愛する魂の冒険者たちへ







魚座新月の今日、いかがお過ごしですか?




魚座新月の日は、「霊感」が開かれるタイミングでもあるようです。






ここ数日、


インスピレーションや、

みんなが嬉しいアイデア、

震えるような感謝が

湧き出ている人もいるかもしれませんね。

それを実行に移してみましょう。






魚座の新月は、



・浄化

・トラウマ解放

・手放す

・無意識

・愛

・癒し

・ゆるし

・芸術






そういった言葉が、キーワードになるようです。





さらに、スケール感でいうと、


「大きなスケール」ってことになるようです。




それでですね・・・


さっきから、


「私を載っけて!

ほら、おじさんが、魔法の質問を教えてくれるお話。

早くー!

今日は、たくさんの人が

魂の望みを叶えていく

きっかけになる日だから!」




って、この子が騒ぐんです。笑

 




そう、、、みことちゃんです。

 

 

 

 

( イラスト:きどふみかさん http://sankaku23.web.fc2.com/index.html )

 

 

 

僕も彼女の意見に同感なので、改めて、以下のお話を載せさせていただきますね。

 

 

 


ちょっと長いですけど、必要な方に届きますように。



〜〜〜






人が心の底から何かを望む時、全宇宙が協力する



羊飼いの少年サンチャゴが「夢の中で見た宝物」を探して旅する、

「アルケミスト 夢を旅した少年」(角川文庫)という本があります。




ブラジル人の作家パウロ・コエーリョの代表作の一つで、

世界中で数千万部も売れ、愛されている本です。




日本では、山川紘矢先生・亜希子先生ご夫妻が翻訳して出版されています。

初めて読んだ時、「ここに書いてあるのは本当のことだ」と、興奮が止まりませんでした。




「人が心の底から何かを望む時、全宇宙が協力して、夢の実現を助ける」ということが、

はっきり書いてあるのです。




人はなぜ夢を持つのか? 

どのようにして夢に近づくのか?

何を手に入れるのか?




魂の冒険を描いたこの小説が、僕は大好きなんです。

ボロボロになるまで読んで、何回も買い直し、大切な人たちにも贈ってきました。




「アルケミスト」というのは、錬金術師のことですが、


この本での「アルケミスト」とは、


「大いなる魂と対話する人」というような意味合いです。




本書を書いている時、ふと、この本を手にとって、

何気なく開いたページに、こんな言葉が書いてありました。




「賢人は、この自然の世界は単なるまぼろしで、

天国の写しに過ぎないと言っている。

この世が存在しているということは、

ただ単に、完全なる世界が存在するという証拠に過ぎないのだ。

目に見えるものを通して、

人間が霊的な教えと神の知恵の素晴らしさを理解するために、

神はこの世界を作られたのだ。

それが、行動を通して学ぶと私が言ったことなのだよ」

(「アルケミスト」より)





これは主人公サンチャゴの師である、アルケミストのセリフです。


人の夢には本当に、終わりがありません。


それは時に試練の姿を取ることもあるようです。




どうすれば自分の魂の願いを知ることができるのでしょう? 


そのヒントを、次の章でみことちゃんは教わっていきます。









10●あなたの「魂の願い」を教えてくれる魔法の質問




白いヒゲのおじさんは、ニコニコしながら言いました。


「これからたくさんの人が、


自分の魂の望みをどんどん叶えていく。


そういう世の中になっていくんだよ。


みことちゃんも、地上に戻ったら、うんと楽しむといいよ。


ところで、みことちゃん。


ポケットに入れてる、その夢の実だけどね」





みことちゃんはギクッとしました。


「あははは。これね。


あのさ、ちょっとだけ、私さ、研究したくてさあ。


ちょっと、持ってきちゃったんだよ」



みことちゃんは、夢の実を一つ、内緒で持ってきたのでした。


なぜバレてしまったのでしょう?




「みことちゃん、よく見つけたね。


それは今、大人気の漫画家さんの夢の実だね」




「そ、そうだよね。


ちょっと、この漫画家さんの夢を研究したくてさあ。


テレビでも見たことがあるし、素敵な漫画家さんだなあと思って…」



実は「見たことがある」どころか、熱狂的な大ファンなのです。




お小遣いやお年玉を全部つぎ込んで、かたっぱしから買ったコミック全巻。


それを何度も何度も読んで、


登場人物の人生に、笑ったり泣いたり怒ったり…。



寝床でも、ベッドでも、ドキドキワクワクしながら読んでいました。



みことちゃんがあまりに夢中なので、


最初は「そのくらい熱心に勉強すれば、


算数で30点とか取らないで済むのにな」


と言っていたお兄ちゃんまで、


ついに、この漫画家さんの大ファンになってしまったほどです。




みことちゃんが内緒で持ってきた「夢の実」。


この「夢の実」の中には、なかなか芽の出なかった漫画家さんが、


ついに、出世作を漫画雑誌に連載して、


単行本が大ヒットして、アニメ化されて、


日本中で大ブームになっていく過程が、


映画のように収まっていたのです。




ちらっと夢の実の中身を見たときに、


みことちゃんは、全身にビビビ!と電撃が走りました。





「この実さえ、手元にあれば、自分も同じように夢が叶うんじゃないか」


そんな気がしたのです。




「みことちゃん。その夢の実は、その漫画家さんの、本当に素晴らしい夢だね。


その人は、本当に、夢中になって生きている」




「う、うん。そうだよね。ご、ごめんなさい! つい持ってきちゃったの」


と言って、みことちゃんは、漫画家さんの「夢の実」を差し出しました。




「なんだい。全然、謝る必要なんかないよ。


夢を叶えた誰かに憧れることって、素敵なことだ! いいことだ!


それはね、みことちゃんの内側の深~いところが反応しているんだよ」




「えっ、そうなんだ!」




てっきり、「泥棒しちゃダメだぞ」って叱られるかと思ったみことちゃんは、


拍子抜けしました。





「ははは。あのね、人の夢って盗めない。夢泥棒ってできないんだよ」


白いヒゲのおじさんはニコニコしてそう言ったかと思うと、


突然、「ぽう!」と叫んで、踊り出しました。




「あれ? だんだん、本物のマイケル・ジャクソンのダンスに似てきた」


おじさんが踊るのを見ていて、


みことちゃんも楽しくなって、自然と体が揺れてきます。


周囲に生えているお花たちもリズミカルに揺れています。




「ぽう!」と言っておじさんはポーズをとって、ドヤ顔でこっちをみました。




「わしは、盆踊りも好きだけど、マイケルが本当に大好きでね。


わしだけじゃない。


彼のことは大天使ミカエルが応援してるんだよ。


マイケルは、人種や国境を超えて、愛と平和と平等のメッセージを伝えた。


彼は家族のことで、いろんな苦労も味わった。


けど、それを乗り越えて、素晴らしい仕事をしたのさ。


ちなみにだけどね、マイケルとか、ミッシェルって名前の人はね、


大天使ミカエルが応援してるんだ」




「またまた~!おじさんったら、冗談でしょ」




「ほんとだよ。


どんな人の名前にもステキな意味があるんだ。


それでね。


マイケルのことが大好きだから、


わしも、ますます踊るのが好きで、得意になったわけさ。ぽう!」




「ふ~ん」




「わしがダンスを踊る。


だからって、マイケルのダンスに傷がつくわけじゃない。


マイケルのダンスが減っちゃうこともない」




「まあ、それはそうだね。


おじさんのがどんな変な踊りでも、


マイケルが目くじら立てたりしないだろうし」





おじさんはかまわず続けます。


「憧れたり、尊敬したり、


うらやましいって思ったりしたからって、


誰かから罰せられることなんかない。


みことちゃんはね、


その漫画家さんの魂と反応しあっているんだよ。


実は、お互いに助け合う、魂の仲間なんだよ」




「ええーっ!! どういうこと?」




「みことちゃんは、その漫画家さんの漫画を読んで感動する。


漫画家さんだって、読者さんがいなけりゃ、いい漫画を描けない」




「それは、確かにそうだね」



テレビで見た漫画家さんは、


自分も漫画が大好きだし、


読者の子どもたちが喜んでくれるから、


徹夜が続いても全然平気だと目を輝かせながら言っていました。




「読者として楽しんで、応援するというのも、立派な夢の一つなんだよ。


そして、それは、漫画家さんの夢を叶えていることでもあるんだ。


それでね。


ここからが肝心なことなんだけど。


誰かが夢を叶えているのを見たときに、あなたの心が動いたとする。


それはね。


『あなたも、それができますよ』っていう、魂のお知らせなんだよ。


人の夢に憧れたり、感動したり、


真似したいとか、うらやましいと思ったりするのはね、


自分も、その人とよく似た夢や、願いを持っているってことなんだ。


そして、その夢を叶えていけるっていう、魂のサインなんだよ。


自分に全然、関係ないことには、魂は反応しないんだ」





それを聞いて、みことちゃんはとってもうれしくて、ワクワクしてきました。




「魂ってすごいんだね。


じゃあさ、そういう魂のお知らせって、他にもあるの?」




するとおじさんは「ぽう!」とひときわ大きく叫んだかと思うと、


グルグルグル~と何十回転も、コマのように回って、ポーズを決めました。





気のせいか、おじさんはちょっとフラフラしています。


みことちゃんも目が回りました。





「とってもいい質問だね!


ひとことで言えば、“喜びグルグル”ってのが特徴なんだよね」




「喜びグルグル~!?」




「そう。“喜びグルグル”っていうのはね。


自分が喜ぶ。


周りが喜ぶ。


地球の命が喜ぶ。



そういうような意味なんだけどね。





それはね、魂が、何回も何回も生まれてきてまで、


叶えたいよ~!って願っていることなんだ。


で、それは誰でもあるし、今の生活の中から、


とっても簡単に見つけることができるんだよ」





「今の生活の中で?」




「そうさ。これから、とっておきの「魔法の質問」を教えてあげる。


この魔法の質問を、自分の胸のあたりに、投げかけてごらん。


どんな時でも、必ず、魂が答えてくれるよ。


もし、その時にわからなくても、2~3日中に、


ふと心に浮かんできたり、夜寝ている間に、


夢に見たり、身の回りの誰かや何かから、お知らせがやってくるからね」





「へ~!おもしろそうだねえ」




「いいかい。では質問です。




あなたの「魂の望み」を教えてくれる質問


あなたがなぜかワクワクしてしまうことはなんですか?


あなたが憧れている人、尊敬している人はどんな人ですか?


誰かがやっていることで、応援したいことはなんですか?


小さい頃に、いつもやっていたことはなんですか?


親から、小さい頃によくやっていたねって言われることはなんですか?


それをやると考えただけで、なぜか楽しくなってくることはなんですか?


前からずっと、ずっと、やってみたかったことはなんですか?


死ぬまでに、やってみたいことはなんですか?


食事やトイレも忘れるほど、夢中になってしまう大好きなことはなんですか?


自然と上手にできてしまうことはなんですか?


普段から、お金をよく使っていることはなんですか?


お金の心配がなかったら、やってみたいことはなんですか?


人からよく頼まれることはなんですか?


人からよくありがとうって言われることはなんですか?


人から褒めてもらえることはなんですか?


やりたいと思ってるけれど、やるのが怖いことはなんですか?


なぜか心ひかれる、漫画や小説や映画は? その題材や主人公の生き方は?


一度は行ってみたい場所はどんな場所ですか?


人生で最高に嬉しかったのは、どんな時ですか?


なぜか心の一番奥にある、あなたの消えない願いはなんですか?


自分が乗り越えてきたことで、誰かに何かを提供できそうなことはなんですか?」





みことちゃんは、あんまり質問が多いので、


グルグル目が回るような気がしました。


そんなみことちゃんに、おじさんは、笑いながら言います。





「ピンと来るのが1個でもあればいいんだよ。それをやってみることさ」



〜〜〜



上記は、西田普が今回の人生で初めて書かせていただいた、


この本からの抜粋です。




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みことちゃんは、物語の主人公ですが

 

時々、僕に話しかけてくるんですよ〜笑



この本は

胎内記憶(お空の上の記憶)のある子どもたちや

前世療法を取り入れている医師、

あの世を見て帰ってきた人たち、

スピリチュアルなマスターたちから聞いたお話を元に書かせていただきました。


そして、パートナーの田宮陽子さんが、僕を励まし、

共同創造してくれたおかげで、この本を書かせていただくことができたんです。

田宮さん、改めてありがとう!


本を買って読んでくださった方、

 

感想を書いてくださった方達に深く感謝申し上げます。

〜〜〜




ぜひ、よかったら、「お空の上にいる白いヒゲのおじさん」の

質問、やってみてくださいね。

 

リブログも歓迎です。







胎内記憶をもつ子どもたちは、次のように語っています。

●子どもが、この世界に生まれてくる理由

1)子どもは、親を選んで生まれてくる。親を助けるために生まれてくる 

(特に母親を助けるために)

2)子どもは、マイナスの連鎖を終わらせるために生まれてくる

(闇を光に変えるために)

3)子どもは、自分自身の人生の目的を達成するために生まれてくる。

親だけでなく、みんなを幸せにするために生まれてくる

(地球を愛で包むために)








魚座新月の今日から、あなたの果てしない魂の旅路が

さらに輝いていきますように。

すべての息子たち、娘たちが、自分自身の道を歩めますように。




僕は全身全霊で応援しています。



今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね

 

 

 第1話

「あなたがお空の上で決めてきたこと」

 

第2話

私たちは「試練」と「使命」をお空の上で決めて生まれてくる。

 

第3話

お空の上からのメッセージ「命はみーんな、つながっているんだよ!」

 

第4話

白い犬が教えてくれた、とびきり元気になる5つのコツ

 

第5話

「あなたの魂」は、どんな困難よりも大きい!

 

第6話

「魂の使命」を果たすと決めた時、悲しみや苦しみは「力」に変わる。

 

第7話

運命好転のヒント。人生のすべてを思いっきり味わおう!

 

第8話

「心に咲く花」を育てると、夢は勝手に叶う!

 

第9話

これからあなたが「お空の上で決めた夢」が次々叶っていく!