血糖値が上がると血管を傷つける
血糖値が高い状態が続くと、血管の内側の壁(内膜)を傷つける活性酸素が発生し、血管を傷つけます。傷ついた部分から悪玉(LDL)コレステロールと白血球が入り込み、血管の壁の中に溜まっていきます。この状態を「動脈硬化」といいます
動脈硬化が進行すると、内壁の弾力性がなくなったり詰まったりして、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞を引き起こすことがあります。また、内臓や脳機能、血圧にも大きな影響を与えることも少なくありません。
血糖値の急速な上昇は血管を傷つけるため、速やかにインスリンが膵臓から分泌され血糖値をコントロールします。この膵臓からのインスリン分泌が減る病気が糖尿病です。糖尿病は動脈硬化性疾患の発症・死亡リスクを2~3倍上げることが知られています。
血糖値を測定することは、糖尿病の早期発見に役立ちます。糖尿病を発症していても自覚症状がないこともあるため、定期的な健康診断がとても大切です
血糖値が高くなると、何が いけないのでしょうか? 糖が高い状態が続くと、血管の内側の壁 ( 内膜 ) を傷つける『活性酸素』が発生します。 その傷つ いた部分から悪玉 (LDL) コレステロールと白血球が入り込んで血管の壁の中に溜まっていきます。 こ のように血管が傷ついて内膜が厚くなってしまうのが『動脈硬化』です。