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愛する魂の冒険者たちへ

 

 

今日は、

 

一粒万倍日(いちりゅうまんばいにち)で、

 

さらに天赦日(てんしゃにち)という

 

暦の上での最良の吉日が重なっている

 

「W開運チャンスデー」

 

だって、さっき、パートナーの田宮陽子さんが教えてくれました。

 

 

 

なので、、、

 

おかげさまで大好評をいただいている

 

「あなたがお空の上で決めてきたこと」(西田普著、永岡書店)の中から

 

運気が大好転するヒントとなるエピソードを一つご紹介させていただきます。

 

必要な方に届きますように!

 

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*自分の本質を悟ると人生から困難が消えていく


「前世療法」、「アルケミスト」、「ザ・シークレット」、

 

「アウト・オン・ア・リム」「聖なる予言」など、

 

数々の「精神世界の名著」を翻訳し、日本に紹介してきた、

 

翻訳家の山川紘矢先生・亜希子先生ご夫妻。

翻訳された書籍の累計は700万部を優に超えるそうです。

ある時、取材をしていたら、

 

実は、お二人は「精霊の語りかける言葉」を聞くことができるのだと聞いて

 

びっくり仰天したことがあります。

サンジェルマン伯爵、聖フランチェスコ、イエス・キリストといった、

 

目に見えない存在の声に導かれながら、

 

山川先生ご夫妻は、心の世界のお仕事をされてきたのだそうです。

 

また、亜希子先生は、翻訳のかたわら、約700人の過去生を見ることもされてきたそうです。

山川先生ご夫妻に取材し、「前世を知って幸せになる本」という本を編集していた時に、

 

ご夫妻が、僕に「驚くべきこと」を教えてくれました。


「人は、自分の本質が、体でも心でもなく、

魂であることを想い出すと、“円滑状況”に入ります。

自分の本質を悟ると、人生から困難が消えて行き、

人生がとてもうまく流れるようになるのです。

これを“円滑状況”と言います。

なぜなら、人生の困難は、自分の本質を知るために起きてくるからです。

自分の本質を一度悟ってしまえば、学びのための困難は必要なくなります。

何か問題が起きたとしても、大難が小難に変わるし、

前向きに乗り越えられるようになります」


「円滑状況に入るコツ」として、山川先生ご夫妻は、次のような項目を挙げています。

●あらゆる困難が消えていく「円滑状況」に入るコツ

今の自分を100%受け入れる

今の自分の周りの状況も100%受け入れる

自分の本質を知る

宇宙とつながっている感覚を持つ

自分を愛する

自分をゆるす

自分に優しくなる

他人をゆるし、愛し、優しくなる

周りのすべてにも同じようにできる



では、なぜ人は、自分の本質が「魂」であることや、

 

自分が「お空の上で決めてきたこと」を、忘れてしまった状態で、

 

この世に生まれてくるのでしょうか?

みことちゃんは、「白いヒゲのおじさん」から、その理由を教わります。

 

〜〜〜

 

注)主人公のみことちゃんは10歳の女の子。

 

普通の女の子ですが、「お空の上の白いヒゲのおじさん」と内緒話できるという特技があります。

 

みことちゃんは、自分の病気や、ママの病気、両親の不仲(離婚)のことで悩んでいます。

 

今は、ぜんそく発作で気を失って、「お空の上」に「プチ里帰り」しているところです。

 

〜〜〜



7●「お空の上で決めたこと」を

あなたが忘れてしまった理由




「おーい!おーい!みんなー!」

みことちゃんは、お空の上から一生懸命、地上の家族へと呼びかけました。

 



「どうしたんだい、みことちゃん」

 



「え? ほら、ママも、パパも、お兄ちゃんも、お姉ちゃんも、

あんなに真っ青になって泣いているし、私のこと、すっごく心配してるからさあ」



白いヒゲのおじさんは、雲の間から、地上を眺めました。

みことちゃんのお家では、ぜんそく発作を起こして、

 

ソファの上で意識を失っているみことちゃんを囲んで、みんな大騒ぎになっています。

 



「うんうん。それで、そんなに一生懸命、呼びかけてるのかい」

 



「そうだよ。みんなに、大丈夫だよ、私はここにいるよって伝えたくて」



「みことちゃんの呼びかけは、みんなの魂に、ちゃんと響いていると思うよ。

地上の人がね、亡くなった人を思い浮かべることがあるだろう?

悲しくなったり、懐かしくなってほほえんだり。

実はその時、あの世から、亡くなった人の魂が、地上に呼びかけているんだ。

『自分はここで幸せでいるよ。だから、あなたは力一杯、幸せに生きて』ってね」



「ええーっ!そうなの?知らなかったよ」

 



「だけど、みことちゃん、今回、しばらくしたら、地上に戻るつもりなんだろう?

このまま、“生まれ変わりコース”に行ってもいいし、どっちでも選べるけどね」



「私、地上に戻って、やりたいことがいっぱいあるんだ。

お空の上で自分が決めたこと、やりきっていないと思う」

 



白いヒゲのおじさんはニコニコしています。



「それならわしは、いつでも、どこでも、どんなことでも、

 

喜んで、みことちゃんを手伝ってあげるよ」



「おじさんって、とっても親切なんだね~!」



そう言われて、おじさんは、白いヒゲをいじって嬉しそうにしています。



「そりゃ~そうさ! わしらは決して、いじわるしたり、邪魔したりしないよ。

人も、動物も、植物も、虫も、魚も、鳥も、微生物も、星も、銀河も、

自分自身で、『これをやりたい!』って決めたことを叶えたくて、生まれるんだ。

そして、死んでいく。


それを何回も何回も、繰り返して、魂は、成長していくんだよ。

その全部を手伝うのが、わしらの大好きな仕事なんだよね」



おじさんが夢見るような瞳をして、そう言っている間に…。



地上の世界には、白い雲が流れ、雨が降り、雨が上がって、大きな虹がかかりました。

雲の影が地上をゆっくりと移っていく様子。

雨が畑をしっとりと濡らす様子。

お日様の光が差し込み、虹を子どもたちが見上げる様子。



その全部を、みことちゃんは、お空の上から見ました。



「おじさんって、時々、ステキなことを言うのね。

あのね、私、お空の上にいるうちに、確かめておきたいことがあるんだ。

それにね、さっき、おじさん、

“人は夢の中でアイデアを受け取ることがある”って教えてくれたでしょう。

私、ああいうことを、たくさん覚えて、地上に戻りたいな。

あのう、おじさん……いろいろ、教えてほしい。教えてもらってもいいですか」




「ああ、もちろんいいよ。なんでも聞いていいよ。

まあ、もともと、みことちゃんが、

 

生まれる前に知っていたことを教えるだけだけどね」



「え!? 私、お空の上でのこと、かなり覚えてるほうだと思ってた。

忘れちゃってるってこと?」

 



「そうだよ。でも忘れるのは、悪いことじゃない。

 

むしろ、必要なことさ。

ほとんどの人は、生まれた後、お空の上のことは全部忘れる。

みことちゃんは、ママを助けたくて生まれてきたことや、

お空の上で3つのプレゼントを受け取ったことは、よく覚えているね。

でも例えば、“たましい家族会議”のことは、すっかり忘れている」

 



「たましい家族会議ってなに?!」

 



「生まれる前に、家族みんなで開く会議のことだよ。

そうやってね、お空の上で決めたことを忘れちゃうことも、

 

みんな、自分で決めてるんだよ。

なぜなら、

 

 

地上で、体と心を持ち、人生のすべてを思いっきり味わって、

笑ったり、怒ったり、泣いたりして、

 

あっちへぶつかり、こっちへぶつかりしながら、手探りで生きていく。

それ自体が、素晴らしいことなんだ。

 

魂の成長につながるんだよ。



人生は先がわからないから、おもしろい。

ゲームや漫画や映画や小説とおんなじさ。

誰かに結末をバラされたら、ちょっと、つまらなくなっちゃうだろう。

本来は、人生もそういうものなんだよ。

 



でも、まあ、みことちゃんの頼みだし、この際、かたいことは、いいっこなしだ。

なんでも、教えてあげるよ」



「うわあい。ありがとう!」



おじさんは、みことちゃんの目の奥をのぞき込むようにして言いました。




「お空の上で知ったことは、

 

みことちゃんの“お役割”や、“光の使命”にきっと役立つだろう。

 

そして、みことちゃんが、気づいたことをみんなに伝えてくれたなら、

 

きっと、たくさんの人が助かるだろう。

そうしてくれたなら、わしは、とっても嬉しいよ」



白いヒゲのおじさんの姿がふわっと大きく輝くように見えだしました。

おじさんは、深く響きわたる声で、楽しそうに言いました。



「今、地上は、“魂の目覚めの時代”に入っている。

たくさんの魂が目覚めて、『お空の上で決めてきたこと』を果たしていくんだ。

目覚めた人は、必ず、幸せに、豊かに生きられる。

するとね。その人がそこにいるだけで、周りの人は気づけるようになる。



『そうか! 幸せに、豊かになるには、こう生きるといいのか!』ってね。


今、一つでも多くの魂が目覚めることが、

 

美しい地球の未来のために、命のために、どうしても必要なんだ。



だからね、わしはこの際、大サービスしちゃおうかな、と思ってる。

なんでも教えてあげようね」




「おじさん、ありがとう! だーいすき!!」



みことちゃんが白いヒゲのおじさんに抱きつくと、

 

おじさんは、ちょっとくすぐったそうな顔をして、身をよじっています。

 



「これこれ。

 

それじゃあ、まず、こうしよう。

 “みことちゃんが気を失ってから、地上時間で5分後に、

 

みことちゃんは、地上の体の中に戻る”というふうに、決めておこうね。

家族のみんなのためにもそうしよう。

こっちの世界は地上時間は関係ないから、安心して、ゆっくりしていっていいよ。

さあ、何から教えようかな」



「えっと、じゃあね。最初の質問ね。

この前、ビートルズのお話を教えてくれたでしょ。

私、大きくなったら、ビートルズみたいに、

 

世界中の、たくさんの人が楽しくなって、元気になるようなことをやりたいんだ。

大好きなことをやって、夢を叶えるには、どうすればいいのか知りたい!」



そう言いながら、みことちゃんは、ずっと前、車に乗ってキャンプに行くときに、

 

カーステレオでかかっていたビートルズの曲を思い出していました。

 



底抜けに陽気な曲で、「オブラディ オブラダ」という歌です。




『ある男と女が出会い、愛し合い、

子どもが二人生まれ、庭で駆け回っている。

オブラディ オブラダ

人生は続くよ、そして人生は続く』



そんな歌だと、パパは言っていました。



車の中で、その替え歌を、きょうだい全員で大合唱しました。


「パパのおなら

くさい~よ

パーパのはくさ~い」


お兄ちゃんの作詞です。

ママもパパも、とてもおかしそうに笑っていました。



ママが今よりずっと元気で、パパとママがもっとなかよしだった頃のことです。





「みことちゃん」

白いヒゲのおじさんは優しく言いました。



ハッとして顔をあげると、おじさんと目が合いました。

そこにはキラキラ輝く目がありました。

 



「みことちゃん。みことちゃんなら、きっとできるよ。簡単だよ」

 


 

〜〜〜

 



胎内記憶をもつ子どもたちは、次のように語っています。



●子どもが、この世界に生まれてくる理由

1)子どもは、親を選んで生まれてくる。親を助けるために生まれてくる 

(特に母親を助けるために)

2)子どもは、マイナスの連鎖を終わらせるために生まれてくる

(闇を光に変えるために)

3)子どもは、自分自身の人生の目的を達成するために生まれてくる。

親だけでなく、みんなを幸せにするために生まれてくる

(地球を愛で包むために)

〜〜〜

 

「子ども」というと子どもたちを思い浮かべますが、

 

自分自身もそうなんだ、ということを想い出すと、

 

いろんな謎が解けていく気がします。

 


 

 

ご自身のブログで、

 

この本をご紹介くださったり、

 

このブログのコメント欄にも、感想を書いてくださって、

 

本当に本当にありがとうございます。

 

一つ一つ大切に読ませていただいています。

 

 

 

 

皆様の応援のおかげで、全国の書店さんでよく動いているようです。

 

アマゾンさんでは今の所ずっと、ジャンル1位になっています。

 

感謝でいっぱいです。

 

 

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この物語を共同創造してくれた、

 

パートナーの田宮陽子さん、

 

彼女のご家族の魂の旅路に感謝します。

 

 

 

 

子どもたちに感謝します。

 




もしあなたが、自分がやりたいことがあるのだとしたら、

それは、あなたがお空の上で決めてきたことです。

 

今日という日から、望みがさらに叶っていきますように。



僕は全身全霊で応援しています。

すべての息子たち、娘たちが、自分自身の道を歩めますように。

 


今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね

 

 

 

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 第1話

「あなたがお空の上で決めてきたこと」

 

第2話

私たちは「試練」と「使命」をお空の上で決めて生まれてくる。

 

第3話

お空の上からのメッセージ「命はみーんな、つながっているんだよ!」

 

第4話

白い犬が教えてくれた、とびきり元気になる5つのコツ

 

第5話

「あなたの魂」は、どんな困難よりも大きい!

 

第6話

「魂の使命」を果たすと決めた時、悲しみや苦しみは「力」に変わる。