生理前にチョコレートが食べたくなる理由とは? | PMSのイライラ!みんなどんな対策しているの?

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生理の前のイライラ、おなかの痛み、むくみなどに悩んでいる女性はとても多いんです。
PMSの治療方法や対策を知って、つらい月経前症候群の症状を改善しましょう!

ふだんはべつに食べないのに…

 

生理前になるとどうしても

 

食べたくなってしまう!

 

 

ロッテのチョコパイチョコおいしい

 

ファミレスの巨大なパフェチョコパフェ

 

マクドナルドのフライドポテトいもシェイク

 

ミスタードーナッツのドーナッツドーナッツ

 

バターたっぷりのインドカレーカレー

 

ケンタのフライドチキンちきん

 

メープルシロップのたっぷりのビスケット付きではちみつ

 

 

生理前だから体調が悪いはずなのに、

 

なぜか脂っこいものや甘いものばっかり。。。。

 

ただでさえ生理前は太りやすいのに、

 

こんなの食べたらもっと太っちゃうショック

 

 

こんな風に感じる女性って多いんですって!!

 

 

 

実はこれ、婦人科疾患のPMS(月経前症候群)

 

という疾患の症状のひとつなんですよガーン

 

 

「えーカナヘイびっくりこれって病気なの?!」

 

 

とびっくりされた方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

日本産科婦人科学会でも認められている

 

婦人科疾患でもあるPMS(月経前症候群)の症状の

 

ひとつでもあるんです。

 

 

生理前にはチョコレートが食べたくなる?

 

生理前に食べたくなるものとして、

 

よく言われるのがチョコレートです。

 

 

チョコレート魅惑の食べ物ですよね幸

 

 

実はこのチョコレートなどを含む、

 

甘いものや脂っこいものを生理前になると

 

食べたくなってしまうという現象には、

 

科学的な理由があります。

 

 

女性の体内では、排卵日~生理直前まで、

 

黄体ホルモン(プロゲステロン)という

 

妊娠をつかさどる女性ホルモン

 

たくさん分泌されています。

 

 

生理前になるとこの黄体ホルモン(プロゲステロン)が、

 

女性の体内で様々な働きをして、PMS(月経前症候群)の症状を

 

引き起こすといわれています。

 

 

しかし一方でこの黄体ホルモンは、

 

女性が妊娠する際にとても重要な役割を果たします。

 

 

たとえば受精卵子宮に着床させやすくするために、

 

子宮や腸などの動きを抑制ます。

 

 

その副作用として腸にガスがたまったり、

 

つらい便秘症状を引き起こします。

 

 

また、黄体ホルモンには血液中の血糖値

 

不安定にさせてしまうという作用があります。

 

血糖値不安定になるとどうなるかというと…

 

 

「お腹が空いている」時のことを想像していただければ、

 

分かりやすかもしれません。

 

 

 

あなたは空腹になると、どんな感じがしますか?

 

 

まず、「何か食べたい」って思いますよね?

 

 

それも、トコロテンとかきゅうりとかじゃなく、

 

 

脂質や糖質などのカロリーの高い食べ物

 

 

を食べたくなりませんか??

 

 

 

そして、それをなんとかガマンしていると、

 

 

いらいらいらいらいらいらいらいら。。。

 

ソワソワ~

 

集中力や思考力が無くなります。

 

 

そして、脳貧血のような眩暈がしたり、

 

活発に胃酸が出すぎて胃痛がしたり、

 

吐き気がしてきたり。。。

 

 

食物が簡単に手に入る現代では忘れて

 

しまいがちですが、空腹って生命の危機です!!

 

 

野生で生きていれば何日も食料が手に入らない

 

という事は日常茶飯事です。

 

 

「早めに食糧を確保しておかなければ死んでしまう!」

 

と体が激しく警鐘を鳴らし、

 

「食べ物」の事しか考えられなくなってしまいます。

 

 

PMS(月経前症候群)の期間は、最長約2週間程度で、

 

体内に黄体ホルモンが高い状態が続く間は、

 

常にそう言った症状が継続することがあります。

 

 

 

2週間ずーっとそんな状態ってつらいですよね?

 

 

 

PMS(月経前症候群)は正しい対処を行えば、

 

必ず改善します!!

 

 

逆にきちんと対処していないと、

 

年齢が上がるごとに悪化してしまう、

 

と言われています。

 

早めに改善する方法を探して行きましょう。

 

 

 

具体的にはPMS(月経前症候群)を

 

改善するにはどうしたらよいでしょうか?

 

 

生理前にチョコレートを食べたいという症状は、

 

「チョコレートを思いっきり食べる」

 

という方法で解決できます。

 

 

が、、、これは絶対におすすめできません!!

 

 

 

チョコレートのパッケージの裏側に書かれている、

 

「原材料」って見たことありますか?

 

これは配合率の高い順に記載されているのですが、

 

だいたい最初に書かれれているのって、

 

砂糖・カカオマス・ココアパウダー・植物油脂・カカオバター

 

辺りなんです。

 

 

砂糖は言わずと知れた糖分です。

 

 

カカオマスカカオの胚乳をすりつぶして、

 

カカオバターを取り除いたもので、

 

ココアパウダーの原料です。

 

 

植物油脂は植物からとった油ですね。

 

カカオも植物なので、カカオバター

 

植物油脂なのですが…

 

まあカカオバター以外の植物油脂

 

ということでしょう。

 

 

つまり、チョコレートは糖分とカカオと油で

 

できているんです。

 

糖分は一気に血糖値を上昇させ、

 

血糖値を不安定にします。

 

血糖値が不安定になると、

 

さらにPMS(月経前症候群)の症状を

 

さらに悪化させてしまいます。

 

また、カカオにはカフェインがかなり含まれています。

 

 

最近はカカオの含有率の高いチョコレートも多く、

 

板チョコ1枚でコーヒー1杯分よりカフェインが

 

多いなんて言う商品もあります。

 

カフェインは神経を興奮させる作用があり、

 

PMS(月経前症候群)のイライラ症状には、

 

禁物です。

 

またカフェインには中毒性もあり、

 

何度もくりかえし食べたくなってしまう

 

という弊害もあります。

 

なので一時しのぎにチョコレートを食べてしまうと、

 

さらにPMS(月経前症候群)が悪化してしまう

 

可能性があります。

 

コーヒーやコーラ、お茶類などもカフェイン

 

影響が懸念されますので、

 

摂取は控えたほうが良いでしょう。

 


でもでも、どうしても甘いものが食べたい!!

 

ガマンしてさらにストレスがMAXっていう

 

時もありますよね?


そういうときには、チョコレートの代わりに

 

『黒糖』

 

がおすすめなんです。

 

黒糖には糖分がたくさん含まれていますが、

 

血糖値を下げるミネラルも豊富なので、

 

血糖値が不安定になりにくいんですって。

 

 

本能的にカロリーの高い糖分や脂質を

 

摂取することで、脳が喜ぶ作用があり、

 

反対に脳がリラックスする効果も認められています。

 

 

また、体内のマグネシウム不足から、

 

『チョコレートが食べたい』

 

感じることがあるらしいので、

 

マグネシウムも含まれる黒糖は

 

チョコの代用食としてうってつけなんです!

 

イライラ防止のミネラルと言われる

 

カルシュウムも豊富に含まれていて、

 

良いことばっかりです!!

 

 

でも、沖縄じゃないし、

 

「黒糖が簡単に手に入らない」

 

という方は、黒飴もおすすめです。

 

(黒糖以外の砂糖や添加物の

 

 入っていないものがおすすめ)

 

 

 

また、脂っこいものがたべたい!

 

という時には、アボガドが超おすすめです。

 

アボガドは脂分たっぷりなのですが、

 

不飽和脂肪酸という悪玉コレステロール

 

減らしてくれる有益な脂分ですし、

 

ビタミン・ミネラルもたっぷりなんです。

 

 

以前知り合いの164cmで130㎏の女性が、

 

『栄養失調』で倒れたことがありました。

 

周りも本人も驚いていたのですが、

 

これは脂質や糖質は十分に満たされているのに、

 

それ以外の微量なビタミンミネラル不足による

 

現代型の『栄養失調』なんですって!

 

 

自分の体の中になにが足りなくて、

 

なにが過剰かをしっかり見極めて行きましょうニコ