります。


vip

また、バス便によっては、別の愛称がついている便もあり(たとえば、グランシアとか、アクアスターとか)、そういう便は、愛称が車体に書かれていたりもします。


【座席タイプ】
上述のように、便によってさまざまです。


【サービス】
ブランケットの貸し出しあり。
座席にコテコテといろいろ置いてあるのが個人的には嫌いです。
先日利用した名古屋東京便では、座席全体が厚さ数センチ以上あるマットで覆われていて、そのため、深く腰掛けることができませんでした。
脚も十分伸ばせないし、非常に座り心地が悪くて、腰を痛めてしまいました。
別の便でも、足元にでかい足置きが置いてあったりして、せっかくの足元ゆったりの座席をわざわざ狭くしてしまっていました。

いったい、何を考えているのかと思います。
身長が低い人には足置きも便利かもしれませんが、体格のいい人には邪魔なだけですよね。
サービスが何たるかを取り違えている会社です。


【予約・座席指定】
予約は、独自サイトのほか、楽天トラベルでも可能です。
独自サイトでは座席指定ができます。というか、出発の終日前の予約では、座席指定が必須です。(たぶん)
出発数日前から、「間際割」というのが設定され、これは逆に座席指定ができません。

 

一方、楽天トラベルで申し込む場合は、座席指定は一切不可です。
楽天トラベルの価格は、(ほぼ)一番安い座席の料金に設定されているので、専用サイトで申し込むよりも安い場合もあります。
また、料金は、日によって変動するようですので、うまいタイミングで予約できれば、かなりお安く購入することができます。


【利点欠点に関する個人的意見】
あくまで個人の好みですが、このブランドには好きなところと嫌いなところがあります。

嫌いなところ
①座席に余計なものがたくさん置いてあって、狭いし、座り心地が悪い。
②いっせいリクライニングのときに、「シートをフルに倒してください」と言うのが嫌い。


好きなところ
①ラウンジがあって、乗車前の時間調整が楽。
②予約の際に座席指定ができて、しかも、シートによってはかなりお安い席がある。
③他のブランドと比べて、料金に割安感がある。
  
というわけで、痛し痒しなのですが、便数が多いこともあって、個人的にはよく利用するブランドです。

基本的に、一番前の席が安く予約できそうなときか、他によい便がみつからないときは、このブランドを利用します。

ウェルカムライナーというブランド名の夜行バスがあります。
中央交通バス株式会社が運行している便のことです。

3列シートの東京-大阪間は、毎日1便ずつ運航しています。


ここ3、4年、自分は、東京-大阪間の夜行の移動では、このバスを使うことが一番多いです。
数えてみたら、なんと


2015年4回
2015年9回
2015年8回
(東京→大阪、大阪→東京の合計乗車回数)
ずいぶんとお世話になってます。まさに、ウェルカムライナー様様です。


よく使う理由は、極めて単純です。

一番には、料金が安いから!です。
運がよければ、片道3500円で3列シートに乗れてしまいます。

といっても、いつでも3500円で乗れるのではありません。

日によって価格は違います。

まず、安いのは、月火水木出発便限定です。
金土日出発便はやや高いです。
また、月火水木出発便でも、発売開始から3500円ではありません。


自分は楽天トラベルで申し込むことが多いですが、発売開始時点では、5000円以上です。
出発日直前まで売れ残っていて空席が多いと、3500円に値下げしてくれるようです。
もちろん、3500円まで下げないこともありますし、下げる前に売り切れる場合もあります。


他にもよく利用する理由はあります。

大阪、東京ともに到着時間が早いことです。

特に、東京到着が早いのは、その日朝から仕事のとき、大変助かります。


さらに、シートがあまり深く倒れないのも自分の好みです。

前の人が深く倒してくると自分は嫌なので。


自分がこの便を使うときは、空いている日が多いです。

3列シートの2列側になっても、隣の席が空いていれば天国ですね。

ついでに前の席が空席だとさらに天国で、温泉気分です。


【車両】
車両は、車体にSKYLINEと書かれた2階建てバスで運行することがほとんどです。
いまだかつて、2階建て以外の車両に当たったことはありません。

この車両の由来はWikiに書かれているので、そちらをご参照ください。



ウエルカム2

座席は1階と2階の両方にありますが、自分は1階には当たったことがないので、自分は1階の様子はあまりよくわかりません。

1階は、エンジンルームと同じ階で、荷物置き場もあるので、乗り心地はあまりよくないと言う評判です。
座席数は5席か6席だけのようです。


ウェルカムライナーは、座席指定はできず、バス会社が席を割り振りますが、満席でない限り、1階は使わないようです。


2階は、1席+2席タイプの3列シートです。

前後は全部11列。

11列と聞くと多いようですが、2階には運転席がないので、バスの一番前から後ろまで使って11列です。

これは、通常のバスの10列シート相当であり、足元は、わりとゆったりしています、


2階の座席の合計数は、階段部分もあるので、全部で31席だと思います。

プライベートカーテンはありません。

天井が低いので、背の高い人は立つと頭がつかえるかもしれませんが、座っている分には何も問題ありません。

シート(座席)は、あまり豪華ではありません。
ひじ掛けはプラスチック。
リクライニングも深くない(自分はそのほうがありがたい)。

でも、座っていて不快なことは、自分はありません。


車両はトイレ付で、トイレは1階にあります。運転席も1階です。
荷物置き場も1階ですが、あまり広くないようです。


このバスの問題点として窓際のカーテンが薄いことがあります。外の光が漏れてきます。
夏などは、朝になると車内は明るくなりますし、締め方がいい加減だと、夜もライトが漏れてきます。
自分はあまり明るさは気にならないので、どうでもいいです。


【サービス】
ブランケットの貸し出しはあります。
以前はなかったですが、おそらく2013年の改正以降、座席にブランケットが置かれるようになりました。

自分はめったにブランケットは使わないので、これもどうでもいいです。


【運行】
運行は、

大阪便 ディズニーランド→東京駅→新宿→→京都→梅田→心斎橋
東京便 心斎橋→梅田→京都竹田→→新宿→                                                         東京→ディズニーランド

です。
以前は、横浜に停まってましたが、改正後は停まらなくなりました。

また、関西では、以前は梅田ではなく新大阪でしたが、今は新大阪には停まりません。

また、以前は京都の停車場所がJR京都駅八条口でしたが、今は竹田駅となっています。

自分は京都にはめったに降りないので、あまり関係ありません。


【予約・座席指定】

自分は、予約は楽天トラベルを使います。

座席指定はありません。


今後も、3500円の低価格を継続してくれればありがたいですね。


2013年7月31日は、高速バスを長年愛用してきた者にとって、忘れられない日付です。
国土交通省自動車局による制度改正により、この日を境に、高速バスの世界が大きく変わったからです。

皆様ご存じとは思いますが、どう変わったか、ざっくりと簡単に説明しますと。

改正前には、高速バスには2種類ありました。

①乗り合いバス(路線バス)
②ツアーバス

この2種類です。

これが、改正後には「③新乗り合いバス」に1本化されました。


①乗り合いバスとは、要するに、定期路線バスのことです。
JRバスとか、小田急バスとか、国際興業バスのような、地域で路線バスを運行しているバス会社が走らせている高速バスです。
予め決められた時刻表通りに、定期的に、決まった料金で運行するのが特徴で、路線バスですから、途中停まる地点には、停留所もちゃんとあります。時刻表はJRの時刻表に掲載されています。


一方の②ツアーバスは、扱い的には、旅行会社などが企画するバスツアーと同じものです。たとえば、「バスで行く紅葉めぐり!昇仙峡とぶどう狩り」みたいな企画ツアーですね。
東京から大阪まで行くバスというのは、「東京が出発地で大阪が解散地であるバスツアー」という扱いなのです。

路線バスとは違いますから、出発地も含め停留所はないし、料金は事前に支払っておかないといけません。運転手がバスの中で料金を徴収することもできません。料金も日によって異なります。当然ながら、時刻表はJRの時刻表には掲載されていませんでした。


という2種類のバスがあったのですが、2013年7月31日から、これが1種類に統一されました。
実質的には、「②ツアーバス」が廃止されました。
ツアーバスを運行していた会社は、いくつかの基準を満たすことを条件に、認可を受けて、③新乗り合いバスを運行する会社になりました。


この改正では、もともと、①乗り合いバスを運行していた会社の路線は、ほとんど何も変わっていません。
②ツアーバスに対して、乗り合いバスに近いようなルールが新たに課せられたわけですよね。

では、ツアーバスは、改正前と改正後でどのようにかわったか。
あくまで自分の知る限りですが。


・東京大阪間は、原則、運転手2名の運行となりました。これは、「1人の運転手が運転できる距離は、1日500kmまで(夜行バスでは1日400kmまで)」という基準を満たすだめです。


・何社かわかりませんが、ツアーバスから新乗り合いバスへの移行ができずに、廃止となった路線もあるようです。


・発着場所が専用のバス乗り場になりました。何社かが共同で新たに発着所を作ったり、道路に停留所を設けたり、既存の乗り場を停留所扱いにしたりと、いくつかの例があります。また、共同で受付所兼待合室を設けた会社もあります。

・改正前後で、出発地点や経由地が変わった路線があります。

例として、
 改正前:東京駅発→新宿駅→横浜駅→大阪方面へ
 改正後:ディスニーランド発→東京駅→新宿駅→大阪方面へ
のように変わった路線がありますね。


さて、利用者としては、一番気になるのはお値段ということになります。
料金は、改正前と比べて心持ちあがったような気はしますが、劇的に値上げはされませんでした。

よかった、よかった・・・

あくまで、自分個人の好みにすぎませんが、高速バスで移動するとき、どんな座席がいいか。

まず、自分は体格がいいほうなので、4列シートはダメ。
基本は3列シートです。

3列シートには、3列独立シートタイプと2列+1列のタイプがあります。

3列独立シートの座席のレイアウトは、たとえば、こんな感じですね。
3列独立トイレあり

どの席がいいかというと、まずは、3列のうち、窓際の2列がいいです。
図では、A列かC列ですね。
理由は、窓際なら、隣は1方しかいないので、気楽です。
また、多くのバスの場合、窓際席にはプライベートカーテンがついているから、個室感覚で落ち着けます。

じゃあ、A列とC列はどっちがいいか。
2つの通路は同じ幅とは限りません。多くのバスでは、片方は広いけれど、片方は、通れるぎりぎりくらいしかないというバスも多いです。広い通路に面していたほうが、移動が楽です。

基本は、トイレのある列が広い。図では、通路Bが広い通路であることが多いです。
ということは、A列よりもC列のほうがいい。

というわけで、
A列、B列、C列で選ぶなら、上の図の場合、

C列 > A列 > B列

の順に良い席ということになります。

次に、前後ではどの位置がいいか。

・休憩時に起こされたくない人は後ろがいい。
・トイレ休憩に起きる人は、前のほうがいい。

これは当たり前ですね。

また、
・後ろの人に気兼ねなく、シートをフルに倒したい人は、一番後の席か、または、トイレの前の席がよい。図では、3C、10A、10B、10Cですね。
・前のシートが倒れてこないのがよいと思うなら、一番前の1A、1B、1Cか、トイレの後ろの6Cがベストですね。

自分の場合、シートはあまり倒さなくてもよくて、それよりは前の人があまり倒さないでほしいと思います。
なので、座席指定があるバスなら、1A、1B、1Cを狙います。
また、自分の前の席が空席だと、超ラッキーと思います。
後の席が空席かどうかはあまり気にしません。

2列+1列のバスについては、また今度お話します。
月曜日の午後から大阪で会議のため、日曜の晩に東京から大阪に移動した。

【年月】2015年10月
【曜日】日曜日
【時間帯】夜(夜行)

【移動地点】東京→大阪
【移動手段】高速バス(夜行)
【便名】JAMJAM LINEAR(ジャムジャムライナー)JX211便
【運行会社】(株)ジャムジャムエクスプレス
JAMJAM01

【バス仕様】3列独立、10列、トイレ付、1階建、窓際の席はカーテンあり

【行程詳細】新宿22:15発→なんば07:50着(予定)
 乗車地(新宿):西新宿センターバスターミナル 新宿センタービル
 降車地(なんば):難波 パークス通(パークスタワー西側向かい)

【経由地】
 出発後:八王子
 到着前:京都、梅田

【予約日】前日
【料金】6000円
【座席】3列シートの真ん中の列。
【混雑度合い】3席くらい空席あり。

【降車後の過ごし方】ネットカフェ―にて時間をつぶし、約1200円。
【節約】新幹線なら約14250円のところ、バス代+ネットカフェ=7200円で、7000円の節約。

日曜日の夜ということで、[高料金かつ予約困難]を覚悟していたが、(日曜日の夜の割には)低価格の6000円で予約ができた。休日前後は、7000円以下ならやむを得ない。
席は残念ながら、3列シートの真ん中の列。前から6列目くらい。

JAMJAMライナーには、座席指定はないと思う。どのような方法で座席を決めているのかわからないが、バスの前の方は、京都や梅田で降りる人が多かった。

このバスは、窓際の列は、プライベートカーテンがあって、快適だが、真ん中の席にはない。
これで同じ料金というのは、納得いかないものもある。

というわけで、座席が真ん中の列というのは、ハズレだったわけだけれど、空席が少ない中、自分のひとつ前の座席が空席だったので、前のシートが倒れてこなくて、超ラッキー。
前の席に荷物を置かせてもらって、ゆったりした移動ができた。

プライベートカーテンも、消灯してしまえば、実質、あってもなくてもあまりかわらないとも言える。ときたま、窓際の席でカーテンを閉めない人がいると、ちょっと嫌だが、今日は、皆さんちゃんと閉めてくれたので、なんら問題なし。

日曜日の夜に、6000円で快適な移動となりました。