昨年2023年11月にヤフオク@10,000円で落札し、京都太秦から奈良まで自走して持ち帰った

 

オフロード折りたたみ自転車

Surface/サーフェイス IBX207

※ 画像は、嵐山渡月橋西詰にて撮影。

 

 

 

旅チャリ化計画

 

 

”折りたためること”を最大の武器に、少しでも快適にオフロード/オンロード/長距離をこなすオールラウンダーに仕上げることを目標に沼にハマってしまった『旅チャリ化計画』をブログに綴っています。

 

 

①タイヤ交換1.95インチ幅→1.75インチ幅

 

②ボトルケージ取付

 

③フロントブレーキクイックレリーズ化

 

④フロントホイールクイックリリース化

 

⑤ヤグラサドル交換

 

⑥リアブレーキクイックレリーズ化【前編】

 

⑥リアブレーキクイックレリーズ化【後編】

 

⑦クイックリリース脱着ペダル

 

 

 

  ナット止めホイールクイックリリース化

 

当ブログ『旅チャリ化計画』において、折りたたみ自転車を単に折りたたむだけではさほどコンパクトにならないので様々な対策を施してきました。

 

 

パンク修理や輪行時にタイヤホイールの着脱をスムーズにできるように、

 

F・Rブレーキのクイックレリーズ化

中古Fホイールを購入しクイックリリース化

 

を行いました。

 

 

ほぼ完成形に近づいてきているとはいえ、まだどうしても妥協できない改善案を今回は対策していきたいと思います。

 

 

楽天市場でポチり中国深圳より国際郵便EMSで約1週間、届いたのは中空シャフトとクイックリリース前後セット@1,350円 

止まらぬ円安の影響を受けているはずなのにどうしてこんなに安いのでしょう?

ちなみに、元/円(CNY/JPY)のレートは、1元=約22円で中国人民元はUSDに連動しています。

 

 

 

 

 

では早速作業開始!

 

クイックリリース化するには、固定シャフトから中空シャフトに変更しなければなりません。

こちらが届いた中空シャフト。中国製だと怪訝してしまいそうですが、現在日本に流通している自転車の大半は中国製でしょうし、品質はまぁ問題ないかな(;^_^A

 

 

 

私の折りたたみ自転車の現状は、④フロントホイールクイックリリース化 <過去ログ> にてヤフオク@500円で購入、静岡県三島市で引取ったでWEINMANNクイックリリースホイールを取り付けているので、まずは余っている標準ホイールを中空シャフトに変えてみようと思います。

 

 

 

ママチャリや安価な自転車に採用されている固定シャフト

15mmか14mmのレンチで取り外せます。

 

 

 

ハブより右側に

玉押しナット+玉押し固定ナット+ハブナットの順に締められています。

つまり、玉押し固定ナット/ハブナットの間で、自転車フレームを挟む構造です。

 

 

 

ハブナット→玉押し固定ナット→玉押しナットを15mmのコンビレンチを使って外すと、ハブの軸受けボールベアリングが見え、固定シャフトはすっぽりと外せるようになります。

 

 

 

そこに今回購入した中空シャフトを入れ、

玉押しナット→玉押し固定ナットで固定します。

玉押しナットの調整は、緩すぎるとガタつき、固すぎると動かなくなるので絶妙な位置調整が必要となります。

 

 

 

中空シャフトに附属で付いてきたクイックリリースを挿入すると完成!

 

 

 

初めて固定シャフトを中空シャフトに変える改造をしましたが、ホイールはスムーズに回転しているし問題なさそう。

それでは続いて本題であるRホイールも中空シャフトに変えていこうと思います。

 

 

リアは変速ギアや元々バンドブレーキが着いていたので、OLD(オーバーロックナット寸法/ハブの外側のナットの両端間の長さ)の調整が難しそう(;^_^A

 

 

 

固定ハブナットを15mmコンビレンチを使ってホイールを外しました。

 

 

 

Fホイール同様に、17mmと15mmコンビレンチを使い

ハブナット→玉押し固定ナット→玉押しナットの順で固定シャフトを取り外し。

 

 

 

せっかくなのでハブ内部のボールベアリング各9個も取り出し、綺麗に洗浄しました。

 

 

 

取り外した逆の手順でハブナット→玉押し固定ナット→玉押しナットを締め付けます。

玉押し調整は絶妙な位置になるように、何度もホールを回転させスムーズに回ることを確認。

クイックリリースを挿入して完成。

 

 

 

ブレーキキャリパーブレーキシュー(ゴム)がリム側面に均等に平行にあたるように調整しながらクイックリリースで装着。

これで工具無しでホイールを脱着できるようになりました!

 

 

 

しかし!

 

ひとつ問題が発生。。。

 

 

 

こちら作業前の状態なのですが、わかりますか?

 

 

 

写真を拡大してみると・・・

 

 

1本スタンド固定ハブナットと共締めされているので、クイックリリース化すると1本スタンドが取りつけれない(正確には取り付けにくい)という問題が発覚したのです(◎_◎;)

 

 

 

ロードバイクなどスポーツバイクはスタンドなしで壁や柱に立て掛けるのが主流というか競技用であればなおさら少しでも軽量化やスタンドに他者のタイヤの接触を防ぐなどの意味合いがあり”スタンドなし”とするのですが、このオフロード折りたたみ自転車は『旅チャリ』で使いたいので、撮影ポイントで必ず壁や柱に立て掛けられるとは限らないので、スタンドは欲しいものです。

 

さぁ、こいつをどう料理しようか・・・

 

 

次回、

『旅チャリ化計画』

⑨1本スタンド改造

に続く。。。