東京→神戸2015年11月:VIPライナーロイヤルブルー号 | 本質の目 / 東京-関西間格安移動・高速バスの旅

本質の目 / 東京-関西間格安移動・高速バスの旅

世の中で誤解されていることを明快に説明します。また、高速バスを中心に、なるべく費用をかけずに長距離移動する体験談を書きます。

昼から神戸方面で仕事があったので、前日の夜から夜行バスで移動しました。


【年月】2015年11月
【曜日】平日
【時間帯】夜(夜行)


【移動地点】東京→神戸三宮

【移動手段】高速バス(夜行)
【便名】VIPライナー:ロイヤルブルー号
【運行会社】平成コミュニティバス株式会社(平成観光)



ロイヤルブルー


【バス仕様】3列独立シート、8列、トイレなし、1階建、窓際の席はプライベートカーテンあり


【行程詳細】新宿23:45発→神戸三宮08:30着(予定)
 乗車地(新宿):VIPライナー専用ラウンジ集合(新宿西口郵便局そば)
 降車地(なんば):三宮駅から徒歩5分くらいの路上

【経由地】
 出発後:なし
 到着前:京都、梅田


【予約日】乗車前日
【予約サイト】楽天トラベル
【料金】4500円
【座席】3列シート進行方向左側の窓際の席。前後は真ん中のあたり。

【混雑度合い】3席くらい空席あり。


【降車前の過ごし方】VIPラウンジでのんびり。

【降車後の過ごし方】そのまま仕事へ。

【節約】新幹線なら約15000円のところ、バス代=4500円で、約10,000円の節約。


【予約の状況】

仕事は神戸で昼ごろからの予定でした。
当日の朝の新幹線でも何とか間に合うし、前泊してもよかったのですが、高速バスで移動してみました。


当初、大阪までバスで行って、大阪から神戸は電車で行けばいいと思っていたので、大阪行きの条件で検索しました。
乗車日前日の予約でしたが、楽天トラベルでは、多数の便に空席がありました。


例によって、一番安かったのは、ウエルカムライナー3500円(1+2シート)でしたが、残席が少なく、窮屈そうだったので、パス。
他にも選択肢はありましたが、①3列独立シート、②新宿発、③関西到着が比較的早めの時間という条件で、VIPライナーのロイヤルブルー号を選択しました。
たまたま選んだのですが、この便は、最後神戸三宮まで行く便だったので、終点まで乗りました。


なお、予約は、楽天だけでなく、VIPライナー専用サイトでも予約可能でしたが、VIPライナーのサイトのほうは、指定席のみで、楽天は自由席。専用サイトのほうが割高(確か最低でも5200円?)だったので、自由席でいいと思って、楽天で申し込みました。


【割り当て座席】

低料金の自由席を購入したので、席は真ん中の列(安い席)が割り当てられることを覚悟したのですが、なぜか窓際の席が割り当てられていました。ここまではラッキーでしたね。


【ロイヤルブルー号の特徴】

ロイヤルブルー号の特徴はなんといっても、縦8列の足元ゆったりタイプであること。
実際、座席に腰掛けて、足を伸ばしても、前の座席につかえません。
ただ、VIPライナーのいいところというか、個人的には嫌いなところですが、座席や足元に何かと物が置いてある。
足置きのつもりなんでしょう。高さも奥行きも15cm以上ありそうな木の箱が、足元に置いてあります。
はっきり言って、自分には邪魔以外の何物でもない。
身体の小さな女性には、足置きとして重宝するでしょうけれどね。
なんで広い足元をわざわざせまくするんでしょうか。

しかも、シートカバーも5cmはありそうな厚手のもの。

座り心地をよくするためのサービスなのはわかりますが、はっきりいって、座りにくいのひとことです。

しかも、これでさらに空間がせまくなっている。
座り心地は悪くなるは、空間はせまくなるわで、せっかくの8列タイプが泣いてますよ、VIPさん。

邪魔なので、足置きはどけてしまいました。

【混雑状況】

混雑状況ですが、空席が3席くらいありました。一番先頭のシートを空席にしていたようです。

できえば、自分はそこに座りたかったですよ^^

一番前の席が好みです。

文句ばかり書いてしまいましたが、VIPライナーには、専用の待合室(VIPラウンジ)もあり、乗車前の時間つぶしに居場所がなくて困ることもありません。
ゆったりとした8列シートで、快適な東京神戸の移動となりました。


【乗車後】

ひとつこの日残念だったのは、自分は最終乗車値の新宿から乗ったのですが、その前の停留所で乗車した客が自分のひとつ前の座席にいて、すでにシートをフルにリクライニングしていたこと。
まったく、マナーを知らない客はいるんですよね。

後から乗ってくる人が乗り込む際に迷惑だということに気がつかない。
ひとこと言ってもよかったのですが、無駄なトラブルは嫌だし、8列シートのスペースの余裕で、フルに倒れてもまだ空間には余裕があったので、今日は黙ってました。


次回同じことがあれば、ひとこと
「おくつろぎのところ申し訳ないですが、発車まで一時的にシートを戻していただけませんか?」
と言ってみたいと思います。


【乗って気づいたこと】
乗ってみて、今更ながら、気がついたことが2つありました。


3列独立シートの場合、通路が2か所になるのですが、大抵のバスでは、2つのうちの1方が広く、1方がせまいことが多いです。たいていは、トイレの面している通路が広く、そうでない通路はせまいです。
ロイヤルブルー号の場合、トイレがないこともあってか、通路は2本とも、ほぼ同じ広さ。若干、運転席側の通路が広いかな、という程度でした。
いわば、両方ともせまい、ということですね。


もうひとつ。3列独立シートの場合、真ん中の列よりも窓際の列のほうがよい席だと思ってましたが。
必ずしもそうでないことに気がつきました。
ロイヤルブルー号の場合、真ん中の席は両側にひじ掛けがあります。
窓際の席の場合、通路側には当然ひじ掛けがありますが、窓側にはひじ掛けはなくて、いきなり壁です。
つまり、幅方向にせまいのです。
痩せた方には、あまり関係ないかもしれないですが、体格にいい人間にとっては、窓側がせまいです。
圧迫感があります。
真ん中の列は両側が空間で開放感がありますね。
3列独立シートの場合、通路が2つ必要なので、座席の幅はどうしても狭目になりますね。
同じ3列でも、2+1シートのほうが、ゆったりしてます。


【降車前のこと】

この日、降車場所として、最初に京都に停車。時間は6:30くらいだったと思います。

次は大阪で7:30くらい。

過去の経験では、最初の降車場所に停車して、乗客が降りたあとも、もう一度カーテンを閉め切って消灯することが普通でしたが、というか、過去の経験では、どのバスも必ず消灯していましたが、なぜか、この日のロイヤルブルー号は、最初の降車場所の京都で客を降ろしたあと、室内のライトを半分つけたままでした。


最初、消し忘れ?と思ったのですが、大阪で客を降ろしたあともやはり半分付けたままになっていたので、消し忘れではないかもしれません。

これは、初めての経験でした。


ライトがついているので、スマホやパソコンを使っても問題ありません。(消灯中は、光を発する機器の使用は不可)

なので、6:30以降は、パソコンで遊んでました。これも、自分には都合よかったですね。


【降車地・三宮】
神戸に下りたのは、20年ぶりくらいでした。三宮はハイセンスな街なのだと思いますが、降車したあたりは、けっこうこてこてした下町風の駅前商店街で、関西独特の香りを感じました。
なんとなく、ノスタルジックな印象を受けました。それはそれで楽しかったですね。