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iven works

ないなら作ればいいじゃない。


さらに続きます、フジフェザーCX+の街乗り仕様。
前回の記事ではフロントフェンダーをつけました。
今回はスタンドをつけます。


選んだスタンドはこれ。
ESGE ダブルレッグスタンド シルバー/UNICO(ユニコ)



20数年形をかえずに販売されているという定番品。
評判がとても良いので選んでみました。

ちょっと値段高いですが、届いて納得、めちゃめちゃにしっかりした作り。
片側に集まる足がどう二手に展開するのか不思議でしたが、カムのような機構でスムーズに開きます。
なるほどこれはいいぞ。

個人的にはスタンド不要とも思いましたが(どうせ駐車時は地球ロックしたいし)、荷物が多く、また止める回数も多いということで、安定したスタンドが必要ということになりました。



Feather CX+のチェーンステーのBB付近はどうにかセンタースタンド入りそうです。
ところが、これ突っ込んでみると



チェーンステーを挟むコマがFDのワイヤーと当たります。
ゴリゴリ言うのでコマを削ります。

取り出したるは、マステ。



適当にちぎって、カッターマットにペタリ。
コマの削りを想像しながら楕円を書きました。くるり。

斜めにワイヤーが通ってるから、ワイヤーを逃がすにはこんなかんじに削ればいいはず。
これをカッターナイフで切り抜くと…



こうなります。

で、切り出した楕円のマステをピンセットで取りまして、仮止めしたコマのワイヤー干渉部分にぺたっと。


何度かずらしてワイヤー移動の中心にセンターが来るように貼り付けます。
この状態でFDを変速してみて、ワイヤーの動きを確認。

BB裏のワイヤーガイドに近いのでそれほど左右方向にはブレないみたい。

削り代のマーキングが済んだら、仮組みしたスタンドをバラしてコマを取り出します。



こんなかんじに当たるようです。
マステは一般的な長軸と短軸が中心で交わる楕円形で描きましたが、とコマの角が最も長い変形した楕円っぽい形に切るのが正解でしょうね。

それほど問題ないので、先ほど切り出したマステの残りを合わせて貼り、現物合わせに使ったマステを剥がします。



すると、切削範囲がわかりやすくなります。
切削部分以外の簡単な保護もマステにしてもらいますんで、一石二鳥です。

これを前回登場したバイスにくわえて、棒ヤスリでゴリゴリ削る。


作業しやすい方向を探ってコマを回転させて、ワイヤーの通り道をそれっぽく想像しつつ。


こんなかんじかしら。

再び仮組みします。

いい具合っぽいしFDも普通に動きますが、まだワイヤーに当たってる?
ワイヤーにテキトーに塗料を塗って、コマとの干渉部分がないか調べて削り直しました。

ワイヤーがすこしオレンジっぽいのは、その時つかった水性ボールペンの色です。
光明丹っぽい笑

再び組み付けてFDを動かしつつ、確認します。
大丈夫そう。

これにてスタンド装着はとりあえずつきました。

今回は干渉を避けるためにアルミ製の塊に削りを入れています。
削るということは強度が落ちるということですが、このコマ、アルミのでっかい塊で、削ってなおかなりの肉厚があるので実用上問題ないかと考えています。
万一もげたら別の作戦を考えねばなりませんね…。

さて、スタンド関連はあと仕上げ、スタンドの余分な足を切断します。

それが終わればあとはラスボス、「後ろまわり」。
エンドにダボがないフレームにリアキャリアとリアフェンダーをつけます。

つづく

前回の続き、フェザーCX+の街乗りスペシャル化です。


前の泥除けをつけます。
今回計画した中では比較的問題少なめなフロントフェンダー。


雨の中でもガンガン走る予定とのことですので、フルフェンダーにしました。
使ったのはDixnaのロードフェンダー。

ディズナ DIXNA ロードフェンダー(ロード用ドロヨケ) ブラック/ディズナ(DIXNA)


その名の通りロードバイク用のフェンダーです。
商品説明文に700x28Cまでと記載がある通販ページもありますが、実測寸法で幅35mm。

事前にFeather CX+が700x35Cのタイヤを履いているというのは調査済み。
ただ、実際のタイヤの太さはメーカーごとにマチマチです。

5年前に使ってたマキシスのデトネイターなんか、26x1.25でもパナのそれより確実に一回り太かったですから。ミシェランの26x1.4くらいあった気が…。

というわけでタイヤの実寸が知りたい。
のですが、改造計画中は実車が手元に無い。

しかたがないので某店で展示車を眺め、自分の人差し指と中指をあてがってタイヤ幅を確認。
家に帰ってきてノギスで指を測ったら35mm。

ロードフェンダーを調べていたら35Cでぴったりとのレビューを見つけたので、これにしてみました。
綱渡りでございます…。



実車が手元に来て、とりあえずかぶせてみた様子。
幅ピッタリで見た目スマート、いい感じ。

Feather CX+の標準タイヤは700x35C、ケンダのブロックタイヤです。

街乗り車としての性格からして、一回り細い28Cにしたほうが加速良くていいと思います。

が、とりあえず今回はこのままいきます。

段差の走破性やパンクのしにくさ、乗り心地など、タイヤに起因する性能や人間の印象はいろいろあるなぁと、私自身も体感しながら勉強中でありますが、納車後に依頼者さんの実際の乗り方を見て、また相談しつつ反映させたいところであります。

ともかく、今後タイヤが細くなる事はあっても太くなることは無いとの予測のもと、泥除けも細身でスマートな外観が得られるロードフェンダーにしました。


ちなみにFeather CX+のフレーム側のキャパシティとしては35C以上に太いタイヤも入りそう。
フルフェンダーが入ってちょうど良いくらいですから、もっと太いタイヤでモンスタークロス風も楽しいかもしれません。試してませんが。

さて、Feather CX+のフロントフォークにはフェンダーを取り付けるネジ穴(ダボ)あります。

といってもディスクブレーキがついており、そのままではフェンダーのステーがキャリパに干渉します。
つまり、つきません。

あいや、取り付けは出来ますが、ネジ止めのステーでフェンダーの位置ぎめする都合上、樹脂製のフェンダーがねじれたり、変な方向に引っ張られて無理な力がかかり、耐久性が落ちるでしょう。
たぶんフェンダーが割れたり曲がったりします。

なので、そういうストレスはタダの棒っきれで、構造的に余力のありそうな金属に受けてもらいます。
要はステンレス製ステーを曲げて逃げを作ってやります。

何かと便利な「ボール盤バイス」の登場です。
テーブルには万力とアルミ板(テーブル裏の当て板として)で固定しています。

工作っちゅうのは、使う工具の良し悪しと、使う人の身体の姿勢、加工する物の固定で完成度がおおかた決まりますのじゃ。ふぉっふぉっふぉ。
偉そうに言えた口ではありませんが、ふぉっふぉっふぉ。

バイス自体は3000円弱ですが、買ってよかったです。
これを持ってなかったら今回、加工を自分でしようなんて思わなかったでしょう。

で、これにステーを挟むわけですが、ステーのネジ穴付近が引っかかって使いにくかったので…



さらに別のクランプを生やしました。
このクランプ、テーブル側のつかみの大きさが小さくてこのテーブルにつかないんですが、バイスの耳に固定したらしっかりつきましたよ。
しめしめ。

これでステーの棒を手の腹で叩くと、クランプの爪のところでグニャっと曲がる。
もっとシャープに曲げたい場合はクランプした部分の真上に当て木を添えてハンマーで叩く。
ステーに傷が入るのを防ぐためにクランプする部分にはマスキングテープを巻いています。


ところで、このステーは5mm径のステンレス棒。
曲げ加工の自由度はけっこう高いみたいで、グニャリと90度近く曲げても折れない模様。
他で何か使うことがあればぜひ試してみたいものです。


こんな感じでディスクブレーキのキャリパーがある左側をくの字に曲げた後、同様に右側も少し内側に入るように曲げました。
ちゃんとネジ留めするとフェンダーそのものがまっすぐつかないもんで。



一応これで装着できましたが、ステーの先端が少し余ります。
樹脂製のカバーがフェンダーに付属していますが、靴紐とか引っ掛けそうなので20mm程度切りたい。
構造上、少しステーの先っちょが出っ張るのはさけられませんが何もしないよりマシでしょう…。

ステンレス棒が切れそうな工具が無いので、近いうちにステンレス用のノコ刃を買ってきませう。

ちなみに、このロードフェンダー。
前用はロードバイクのキャリパーブレーキに共締めするのが基本的な装着スタイルのようで、フォーククラウン集合部に止めるステー用のネジは付属してません。

幸い、フェザーCX+のフォークには取り付け穴が開いています。
ノギス実測で直径6.2mm.。

M6x50mmのネジを買ってきました。


ママチャリの泥除けを外したらついていた変形ワッシャーをかまして平らなステーに対して面を出しています。

画像は仮止めですが、この後ネジの頭側にもワッシャをいれました。


いい感じについたぞ…。
M6x45だと袋ナットでつけられるかしら。

ステンレスが切れるノコ刃を買いに行くまで一端これでおいておきます。

つづく…

こんちわ。

ご縁あって「良い街乗り自転車が欲しい」とご相談を頂いて、ある自転車を組み立てています。

ベース車はこちら。



FUJIのシクロクロスバイク、Feather CX+(XXSサイズ 430)。

依頼者さんはもともとスポーツバイクに明るい方ではなかったので、最初は予算5万前後のクロスバイクくらいで良いんじゃないかと思ってましたが、何度かお会いして話を進めるうちに盛り上がり、最終的な要求仕様はこんな感じ…。

・通勤、仕事で天候関係なく乗りたい
・長く乗りたい
・大量に荷物を載せたい
・ドロップハンドルが良い
・軽い走り

ツーリングバイクっぽいですね。

私の勝手な印象だと、入門者の多くは「なんか怖い」とドロップハンドルを敬遠される方も多いんですが、普段のジム通いでスピニングマシンに乗られ、それが元でドロップハンドルの方が扱いやすいと感じられているんだとか。


その他の要求は「生活自転車」。
同時に「仕事の道具」としての性格も持ちあわせています。
天候関係なく、足として乗られる自転車になるということ。

せっかくならディスクブレーキにして雨の日でもしっかり止まる自転車にしましょう。
実用的なフェンダーをつけましょう。
大きなカゴをつけましょう。
長く付き合える、素敵な自転車にしましょう。

そんな感じで考えました。
ということでベース車の仕様は

・ディスクブレーキ
・身長160cm前半の女性が乗れる
・変速アリ
・キャリア装着の拡張性があること
・ドロップハンドル

コレに合致するのは、ツーリングバイク、ディスクロード、シクロクロス。
あるいはディスクブレーキのMTB、クロスバイクのドロップ化。

わりと何でもアリ….。
ドロップハンドル化は大好物ですし、改造前提ならば、程度はあれどどうにもなります。
ただ、無駄を省いて色々考えていった結果、最終的に残ったのがFeather CX+とBe AllのBonnet noir Always。

「ぼんねっと のいあー」じゃなくて「ボネノワール」です。(間違えてた人より)

2013 Bonnet Noir(ボネノワール) ALWAYS 【クロスバイク】


Feather CX+より安く、あらかじめフェンダーが付いてて、キャリアダボもあってと非常に悩ましい対抗馬でしたが、デュアルコントロールレバー、細身のシルエットやフレームカラーで最終的にはFeather CX+になりました。

決まったら決まったで、依頼者さんに合うフレームサイズのメーカー在庫がなく、
そこから更に2ヶ月近く入荷を待ち、やっと手元にやってきたノーマルのFeather CX+をそのまま引き取り、また長らくお預かりして(ごめんなさい…)部品を組み付けております。

ちなみに、ジオメトリー表を見ると2014年仕様はXXS(430)とXS(480)の間で違うのはシートチューブ長さだけ。
ヘッドアングルもホイールベースも一緒。
見た目的にはスローピングフレームかどうかだけの違いのようです。

今回は跨たぎやすさを優先してXXSになりました。


このFuji Feather CX+という自転車。


ベースはカンチブレーキのFeather CX。
ネーミングからするとピストバイクのFeatherとも共通性があるのでしょう。
フジがまだ日本に拠点をおいていた頃、最初に手がけた自転車がフェザー号って言うのだそう。


入門シクロクロス車、クロモリフレーム、ディスクブレーキとなかなか魅力的。
同じジャンルに入ってくる量産フレームはサーリーのディスクトラッカーとかでしょうか。

ところがフジ、この仕様で完成車が実勢9万円弱。

FUJI/フジ FEATHER CX+/フェザーCX+ クロスバイク 43cm 18speed...

¥90,180
楽天

増税前に購入したので8万円台。
10万円を超えると最近流行のディスクCXがありますが、10万円きってるのは少なかったです。

気になるのは重量(実測約11kg)くらい。
ですが、街乗り車としては十分でしょう。
某自転車チェーン店だと日帰りツーリング向けの自転車として置いてたりもします。

素の状態で乗ってみた印象だと、普段のエスケープ改に比べてタイヤ、リムの重さと思しき漕ぎ出し加速の悪さは感じますが、さすが35CのCXタイヤ、乗り心地良好。
速度が乗るとゴロゴロ進んでいく感じ。

変速系は35系SORAの2x9。

ディスクブレーキはテクトロ。

加速の感じは通学プジョーに通ずるもんがありますが、さすがにあれより軽い。
羽毛フェザー感。

そういえばプジョーもクロモリフレームでした。


2013年モデルはディスクマウントごと取り外せて、チェーン引きとしての機能ももったへんてこなリアエンドをしてるようですが、2014年モデルでは一般的なエンド形状。
ディスクブレーキをシングルスピードで楽しむなら13年モデル、おもしろそう。



ところがご覧のとおり、リアエンドにキャリアダボがないんです、コレ。

フォークのフェンダーダボはついてます。
シートステイにもダボがついてます。
リアエンドのダボだけ無い。

■2017年1月追記
FUJIの公式サイトを確認するに、2016年モデル以降にはキャリアダボがついた模様です。
いいぞFUJI。


このへんはBE-ALLのBonnet Noir Alwaysがしっかり作ってあるみたい。
ですが、今回はコレをベースに「ぼくのかんがえた最強の街乗り自転車」を組みます。

完成形をイメージするにあたって準備しておいた部品を乗っけてみました。



のせてみただけでネジ止めされてません。
大きな変更点はリアキャリア、前後フルフェンダー、センタースタンド。
フレーム側にネジ穴がありませんから、リアキャリアとフェンダーは苦労しそう。

Feather CX+を選ぶにあたって似たカスタム例をググりましたが、全然みつからず。
貴重なオーナーさんのブログが一つ、魅力的なカスタム事例が1台、ショップのノーマル紹介記事多数。

普段触ってるEscapeR3なんか、軽量化だツーリング仕様だフルカンパ組だ、いろんな事例が出てきますが、それからすると無に等しいです。

ノーマル仕様でさえ、今回購入した最小の430サイズはサイドビュー画像も出てこない。
520サイズはホリゾンタルっぽいのに、430がどういうフレーム形状なのかすらよく分かりませんでした。

結局ピストのFeatherを見てドキドキして到着を待ちましたが、画像で見た印象では大まかな印象はFeather、Feather CXの430サイズと変わらないです。
ちょいスローピング。

余談ですが…

某店の納車整備を経てやってき新車のFeather CX+君。
バーテープの巻き方は見るからにすぐ剥がれそう…?

さて、なんとかするべぇ…。

つづく

■2017年1月追記
現行モデルは11万円ちょっとになったみたいです。

FUJI(フジ) FEATHER CX+ ロードバイク 2017年モデル 18SPEED、クロ.../FUJI(フジ)
¥113,400
Amazon.co.jp

ちわ。

米の中に混じってた小石を噛んで歯がかけました。
人間の顎ってのはすごい力でものを噛んでいるんですね。

一生ものが傷つくのは、なんとも切ないものです。
今回はどちらかというと奥歯よりでしたが、以前前歯も欠けたので2本目。
あー、つら。



一生ものといえばいろいろありますが、これは一生使えるかな?っていう品物を手に入れました。



ヒラメのポンプヘッド。

そこかしこで絶賛される「空気入れの先っちょ」であります。
空気入れの先端だけなのですがお値段定価4000円。
トピークのしっかりした空気入れが3000円で買える時代に。


私にとってはいかにも玄人道具っぽい感じがあって、ちょっとした憧れの品。
通販のポイントで買っちゃいました。
玄人っぽさを求めてるくせに通販のポイントで買うっていうね…。
買ったのは廉価版の「縦カム」と呼ばれるタイプ。

より有名なのは「横カム」型でしょうか。



バルブ周辺に余裕のないディスクホイールでも不自由なく使うための形状だとか。
リムとハブの距離がない小径車でも便利そうです。

レバー周りの仕様が異なるほかは同一らしいので、安い縦カムにしました。
付属の取扱い説明書によると、正式な商品名を「平目3号ポンプ口金 HP-30」といいます。

そのへんの空気入れの口金は樹脂製ですが、全金属製であります。
真鍮と鉄かしら。
うーん、これは3000円でも安いかも。

取り付けるのはサーファスのFMP-500。


私がメイソンを買った6年前、一生使えるやつにしようと思い切って購入。

当時6000円くらい。
自転車本体価格に加えて高校1年生にはデカイ買い物でした。
最近はFMP-200って安いモデルが主流みたいで、店頭で見かけなくなりましたね。

6年間便利に使っておりましたが、近頃付属のポンプヘッドから空気が漏れて使用不能に。
エア圧調整用に空気を抜くボタンが付いているんですが、その付近から漏れています。
ポンプヘッドは分解不能、しかもFMP500用の交換部品が無いっぽい。
200用のは出てくるんですが…。

探すのもめんどいし、そんなこんなでヒラメ導入です。
ヒラメポンプヘッドは空気入れのホースをちょん切って、差し込んで使うもの。
ですが、FMP-500は付属のバルブを外すと…


いかにも付属と同形状のポンプヘッドなら交換できそうな接続部分が現れます。
このままではヒラメがつきません。
一思いにちぎります。

といっても、ステンメッシュホース。
はさみでチョキン、そんなわけには行きません。
オートバイのブレーキホースの切り方をググって、金ノコとか使えばどうにかなりそうなのを知りました。

が、手元にあった金切りバサミでムシってみた結果…

(こんなやつ)




切れたけど、汚い。
このままでも使えますが、気分が悪いし手に刺さりそうなのでもう少し綺麗に切る事を試みます。

バーテープを巻くのに使っている、ビニテ。



これでステンホースの、切りたいところをぐるぐるまきに。


ボール盤バイスにくわえます。



DIYは材料の固定をちゃんとすると一気に精度上がるし怪我しなくなりますね。
これは3000円位の安いバイスですが、有るのと無いのとじゃあ、大違い。

ホースを適宜回して、常に外側から内側に歯が入るように金属用の弓ノコで切ります。
ステンメッシュがバラけないように…。



(こんなのこぎりで…)


そこそこ綺麗かしら。

ビニテを解いて、ヒラメを突っ込みます。
摩擦が強くなかなか入らなかったんで、シリコンルブをちょこっとだけ、しゅ。



アーッ!!

押し込んだら少しステンメッシュがバラけた…。
オートバイ用のステンメッシュホースは内部のチューブがナイロン製ですが、これはゴムです。

たぶん自転車用空気入れも突き詰めると硬く内圧で膨らまないナイロンチューブの方がより一層ガンガン空気入る気がするんでしょうが…そんな高性能はたぶんいらないし、ホースが硬くて空気入れとして使いにくいだろうな…。

さて、ここまでできたらあとはホースバンドで固定するだけ。
100円位のホースバンドを一緒に買ってあります。

ステンメッシュがさらにバラけるのが嫌なので、一層ビニテを巻きました。



かんせい。

ポンプヘッドに逆止弁内蔵とのことで、何もつけずに空気を送るとフラップ的なものが振動する「ブー」って音がします。



使ってみるとこんな感じ。

逆止弁内蔵とのことで、空気の入り始めはちょっとおもしろい。
ポンプヘッドの内圧が、チューブの内圧以上に加圧されないと逆止弁が開かないんですね。
チューブに空気が入り始めるまで、ポンプヘッド内を「与圧」してやる必要があります。
揚げ物揚げる前に油を温めておくみたい。うん。

ある程度加圧されて「パキンッ」って音がすると逆止弁が開く。
この音がしてから空気が入ります。
おもしろいような勢いで。

既に空気入れのホース内も加圧されてるのでロスがなくチューブに押し込まれていくんでしょうか、空気入れを動かした分だけダイレクトに内圧計に反映されます。
大変心地よい。

ただまぁ、普通のポンプヘッドでも空気は入りますからね…。
買う価値があるかと言われれば、

「良い品には違いないが、必要かどうかは人それぞれ」

というところでしょうか。
いらない人にはいらない製品。

なんつったって、普通の空気入れでも空気入るし。
競技だのなんだで空気圧管理を行わない私にとっては、フィーリング、感覚、そんなあやふやなものを満足させる存在です。

私には、良い品物でした。

ちわ。

最近のメインバイクになったエスケープR3ですが、もちょっと手を加えました。
ステム。

ドロップハンドルにして以来、いただいてきた80mmのステムを使っておりました。



これで2ヶ月位乗りましたでしょうか。
まったく問題なかったのですが、ちょっと興味があったので長いステムにしてみました。

概ねあてづっぽうに長くしたと言っても過言ではないのですが、ちょっと前にフレームサイズとはなんぞやっていうのを考えてみたのです。
このエスケープのフレームはXSサイズ、ジャイアントによるとホリゾンタル換算で525mmのトップチューブ長です。


私の身長は178cmなので、よく言う推奨値だと540~560mmくらいが良いらしい。
ということは、トップチューブ長だけ比較すれば、15~35mmくらい、ハンドルとサドルの間が離れてもいいことになります。

無論、シートアングルとヘッドアングルのふたつの角度もハンドル・サドル間の距離に影響するのは自明です。

ところが、ジャイアントが公式に発表しているジオメトリー表でTCR(Mサイズ)とエスケープを比較してみたら、

■ヘッドアングル
エスケープ(XS):71度
TCR(M):73度

■シートアングル
エスケープ:75度
TCR:73度

でした。
TCRをベースに考えると、エスケープはシートチューブとヘッドチューブがハの字に開いている事になります。
ハの字の上に覆いかぶさるのが人間なので、トップチューブ長に対してサドル・ハンドル間は縮まるということです。

ちゅーことは、サドル後ろに引きまくって、ハンドルをポーンと前に出した方がいいんだろうなと。


エスケープの売り文句に「前傾姿勢が浅く…」とか書いてあるのはこれのことも含むのかな。
個人的には、せっかく高い自転車買うなら乗車姿勢くらいじっくり変えていくべきと思うので、ママチャリ感覚な宣伝文句でもったいないなぁと思います。

そのお値段には調整したり交換したりしやすい部品代も入ってると思うんですけどねぇ…。
自分だけにあわせた専用車って、ちょっと嬉しいじゃないですか。
まずは自転車を自分にあわせ、自転車乗ってると自分も変化するから、それに合わせて変えていく。無理の無い範囲で自転車に自分を合わせてみるなんてのも、いいと思うんです。


それはさておき、単純にプロロード選手が120mmとか130mmのステムを使ってて、あれがなんか、かっこ良く思えたのも大いにあり。

私の場合はフレームサイズが小さいんだからアレをやっても大丈夫だろう。
というわけで、買ってまいりましたステム。




ディズナのリッジライン。
84度120mm。元値5000円が3000円くらい。

ちゃっと付け替えます。



冒頭にも貼った以前の姿がこちら。



俄然やる気っぽい。
…っぽい。

黒の塗装仕上げでフレームと色が近いので、

なんだかフレームとステムに一体感がある気がします。

私のエスケープはフロントフォークを交換しているので自転車全体が前のめりになっています。

てきとーにフォーク交換前の似たようなアングルの画像を重ねてみましたが、ダウンチューブとヘッドチューブあたりのズレがこの「前のめり」の具合であります。
肩下寸法測っとけばよかったな…。

重ねたもともと画像はこちら。
比較的市販状態に近いフラットバー仕様。
フレームから組んだのでぱっと見で市販と同じもんなぞフレームセットくらいなのですが。





…洗車しよう…。

ホイールベースを基準に合わせていますが、実際にはフォークのトレール長も異なるのであくまで「てきとー」です。

こんな感じで、以前に増して前傾姿勢がきつくなったエスケープですが、ステム交換してから平均速度が2km/hくらい伸びました。

上半身の力が入れやすいし加速感が良く、速度に乗ります。
40mm違うとずいぶん違うもんですねぇ…。
いきなり40mmも伸ばしたら腕まわりがきついかというとそうでもない。
最近乗り方を変えつつ有ります。

趣味で自転車に乗り始めた頃、「骨盤を立てろ」と雑誌やらなんやらでさんざん目にして、特に誰それの指導を受けるわけでもなく乗る時にひたすら骨盤をたてるぞーと考えていました。
原因がよくわからんかったですが、おしり痛かったんで、たぶん自分はまだ骨盤が立っていないんだろうと一生懸命骨盤を立てるつもりで力をいれてきました。

その結果出来上がった姿勢がこんな。2013年の夏前。

背中が真ん中あたりでカクンと折れてますよね。

ところが、実業団チームを走っていたこともある友人にこの画像を見てもらったところ、「腰がカクンと曲がってて良くない」と言われたもんですから、昨年の夏頃から「腰を伸ばして腹回りを使う」ことを意識してみています。

おそらくはヤマメ乗りとかオジギ乗りって呼ばれてる乗り方に近いのかな。
そちらもしっかり学んだわけではないのでよく知りませんが。

曲がってた腰まわりの有効長が伸びるわけですから、ステムが短いと腕が曲がっちゃって力が入れづらく、都合が悪い。


乗ってみたらなるほど、この方が楽な感じがします。
人に診てもらうっていうのは面白いもんです。

ステム交換、いまのところは大成功です。

では。

ちわ。

どなたか私を正社員として雇いたい方いらっしゃいませんかー。
来年4月以降の去就が決まっておりません、ねびです。

今日はママチャリのヘッドライトを交換するお話。
だいぶ前の画像ですが、自転車はコレ。



スタンドを交換したり、前ブレーキのシューをVブレーキ用にしてあったり、ハブのグリスアップをしたりと手を加えております。

で、これ。



ブロックダイナモ。
標準装備のライトでございます。
この自転車が売られてた頃はハブダイナモはまだまだ高級品だったので装備されておらず。

普通に点きますが、点灯させると走りが重い、ガーガーうるさい、暗い。
今回はこれを改善するべくライトを交換します。

交換するのはこれ。
丸善のマグボーイ。


6発の白色LEDがついて明るく、信号待ちなどで停止しても一定時間の間はカラーLEDが点滅を続けて存在をアピールするタイプ。

LEDの数が多ければ明るいかというと決してそうではありませんが、以前1LEDのものを試して大変気に入り、別のも試してみたい…ということで6発のを選択しました。

加えて、今回は手元のレバーでオン・オフを切り替えられるレバー付きのにしてみました。
いちいちライトを足で蹴ったりする必要がありません。



ささ、まずは元々のライトを外します。



つっても、ナットを一つ外せばいいだけなんで簡単。
気にしたことがありませんでしたが、このFフォークはタンゲの刻印が入ってますね。

ちらっと上の方に写り込んでいるブレーキシューはタイオガのMTB用です。
Vブレーキ用のなかでも摩材が柔らかめのもの。
余ったので試しにつけましたが、普通のママチャリキャリパーブレーキのシューに比べると非常にコントローラブルでよく効き、音鳴もしないので当たりでした。

で、取って外して、付け直して。

ぽん。



メッキのボディが眩しい…。

この自転車は内装3段をレボシフトで操作するので、左側にレバーを装着。



って、どこについてるかよくわからないですよね。



ここです。

ちょっとワイヤーが長い。
おそらく普通のアップハンドルにもそのまま装着可能なようにだと思いますが、この自転車の乗り手さんに文句言われなかったらワイヤーは詰めましょうか。
ワイヤー自体はカゴの裏に隠れるのでそれほど邪魔でもありませんが、個人的には気になります…。

ここから…


ぐっと。



親指で軽くレバーを押し込んでやって点灯。

走行中でも十分操作できます。操作感は軽いです。
私は手がでかい方らしいのであまり参考にならないかもしれませんが…

ライトを消すには親指の爪でちょっと引っ掛けてやれば、最後まで操作せずとも勝手に戻ります。この力加減の設定が絶妙で、最初のひと押しが無ければ勝手に消えたりしません。

実にちゃんとしてます。
このへんの操作感は劣化が進んだ時にどうなるか興味が有るところです。

あとまぁ…

このレバー、見るからに本来の使い方からすると天地が逆なのです。
ただワイヤーを引っ張ってるだけなので、どうってことないだろうと考えてはおりますが。

ワイヤー錆びたらステン化してやりゃいいし。
付属のアウターケーブルはたぶんママチャリのブレーキ用です。
かなり柔らかめ。


肝心の明るさですが、押して歩くくらいの速度でもしっかり点灯します。
ここがまずすごく良い。

そしてブロックダイナモと比べると走りが軽い。
ちょっとそこまで買い物…っていうくらいの使い方だったら常時点灯でも気づかないんじゃないか?っていう位に、軽い。

んでもって、「停止時でも点滅する」機能。
これ、実際に買って使ってみるまで謎だったんですが、これがすげぇ。
写真で撮っても伝わらんと思うので、簡単に携帯で映像とってみました。




こんな感じ。
ほんの1分も走り回ると20秒以上はチカチカしてる。

真後ろを除けばかなりの範囲で点滅しているのが見えて、とても目立つ。
信号待ちしてても分かりやすいでしょうね。
ヘッドライトとしてもそこそこ優秀で、めちゃめちゃ明るくはないですが、街灯がなくてもこれなら乗れるかなって感じ。

あとはなにしろ電池いらないんですから。通学プジョーにもつけたくなりましたわ。点滅機能ついて、LED6発のコレでも2000円位で安いし。
以前使ってみた1LED仕様のもかなり明るかったですね。

点滅機能の光り方はバイクや車のハザードランプ的なので、別にかっこよかったりはしませんが必要十分だと思います。これは気に入った。

夜も走るママチャリにはお勧めです。

ちわ。

今回はたいして内容が無いです。

ここんとこ、私が生きている東京神奈川あたりでも何年ぶり?って大雪に見舞われているのはみなさんご存知のところ。

私、新潟(亀田)と埼玉(熊谷)のハーフでございますが、生まれも育ちも東京都大田区。
日常的に雪とはほぼ無縁の生活を送っております。

そんなんで急に大雪降るもんですから、2月8日あたりは家の前を雪かきしてヒーフー言ってる軟弱ぶりでございました。お恥ずかしい。

たまたま用事もなかったので家におりましたよ。
家にある自転車はタイヤ細くて乗れねーし。電車動かねーし。



んでもって、関東2回めの大雪と相成りました2月14日。
その日は私、ガッコまで行く用事がございましたから、朝から電車で出て行ったのです。
家を出た頃はまだアスファルトが見える程度で、大したことございませんでした。

んで、湘南台についてみても、まだ小雨みたいな感じで路面はちょっと濡れてるだけ。
これは大丈夫だと、普段通り自転車に乗りガッコに向かったわけでございます。

自転車はこれ。



プジョー・カデット。
タイヤはスペシャライズドのヘミスフィア旧モデル(画像右)。



こんだけ太けりゃ多少雪降ってもイケんだろと。
日頃、恐ろしく重ーい走りのタイヤです。
今日この日の為にあったのだ!! ふはは!!!

往路は雪も大したことなかったんでらくらく。
路面は歩道も車道も相変わらず、濡れてるだけでしたから。

調子乗って写真撮ったりしてますが、雪があるところをちょっと探すレベルの積雪。
土の上に10cm弱ってとこでしょうか。

このくらいなら余裕でガンガン走れますね。
新雪踏みつけて走るの、楽しいのなんの。

ところがどっこい、夜になってみると

アスファルトだの、土だの、そんなの関係ねぇ。
どこもかしこも真っ白け。積雪40cm。
ちょいと歩きだしゃ、あたり一面、膝まで埋まる。

車道の轍だけ圧雪されてて歩きやすいので、なんとか駐輪場まで行くと…



おお…。

こんな日に自転車乗って来るバカは居ないと見えて、全く手付かず。



なんかの遺跡でしょうか。
猿の惑星か。

朝に停めておいた私の自転車は…



若干エアロダイナミックな形状に。
右側面ばっかり雪が盛られます。
新雪なのでふっかふか。

ふっかふかだけどこんなにあると処分に困る。
どーにか自転車を駐輪場から引きずり出して、乗ってみる。

新雪のところは全く無理。埋もる。バランスがとれない。
ペダルが重すぎて踏めません。
舗装路用のギヤ比にしちゃったからなぁ…。

普段は十分なのでチェーンリングを52Tのシングルにしてあるのですが、まったくもって重すぎて踏めません。進みません。



でも、車の轍なら、イケる。
雪のおかげで交通量がすごく少ない。
轍にハンドルを取られてちょっと難しいですが、なんとか乗れる。
これがまた、楽しいのなんの。

腰を引いて後輪に荷重をかけるとスリップせずに進む。
トラクションってこういうことかとよくわかりました。

ポルシェの356、911、それに一連のアルピーヌ。
タイヤグリップが低かった時代のスポーツカーにRRが多いわけだ。
かつてのスバル・サンバーが半ば神格化されるわけだ。

道中こんな感じ。

車道からちょっとそれて歩道に自転車をさしてみました。ブスリ。
ただの新雪の山ですが、ここ歩道です。ほんとうです。

足は何度も付きましたけど、転びはせず。
タイヤの空気圧をちょっと低めにしたら、思ったより滑りません。
車の轍を丁寧に選んで走る必要がありますが、突然すっ転んだりはしない。
ヘミスフィア優秀。

ただし、一回空気を抜きすぎるとペダル重くてろくに乗れない。加減が大事。



んでもって、どうにか帰還。
バランスをとりながら帰ってくるのはとても楽しゅうございました。

雪、ナメてかかると死ぬと、初めて実感しましたわ。
自転車で行けるのもこのくらいの積雪で限界。
ファットバイクとか29erだともっとガンガンいけんのかなー。

ただ、あんだけ雪の降った「SFCからの脱出」では、ノーマルタイヤの車通学者は完全に亀の子で駐車場からろくに動けず、徒歩での雪中行軍を除いて、唯一の交通手段だったバスより速かったようです。

バスもバスで大変で、時間通りにはとても来ないわ、来たと思ったらドリフトはするわですごかったみたい。

ジムニー欲しくなりました。
ジムニー。
あとサンバー。


あとひとつ、重要なことを言っておきます。

ママチャリだとたぶん無理だ。

何よりタイヤ細いのが致命的。
タイヤの空気圧下げてもどこまで行けるか…。

日頃、自分好みに好き勝手いじったこの自転車ですが、たまたま雪にも強かった

見た目で選んだ図太いタイヤは雪をしっかりつかむ。

トゲトゲで踏み面の広いペダルは、足が滑らない。
なにより立ち漕ぎでバランスが取りやすいし、バランス崩してもすぐに足出せる。

ハンドル幅が380mmで狭めだったのも、下手にハンドルをこじらずに体重移動を積極的にするのに効果的だったのかも?と思っています。
特に前輪の横方向のグリップは信用ならんので、あんまりハンドルをこじるとすぐにスリップダウン。

上の写真をとった後に外で雪を払いましたが、ところどころ凍ってて大変でした。
ブレーキはあまり効きませんでしたが、ディスクブレーキだともっと効くのか?凍って使いものにならないか?気になります。

ちなみに、この時にはスキーウエアのジャケットに米軍レプリカのブーツ。



ロスコの編み上げ。
6000円ちょっとでしたか。

雪の中自転車漕いでも足、一切濡れず。
頼もしかったです。

足首までしっかりある編み上げなので、足をひねらない。
濡れないと同時に足をひねらないのが、とても安心できる機能でした。
転びそうになって唐突に足出してもへっちゃらなんですもの。

舞台衣装として買いましたが、愛用中です。


100円ショップで買ったノグもどきのLEDライトは浸水して消えなくなりました。


やたらと眩しいのでハンドルに上下ひっくり返しでつけていましたが、そのせいでシリコンカバーの内部に水がたまったようです。

本家のknogライトは内部にも一応フタがあるので、シリコンの内部に水や雪が入っても直接は水に触れない構造です。
ゴムパッキンとか無かった気がするのでそれも気休めといえばそう。

ちなみにダイソーノグもどき、乾いたら治りました。優秀。

いやー、楽しかった。
そして、無事でよかった。

最後に、友人が撮ってくれた私の写真を貼っておきます。


はい。
ではまた。

こんちわ。

先日、ママチャリのスタンドを替えた話。

タイヤ交換したり、ハブをグリスアップしたりしているブリヂストンのアルベルト。
御年20歳くらい。

スタンドが壊れたそうで、見てみたところ…



バネがかかってるはずの穴が千切れてます。
外れてしまったバネの方は…



サビサビ。
防錆塗装してあっても、伸び縮みするバネは錆びやすいみたい。

表面が錆びていても機能することも多いのでそんなに心配いりませんが、バネ単体で300円もしない値段で売ってます。



ひっかかってた部分は、バネ側も摩耗がみられます。
どうやらスタンド本体の鉄板よりもバネの方が強かった。

ところで、もう20年選手のこのママチャリ。
一応、直射日光が当たらず、雨も多少は防げるアパートの階段下などで保管しています。
直射日光があまり当たらないせいか、褪せやすいフレームの塗装も、まだしっかり赤いです。すげー。

でも20年も自転車が支え続けてるスタンドは当然摩耗はするもんで…



スタンドの足先はこんな感じ。
地面にあたる場所が平ら。
いままでよく頑張ってくれたもんです…。

この部分はパイプではなくて、中実の「鉄棒」を曲げて作られてるんですね。
そりゃそうだと言われればそうなんですが、削れてるのを見て私は初めて実感しました。
しっかりしてるわけだ。

この摩耗具合だとまだ持ちそうですが、日常の足として酷使されるママチャリ。
テキトーに使い続けて突然折れるのも怖い。

このたび、このスタンドさんにはご引退頂きます。


さて、交換するのはこれ。



昭和インダストリーズの「自動ロック機構付き両足スタンド」。

関節周りが凝ってて、スタンドを立てるとしっかりロックされます。
ちょっと蹴ったくらいじゃびくともしません。

接置部分にU字の別パーツが溶接され、立てた自転車がより安定するのも特徴。
車重の重い電動アシスト車や新聞配達用自転車によくありますね、この形。
しっかりしてるぶん重いですが、ママチャリなので気にしません。
安全第一だでよ。


では作業。

スタンドを外すのでこういうメンテナンススタンドがあると便利。

これはミノウラのDS-532。


チェーンステイとシートステイをフックで保持し、たいていの自転車を立てられます。
フックを無断階に上下に動かし、様々なフレームを固定できるのがこのDS-532の売り。

自転車の左側に掛ければ、チェーンやRDまわりの調整が大変楽。
そのままペダルも回せます。

上の画像であえて自転車の右側にかけてます。
シティサイクルの多くは後ブレーキのワイヤが左チェーンステイ下に這っているので、左側にかけるとそのワイヤを潰します。掛ける位置によってはブレーキ本体にもかかる。
まぁどうってことないでしょうが、気分が悪いので右側にかけました。


非常に便利なDS-532ですが、いろんな自転車を掛ける必要がないなら、フックを穴に差し替えて固定するDS-520で十分かな。ちょっぴり安いし。


520の方は使用経験ないのであくまで眺めてみた感想からの「期待」なのですが、532のフック固定機構を省いたお陰である意味優秀なんではないかと。

532のクイックリリース機構の調整ネジが緩みやすく、使おうと思ったらフックが固定できなかったりして、ちょっとややこしい事があります。

もちろん、緩んだら六角レンチで締め直せばいいんです。
が、あんまり締めるとフックが動かせず、緩み過ぎるとフックが固定できない。
つまりネジの締め具合は常に宙ぶらりん。
締まってないから余計に緩みやすい。
緩み止め剤みたいなのを使うといいかもしれんですねぇ。

そのフック構造がよりシンプルなのが、DS-520。
高さ調整に532ほどの自由度がない代わり、フックの固定は単純なボルト・ナット式。

レンチがないと調整できないようですが、これで十分なんじゃないか…?
とか、そんなことを考えております。





さて、もとにもどり。

後輪のハブナットをゆるめ、内装変速のベルクランクを外し、泥除けのステーをずらし、荷台のステーも外してようやくスタンドにたどり着きます。



この並べる順番がわかりにくい。

私の理解では基本的に荷重が多く掛かる部品ほど内側です。
今回の場合は「フレーム→車重を支えるスタンド→荷物やカゴがつく荷台→泥除け→内装変速ベルクランク」。
荷台と泥除けが入れ替わるぐらいなら何ら問題なく使えちゃいますけどね。

そんなこんなでようやくスタンドにたどり着いて…




とれました。


新品と並べるとくたびれて見えますが、これが20年選手だとは思わないでしょう。
保管状況も良かったけど、ちゃんとした製品だったんだろうなぁ…。

シティサイクルのエンド部分はだいたい規格が統一されているようで、新スタンドもポン付け。


ナットを戻しまして完成。



スタンドだけ新品ピカピカなので浮いてるようにも見えますが、逆にスタンド等の錆の目立ちやすい部品が新品になると、遠目には自転車がまるごと新しくなったみたいに見えます。

効果大きいですよ。



交換後はいままでより安定して自転車が立つようになりました。
U字の部分を踏むと、スタンドを簡単に起こせるんで後ろカゴに大荷物積んでても大変楽。
まだまだ長生きしてもらいましょう。

ではまた

ちわ。

1月25日に「ハンドメイドバイシクル展」というのに行きました。
毎年この時期にやっているらしいのは存じておりましたが、実際に伺ったのは初めてです。
http://cycle-info.bpaj.or.jp/event/2013event/handmade/index.html

私自身は人の要望を聞いて自転車を組んでみるというのを何件かやってますが、究極的にはフレームを作るんだろうなと、そんなことを考えることもございます…。

それはさておき、パーッと一周見て、カメラ構えてと、2時間くらいジロジロウロウロ。
そんなに大きな展示会場では無いのですが、出展者も展示品も大変豪勢と感じました。
しかも入場無料!

個人的には、ほんの、ほんの少しだけ、福祉機器の開発にガッコで取り組ませて頂いた事があって、車いすやそれっぽい乗り物の話を開発者・製作者の方に直接たくさん聞けたのも面白かったです。

特に「足こぎ車いす」で有名な株式会社TESSの出展者の方には、いろいろ伺いました。
http://h-tess.com/profhand/



これ。
リカンベントトライクっぽい車いす。
前2輪後1輪でリバーストライク的。

東北大学の研究室と共同開発?だそう。
テレビで見たことがありましたが実物ははじめて。

本来は脳性麻痺などで半身不随の患者さんのリハビリなどに使う福祉機器だそうです。

「どうぞ試乗してみてください。これは体験してみないと分かりませんから」

ジロジロ眺めていたら薦めて下さるもんですから、乗せて頂きました。
1輪駆動(見た感じ左右組み換え可能っぽい?)の固定ギア。
デフなし1輪駆動なのですが、素直にまっすぐ走るし、ハンドルの操舵重さも適度だし、超信地旋回も思いのまま、その場でグルグル回れます。

はしゃいでけっこう乱暴に走って急旋回かけても転ばず、なにより楽しい!

面白いと感じたのが操舵機構。
「ゼロ戦を参考にした」というそれは、操舵レバー(独自開発品)から後輪に力を伝える機構がとてもしっかりしていて、これがワイヤー引き?!って言う操作感。
びっくりしました。

ところで、なんでゼロ戦?
それは、狭い空母の中で運用する艦載機は想像以上に小回りが効かないとダメだから。
足でペダル操作する尾輪の操舵には工夫にあふれていたんだそう。

確かに、甲板上では超信地旋回みたいな小回りが出来ないと使い勝手が悪そうです。
尾輪の舵角は左右に90度ずつ切れるようじゃないと困りそう。

昨今流行りの車のドリフトでは舵角を大きくする改造が行われますけども、リンクやアームで180度の舵角を実現するとなると、最大舵角付近ではアームの押し引きじゃどうにもならないので厄介です。というか無理。

なるほど、この車いす、だからワイヤーで操舵なんだ。

パーキングブレーキ機能内蔵のブレーキレバー。
これは車いす用でしょうか。

今まで乗車中の転倒事故報告はゼロ、JIS規格を上回る耐久試験をしているとか、安全面においてはかなりオーバースペックに作られているようです。
素敵なものづくりだなぁ…。


私がガッコでちょっとだけ関わらせて頂いてた研究でも聞いた話ですが、この手の新しい福祉機器は保険など公的補助が少なく、せっかく作ってもなかなか実際に必要としている人に届きません。品物の性質から大量生産されるわけでもなく、どうしても価格も高くなりがち。

実際に必要としている方々に試験的に使って頂く事はできても、製品として安全性や信頼性を確保しても、実際に出回るには販売価格が大きな壁になります。
たぶん普通の製品開発とは少し違った種類の、大きな壁が。

どうにかして補助なしで個人が買えるくらい安く、良いものを実現しようとか、行政の観点から障害者福祉を充実させようと努力されている方も多くいます。

ただ、現状ではこういう「モノ作りからの福祉へのアプローチ」では、価格は大きな壁のまま。
実際に保険を支払う地方自治体も福祉予算が限られる中、高価な福祉機器に補助を出す前例を一つでも作ると、その後同種の申請が来た時に予算内で対応できなくなる事が予想されるため、消極的ならざるを得ないようです。

そんな日本で、実際に世に出ているこの車いすに関わる方の、製品改良ならびに実際に需要者のもとに届けることへの努力と苦心には想像に余りあるものがあります。

素直にいい会社ですばらしい製品だと思いました。
惚れました。はい。使われる現場も見てみたいですね。


無論、他の展示は福祉用品的なものだけでなく、フレームビルダーさんの出展が主です。

雑誌でみたことあるビルダーさんもいれば、ここで初めて見たブランドもあり。

私は、まだジオメトリーとかよく分からんので、どうしても装備品とか、分かりやすい特徴とか、どうやって作ってるのかに興味が行きます。

出展者の方がみなさん気軽に話しかけてくださるので面白かったなぁ…。
製造販売業者(個人でやってる方も多いですが)って以前に「行き着くところまで行った自転車好き」なので、なにか通じるものがあるのかな…。

鉄フレームの加工の綺麗さを!とか、ラグカットで工芸的な美観の追求も!ってのは、さすがに吊るしの量産フレームじゃないからどこもやられてました。

どこもかしこも細かいところまで綺麗に作ってあること…。
写真撮ってて楽しかったです。
いやぁ面白かったし、いい話が聞けました。

26日もやってて、最終日だそうですから、ご興味有る方はぜひどうぞ。
今日とった写真の一部はFlickrにあげました。
ほんとに一部だし、目線が偏ってるのでじっくり見たい方は是非会場へ。

http://www.flickr.com/photos/neviak_koht/sets/72157640142975073/

ではまた
ちわ。

だいぶ前に、フレームから組んだエスケープR3の記事を書きました。
http://ameblo.jp/top34/entry-11623341955.html

あのあと、Escapeはガッコの後輩ママチャリライダーの脚となり、夏の間に東京から京都まで走破して私の元に帰ってきました。1日15時間ひたすら走り続け、3日半くらいで走破したそうな。

Twitterの自称ゆるふわな皆さんを眺めていると感覚が狂いますが、すげーことだと思います。
距離500kmちょっとくらいあるし、フラペだし、静岡長いし…。

私自身はそんな旅行したことありません。
自分が組んだ自転車だけ、そういう使われ方をした。
なんだか不思議な気持ちです。
無事で何よりです。

さて、そんなんで私の手元に戻ってきたEscape。
フラットバーのクロスバイクのまま乗るのもツマンナイ。
せっかく700Cホイールなので本格的にロードバイクっぽくします。
したいからするのです。きー!


ちなみに、ジャイアントのラインナップ。
PACEっていう、Escapeによく似た入門ロードバイクがあります。



実物を見るとフレームに関してはダウンチューブやチェーンステー、エンド形状など、Escapeをキャリパーブレーキ化してフォークを差し替えたかのようなっぽいそっくりぶり。
どっちが先だかは存じませんが。

特にダウンチューブのヘッドチューブとの接合部付近はそっくり。
同じパイプ使ってるんじゃないかしら。


ですが、ジオメトリーを比較すると全く同じフレームではありません。
XSサイズで比較するとホイールベースがエスケープより1cm短く、シートチューブは1度起きて…など、細かな違いが存在するようです。チェーンステーは一緒みたいですが。

http://www.giant.co.jp/giant13/bike_datail.php?p_id=00000147#geometry
http://www.giant.co.jp/giant13/bike_datail.php?p_id=00000049#geometry

個人的にはPACEのヘッドアングルが、サイズごとにXSから一番大きいMLまで段階的に1度ずつ起きるのに対して、EscapeはSからMだけ0.5度刻みなのが面白いなと思いました。

ビルダーさんや設計者の意図が見え隠れするんでしょうねぇ…。
私はそのへん、まだぜんぜん分かりません。

いくら頑張ってクロスバイクにロードバイクっぽい部品を組んだところで、ロードバイクにはならないんでしょう。私の場合は、気持よく舗装路を走れればそれで良い。

さて、そんなことはさておき「ロードバイクっぽく」します。

手元にあるフレームを用い、乗車姿勢を気軽に変えられて疲れにくく、運動性能にすぐれ快適な乗り心地を実現したい。

まとめると、

・ドロップハンドル化
・カーボンフォークにしてみる
・10sロードコンポへの載せ替え

つまりロードバイクっぽい。


作業内容は基本的に「ネジをゆるめて部品を外し、つけるだけ」。

変なことはしてません。
ドロハン化とコンポ載せ替えはネタにするようなこともなく、すんなり完了。
ドロップハンドル化に興味がある方はこのへんの記事群をどうぞ。
参考になるかはわかりません…。
http://ameblo.jp/top34/theme-10050557375.html



ちょっと苦労?したのは最初にとりかかったフォーク交換。

ヤフオクで完成車外しという無印カーボンフォークを買いました。
パナチタンPOSフレーム付属品?だったそうで。アルミコラム。

カーボン製品に狂喜乱舞したあと、下玉押しを流用すべく純正フォークからばらします。

エスケープは人気車種だけあってドロップ化の事例も多く、ググるとたくさん出てきます。
大いに参考にさせて頂きました。


本来なら下玉押し外しは専用工具がありますが、持ってませんし頻繁に使わないので買う気も起きず。
カッターナイフをあてがって外す方法を試みます。

んで、こう。

下玉押しとフォークの間っぽいところにカッターの刃をあてがって、プラハンで叩いてみます。
うんとこしょ、どっこいしょ。

下玉押しは抜けません。
うんとこしょ、どっこいしょ。

根気よく続けてみます。



刃がこぼれました。
固着しているのでしょうか。

それでも下玉押しは抜けません。
この方法じゃダメなのかな?

ところで、こぼれた刃先は勢い良くどこかへ吹き飛んで行きます。
メガネかけるなり、眼を保護をして作業すべきですね。


仕方がないので童話「おおきなかぶ」を参考に、ダメ元で普通の金属ヘッドの玄能(トンカチ)に持ち替え、ガンガン殴ります。衝撃力アップだ。
戦争は数だよ兄貴。

うんとこしょ、どっこいしょ。

カーン...カーン...カーン...




おお、あっさりズレたぞ。
「力ずく」の「力不足だ」った模様です。

あとは、ステアリングコラムをぐるりと一周して刃を入れ…



ポロリもあるよ。

とれました。
歪みもないようです。ふぅ。

さて、買ってきたフォークに差し込んで、木片をあてがって叩きこみ。
傷にならないよう、されど浮かないようにやんわり圧入。

今回のフォークはアルミコラムなので乱暴な仕事でも破損の心配が少ないです。
フォーククラウン部分とエンドもアルミ。
ブレード部分のみがカーボンのよう。

扱いに変に気を使うことがありません。



ついたですよ。

で、あとは買ったり頂いたりした部品をゴソゴソと組付け…。

完成。


ハンドル周りはほとんど頂き物。感謝です。
芯々380mmのFSAドロップハンドルに、80mmのステム。

個人的にはダンシング時に押さえが効かないので、ハンドル幅狭いか?と感じます。
420、400、380と試し(うち400と380は同形状)、今のところ最もしっくり来るハンドル幅は芯々400mmのようです。

ハンドルを後ろに引っ張る乗り方ならいいんだけど…。

そのうち巻くつもりでバーテープはまだ。
ワイヤー類はごっちゃごちゃ。ありもの。

RD、FD、Fブレーキは105を購入。
なるほど、SORAより高負荷かけてる最中にも変速する気がする。

ブレーキは後ろだけEscapeの純正ミニVにシマノの船をつけてタイオガのVブレーキ用シューつけています。

そのまま57STIで引いておりますが、フロントの105キャリパーより引きは軽く、よく効く感じがします。

105のキャリパーは握ればジャックナイフ起こせるくらい効くけど、ちゃんと握る必要あり。
どちらも街乗りでは十分な制動力を発揮しています。

長い下り坂ではタイオガシューがちょっとフェードする?みたい。そういう時は前を使う。
乗ってて喉乾くので、MASONにつけてたドリンクホルダーを一つ移植。

買ったフォークのコラムが短かく、ハンドルが低い。
ちょっと低すぎなのでステムでどうにかするつもり。

そういえば上の画像ではシルバーのシートクランプがついておりますが、盗まれそうで怖いので六角レンチのモノにかえました。


このまえ私は六角レンチのクランプごとサドル盗まれましたが。
追加の盗難対策もするべきですね…。

シートクランプの色が黒になったので、dixnaシートポストとフレームとの一体感のようなものが出た気がします。






この自転車、完成したのは去年の11月です。
その後しばらく通学などに使っています。

26インチMTBのMASONと比べ直進安定性が高く、フラつかない。
速度の維持もし易い?ようで真っ直ぐ進むのが楽。

一方、ゼロ発進時の加速がもったりしている感じがします。
上り坂や発進時なんかの20km/hくらいまで、MASONのグイグイ進む感じは薄い。

700Cホイールと26インチホイールの差かなぁと思っていますが、フレームジオメトリー?ステム?ハンドル幅?フレーム材質?ホイールの性能?フォーク?とか、いろいろ勘ぐりながら乗るの、楽しいです。

クランクだけ105に交換したいなぁと思っておりますが、当分先でしょう。



いっそTNIのフレームでも買って部品移植したら、立派なロードバイクになるなぁ…。
あはは。

何枚かの画像はまたFlickrにあげました。
http://www.flickr.com/photos/neviak_koht/sets/72157639996352205/

ではんまた。