愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

先ほど、永岡書店の美人編集者、くみちゃん(佐藤久美さん)から電話がありました。

 

「西田さん、おはようございます」

 

ちょっと緊張したような、くみちゃんの声です。

 

 

「あ、昨日は、アマゾンのジャンル一位の報告ありがとうございました。

 

その後、どうですか?」

 

「西田さん、みことちゃんの物語、重版が決まりました! 

 

発売一週間で、5000部重版です!」

 

「ええーッ! うわー! ありがとうございます!」

 

「おめでとうございます!」

 

「嬉しい!5000部もですか!? ご無理はおかけしてないですか?!」

 

 

 

くみちゃんによると、とても早いタイミングでの、

 

大部数の重版決定になるようです。

 

 

 

おかげさまで、これで、2刷18000部となりました。

 

これも日頃応援してくださっている、みなさまお一人お一人のおかげです。

 

 

それにしても、、、

 

僕は出版界の状況を色々知っているので、

 

これがどれだけ有難いことか、身にしみてわかるし、

 

くみちゃんはじめ、出版社の永岡書店さんにも

 

全国の書店さんにも、

 

そして、何より読者の皆様に、本当に感謝感謝です。

 

 

 

 

共同創造してくれたパートナー田宮陽子さんに「ありがとうの報告」をしたら

 

「よかったねー! 読者の皆さんに感謝しなきゃだね」とのこと。

 

本当にその通り、、、

 

あなたに、感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

西田、くみちゃん、田宮さん。

 

 

 

 

 

 

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感謝を込めて、

 

第四話(加筆修正版)を載せさせていただきますね。

 

この章では、みことちゃんは、

 

「心も体もとびきり元気になるコツ」を、

 

「お空の上にいる白いヒゲのおじさん」から学びます。

 

(ここではおじさんは、「白い犬のオジサン」に変身しています)

 

みことちゃんは、

 

いつもどこか体調の悪いママと、

 

重いアレルギーがある自分が

 

もっと元気になったらいいなあと願っているのです。

 

 

*みことちゃんは10歳の小学生。

 

「お空の上のことを覚えている女の子」です。

 

お味噌汁と白いご飯が大好きな、

 

ごくごく普通の女の子ですが、

 

「お空の上の白いヒゲのおじさん」と内緒話できるという特技があります。

 

 

 

〜〜〜

 

4●白い犬が教えてくれた

 

とびきり元気になる5つのコツ

 

 

 

みことちゃんは、白い犬の「オジサン」のウンチを、シャベルを使って片づけました。

 

オジサンは、ウンチをしたことなど忘れたかのような涼しい顔をしています。

 

「よし、みことちゃん、

 

今から、体をとびきり元気にする5つの方法を教えるからね!」

 

といって、滑り台の上までチャチャチャッと駆け上がりました。

 

「えっ!?」

 

みことちゃんはあっけにとられて、滑り台の上にいるオジサンを見上げました。

 

「まず1つ目!」

 

白い犬のオジサンは、ワオーン!と1回、吠えました。

 

「よいウンチをすること!」

 

「えー、よいウンチ? よいウンチと悪いウンチってあるの?」

 

「よいウンチはバナナウンチ。

 

1日1回は出るといいな。

 

で、ウンチをした後、体も心もすっきりさわやかになる。

 

これが、よいウンチだよ」

 

みことちゃんは、いつも便秘で苦しそうにしている

 

中学生のお姉ちゃんのことを思い出しました。

 

「お姉ちゃんは、便秘が続くとニキビが出るって言ってたっけ」

 

 

 

 

 

「2つ目!」

 

白い犬のオジサンは、ワオーン!ワオーン!と2回、吠えました。

 

「よい姿勢でいること!」

 

「えー、よい姿勢? よい姿勢でいるってどういうこと?」

 

「背すじをシャンと伸ばすこと! 

 

そうするとお空の上のエネルギーと、

 

地面の下のエネルギーが、体の中でしっかりとつながるんだよ」

 

 

 

みことちゃんは、背すじがスッと伸びていて、

 

いつもニコニコしている、ダンスの先生を思い出しました。

 

ダンスの先生は男子生徒からモテモテです。

 

 

 

 

 

「3つ目!」

 

白い犬のオジサンは、ワオーン!ワオーン!ワオーン!と3回、吠えました。

 

 

 

 

 

「ときどき深呼吸をする!」

 

白い犬の「オジサン」が、突然、滑り台の上で、

 

「はい、吸って~、吐いて~」と公園中に響き渡る声で言いました。

 

つられて、みことちゃんも深呼吸。

 

スズメや、野良猫の親子もつられて深呼吸しました。

 

「朝になったらお部屋と心の窓を開けて、深呼吸すること!」

 

みんなはこっくりうなづきました。

 

 

 

 

「はい4つ目!」

 

白い犬の「オジサン」は、ワオーン!ワオーン!ワオーン!ワオーン!と4回、吠えました。

 

 

 

 

「バランスよく食べること!」

 

「バランスよく食べる!? それってどういうこと?」

 

「食べ過ぎたらダメ! 

 

食べなくてもダメ! 

 

野菜も肉も魚もご飯も、ちゃーんと食べるんだよ!」

 

 

 

 

 

そう言いながら、「オジサン」は、

 

背中にしょったリュックの中から、

 

野菜も肉も魚もご飯も入ったお弁当を取り出して、

 

「いただきます!」と叫ぶと同時に、ムシャムシャ食べました。

 

 

 

 

みことちゃんやスズメや野良猫の親子は、

 

「オジサン」がお弁当をおいしそうに食べるのをじっと見守っていました。

 

 

「よくかんで食べなさい!」

 

と「オジサン」が顔をあげて叫びました。

 

みんなはあっけにとられました。

 

 

 

「大事なことを言うからね。

 

食べた後に、体があったかくなるのが、いい食事!

 

食べた後に、いいことがしたくなるのが、いい食事!

 

食後に体と心の様子を見ればすぐわかるよ。

 

それからね。

 

食材の命に感謝して、

 

いただきます、ごちそうさまでしたのご挨拶を忘れない。

 

で、好きな人と食事すると、栄養になりやすいよ!

 

はい、ごちそうさまでした!」

 

白い犬の「オジサン」は、お弁当を食べ終わると、

 

お弁当箱をリュックに丁寧にしまいながら、

 

 

 

 

「最後に、5つ目!」

 

と言って、大きく、

 

ワオーン!ワオーン!ワオーン!ワオーン!ワオーン!と5回、吠えました。

 

 

 

 

「心が苦しくなるまでガマンをしないこと!」

 

「心が苦しくなるまでガマンをしない!? それってどういうこと?」

 

「例えば、みことちゃんをいじめてくる子がいるとするよね」

 

みことちゃんはドキッとして、最近少しいじわるな男の子を思い浮かべました。

 

「そういう時は、みことちゃん、つらいよね。

 

誰にも言わないでガマンしていると、

 

ある日、みことちゃんの心が苦しくて苦しくて、

 

壊れてしまうことがあるんだよ。

 

体も病気になってしまうことがあるんだよ」

 

 

 

 

「じゃあ、そういう時はどうすればいいの?」

 

 

 

「ママやパパや、お姉ちゃんやお兄ちゃん、

 

おじいちゃんやおばあちゃん、先生でもいい。

 

みことちゃんの味方になってくれる人に、つらい気持ちを話すんだよ」

 

 

「それだけでいいの?」

 

「まずは誰かに話をした時に、

 

お空の上の神様もそれを聞いているんだよ。

 

それで、みことちゃんを助けようとする。

 

時間がかかったとしてもね。

 

お空の上の神様はみことちゃんを見捨てることは絶対にないよ。

 

みことちゃんは一人じゃないよ」

 

 

みことちゃんはそれを聞いて、心から安心しました。

 

「以上!終わり!」と言って、

 

「オジサン」は滑り台の上から、

 

ものすごい勢いで滑り降りてきて、

 

みことちゃんの前にすっくと立ちました。

 

 

 

「今、話したことの逆をやっていると、病気になるんだよ。

 

でも、病気になるのは、

 

『今やっていることに、何か間違いがあるかもしれないよ』という、

 

神様からのお手紙なんだよ」

 

「えーっ? 神様からのお手紙なんだね」

 

「そうだよ。

 

なんで神様が、わざわざ、お手紙を出すのかっていうとね。

 

自分の心や体やたましい、命をもっと大事にできますよ。

 

もっと、自分の心や体やたましい、命を愛することができますよ。

 

あなたはそれだけ大切で、素晴らしい存在なんだよ。

 

あなたも神様なんだよ。

 

みーんな神様なんだよっていう、お知らせなんだ。

 

病気は、命をもっと大事にできますよっていうお知らせ。

 

これを難しい言葉でいうと、『自然回復運動』っていうんだよね。

 

さっきも言ったけど」

 

 

白い犬の『オジサン』はそこまで話すと、

 

「今日の授業はこれでおしまい!」と言って、

 

リュックを揺らしながらトコトコと歩き出しました。

 

みことちゃんは慌てて、

 

『オジサン』の白いしっぽを追いかけるように、あとをついて行きました。

 

 

〜〜〜

 

このエピソードは、田宮さんと一緒に書きました。

 

田宮さんが笑い転げながら、「ワオーン、ワオーン」と言っていたのが思い出されます。

 

上記の「5つのコツ」は、

 

数千年伝わっている、ヨガの教えを超シンプルにまとめたものです。

 

僕自身も、これを実践することで、

 

病から抜け出し、元気になって来ました。

 

子どもたちに(もちろん大人にも)、このコツを伝えられたらなあって思うんです。

 

 

 

〜〜〜


胎内記憶をもつ子どもたちは、次のように語っています。



●子どもが、この世界に生まれてくる理由

1)子どもは、親を選んで生まれてくる。親を助けるために生まれてくる (特に母親を助けるために)

2)子どもは、マイナスの連鎖を終わらせるために生まれてくる(闇を光に変えるために)

3)子どもは、自分自身の人生の目的を達成するために生まれてくる。親だけでなく、みんなを幸せにするために生まれてくる(地球を愛で包むために)

 

〜〜〜

 

 


もしあなたが、自分がやりたいことがあるのだとしたら、

それは、あなたがお空の上で決めてきたことです。

僕はそれを全身全霊で応援しています。

すべての息子たち、娘たちが、自分自身の道を歩めますように。

 



今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね

 

 

 

 

第1話

「あなたがお空の上で決めてきたこと」

 

第2話

私たちは「試練」と「使命」をお空の上で決めて生まれてくる。

 

第3話

お空の上からのメッセージ「命はみーんな、つながっているんだよ!」