生理前に腰に違和感がある…
生理前になると…
腰が重く感じる、腰が痛くなる![]()
という症状を感じている女性は、
結構多いんです。
腰は人間の体の要となる重要な部分です!
ふだんは何ともないけれど、
生理前になると腰痛などの症状が出るのは、
気づかないうちに腰に負担をかけてしまっている
というサインかもしれません![]()
こういった、生理前の腰の不快感や腰痛を放っておくと、
だんだん症状が悪化し、日常生活に支障が出たり、
最悪歩行困難などになってしまう可能性もあります![]()
現在、生理前に腰痛などの症状があるという女性は、
早めに対処して改善してゆくことが重要です。
生理前の腰痛の原因とは?
生理前の腰痛を引き起こす要因は、
大きく2つ考えられます。
①生活習慣などからくる腰への負担
②生理前の女性特有の体の働きによるもの
①は、普段の生活習慣や外的な要因によって、
腰に過度な負担がかかってしまっているという点です。
たとえば・・・・
・普段の姿勢が猫背または逆に胸を張りすぎて、
腰に負担がかかっている。
・腰に負担がかかりやすいハイヒールなどを履いている。
・偏平足などで足の裏のクッション性が失われ、
歩行の衝撃がダイレクトに腰に伝わっている。
・運動不足で腰に負担がかかっている。
・運動のしすぎで、腰に負担がかかっている。
・肥満で腰に負担がかかっている。
・無理なダイエットなどで、タンパク質が不足し
腰などの関節の軟骨が減少している。
・体の冷えから血行不良が起き、腰の動きが悪い。
・立ち仕事・座り仕事など長時間同じ姿勢ですごすことが多く、
腰に負担がかかっている。
などが考えられます。
心当たりがある方は、改善できるところから、
少しずつ改善してゆきましょう。
腰痛の改善方法とは?
姿勢が悪いことは、腰痛だけでなく、
内臓の働きを悪くしたり万病のもとです![]()
気が付いた時だけでも良いので、
良い姿勢を心がけましょう![]()
腰痛の原因が、足にあることはよくあります![]()
足に負担のかかりにくいクッション性の高いヒール靴や、
足裏のマッサージを取り入れてみましょう。
運動不足や同じ姿勢、冷えなどで腰の血行が滞り、
コリや動きの悪さや痛みなどが発生している場合は、
まずは湯たんぽやカイロなどで温め血行を良くしましょう。
そして、そのあとにコリをほぐすマッサージや、
ストレッチなどをして不快な症状を緩和しましょう![]()
症状が現れる前にも、温めやストレッチを取り入れることで、
腰痛の予防にもなりますよ!
運動などによる故障の場合は、
運動をお休みして安静にするという
ことが第一です。
無理をせずに、生理前の時期だけでも、
ゆっくりお休みしましょう。
そして②の女性特有の要因ですが…
じつは、女性の骨盤って生理周期に合わせて、
開いたり閉じたりするんですって!!
骨盤って蝶みたいな形の骨です
↓
骨って、骨格標本を見ていただくとわかるのですが、
骨と骨自体が連結できる構造ではないんです。
骨と骨を繋ぎ合せているのは、
靭帯と呼ばれる紐状の筋です。
そして、それだけではなく骨の周りにある筋肉も、
骨格を支える重要な役割を果たしています。
女性は生理前や妊娠中に黄体ホルモンと呼ばれる、
妊娠をつかさどる女性ホルモンが分泌されます。
そしてこの黄体ホルモンには、骨盤の靭帯を伸びやすくする
働きがあります。
どうして、骨盤の靭帯が延びる必要があるかと言えば、
生理前であればの経血をスムーズに排出する為であり、
妊娠中であれば胎児を育むスペースを確保し、
スムーズな出産に備えるためです。
しかし、現代の女性は骨格を支えるもう一つの器官である、
筋肉がかなり衰えていることが多く、
靭帯が延びると筋力だけでは支えきれなくなり、
過剰に骨盤が開いてしまうということが指摘されています。
そして骨盤が開きすぎるために、腰に無理な負荷がかかり
腰の違和感や腰痛といった症状がでます。
また、こういった症状がある方は妊娠した際にも、
骨盤が開きすぎて赤ちゃんの位置が下がりすぎてしまい、
子宮頸管が短くなりやすく早産につながる可能性も指摘されています。
これはふだんきちんと運動をしている女性にも当てはまるんです。
というのも、昔の人はこの骨盤を支えるインナーマッスルを日常的に
鍛えることのできる動作をしていました。
それは、和式のトイレで用を足すときにする、
しゃがんだり、しゃがんだ体制から立ち上がるという動きです。
一日に何度も、排便や排尿などでしゃがむ。
また、その状態で腹筋に力を入れたり、
括約筋を引き締めたりすることで、
効果的にインナーマッスルが鍛えられていました。
しかし、今の日本で和式のお手洗いって
少なくなっていますよね?
たぶん使う人のニーズが洋式便器に傾いている
ということが大きいかと思います。
それは和式の便器をきれいに使うには、
結構慣れ技術や筋力が必要だからだと思います。
でも、知らない人の座った便座に、
直接肌を触れる必要がない、
和式の便器ってある面で衛生的だと思うんです。
利便性や衛生面から女性用立小便器というものが
設置されているところもあるそうですが、
今ある伝統的な和式便所を見直してみませんか?
また、和式の便器を使用することで、
インナーマッスルが強化されて
生理前の腰痛予防や将来の出産をスムーズに
したりする効果などが期待できるそうです。
改善方法としてはかなりお手軽じゃないですか??
このまま日本の伝統的な和式の便器が
なくなってしまうのは寂しいです![]()
2020年のオリンピックでは![]()
ぜひ和式の便器の良さが世界に認められると
良いなーってひそかに思っています。(笑)













