ときの忘れもので「クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード展」を観た! | とんとん・にっき

ときの忘れもので「クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード展」を観た!

「クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード展」
案内はがき

 

「ときの忘れもの」玄関

 

本駒込にあるギャラリー「ときの忘れもの」、クリスト展をやっているというので、行ってきました。最近ではパリの凱旋門を梱包したことで、俄然、クリストが注目を浴びています。そしてまた、川村記念美術館でもクリストが取り上げられ、小展示が開催されていました(もう終了しましたが)。

 

写真は自由に撮っていいということなので、バチバチ撮らせていただきました。特に展示スペースがあるというわけではなく、事務所ビルの空いたところに、額装入りのクリストの作品を展示しているだけなので、写真を撮るのにひきがとれないし、日光が差し込むので、なかなかうまく撮れませんでした。また、作品名はわかる範囲で書きましたが、間違いがあるかもしれません。その点ご指摘ください。

 

「ときの忘れもの」、以前から名前は知っていましたが、(たしか以前は青山の奥の方にあったと思いますが、数年前に、本駒込に引っ越されました)行ったのは初めて、なかなか雰囲気のいいギャラリーで、たくさんのアーチストや建築家に支持されているようで、今後、チェックしていきたいと思いました。

 

以下、ホームページより。

ときの忘れものでは、2021年10月8日(金)~10月30日(土)までクリスト・アンド・ジャンヌ=クロード展を開催いたします。
予約なしでご覧いただけます。

2020年4月の実現を計画されていたにもかかわらず、コロナウイルス禍などで延期になっていたクリストとジャンヌ=クロードの《包まれた凱旋門、パリ、1961-2021》プロジェクトは、9月18日(土)に完成、10月3日(日)までの16日間展示され、その後撤去されました。
ときの忘れものでは、柳正彦さん撮影の写真・百数十枚を「特別スライドショー」として、3階の特設スクリーンに投影いたします。観覧無料。会期中毎日11時~19時まで開催。(日・月・祝日休みです)
本展では、初期1960年代から晩年まで、稀少なコラージュをはじめオブジェ、版画など35点を出品します。

 

 

(以下、撮影tonton3、順不同)


「包まれたニューヨーク近代美術館(ニューヨークのプロジェクト)」

1971年


「包まれた現代美術館(シカゴのプロジェクト」1972年


「包まれたビルディング(タイムズスクエア1番地のプロジェクト)」

2003年


「5600立方メートルのパッケージ(カッセル、ドクメンタⅣ、1967-68)」

1986~87年

 

「ランニング・フェンス」1972~1976年

 

「包まれたポン・ヌフ」1975~1985年

 

「包まれたライヒスターク」1972~1995年


「包まれた木」1979年

 

「オレンジとストア・フロント(プロジェクト)」1991年

 

「ロンドン・マスタバ」(2016~2018年

 

クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード

 

「ときの忘れもの」ホームページ

ときの忘れもの (tokinowasuremono.com)


クリストは1935年6月13日ブルガリア・ガブロヴォ生まれ。1956年にチェコ・プラハへ、1957年にオーストリア・ウィーンへ逃れ、その後スイス・ジュネーヴへ移住。1958年にパリへ渡り、妻となるジャンヌ=クロード・ドナ・ド・ギーボンに出会う。ジャンヌ=クロードはクリストと全く同じ1935年6月13日にフランス領モロッコ・カサブランカに生まれた。二人は1964年にニューヨークに移住し、生涯に亘り巨大な環境アートを共に造る人生のパートナーとなる。ジャンヌ=クロードは2009年11月18日死去、クリストも2020年5月31日、50年以上を過ごしたニューヨークの自宅で死去。
クリスト個人による初期の包まれたオブジェから、ジャンヌ=クロードと共に造る記念碑的な野外プロジェクトは、従来の絵画、彫刻、建築の境界を超えたところにある。主な作品は《包まれた海岸》(1968~1969、オーストラリア・シドニー近郊)、《ヴァレー・カーテン》(1970~1972、アメリカ・コロラド)、《ランニング・フェンス》(1972~1976、アメリカ・カルフォルニア)、《囲まれた島々》(1980~1983、アメリカ・マイアミ)、《包まれたポン・ヌフ》(1975~1985、フランス・パリ)、《アンブレラ》(1984~1991、日本・茨城/アメリカ・カルフォルニア)、《包まれたライヒスターク》(1972~1995、ドイツ・ベルリン)、《ゲート》(1979~2005、ニューヨーク・セントラルパーク)、《フローティング・ピアーズ》(2014~2016、イタリア・イゼオ湖)、《ロンドン・マスタバ》(2016~2018、ロンドン・サーペンタイン・レイク)など多数。

 

「ときの忘れもの」ホームページ

「クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード展」10月8日(金)~10月30日(土) : ギャラリー  ときの忘れもの (livedoor.jp)

 

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