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長女が年中さんだったころのこと。
当時一番心をゆるし、信頼し
リスペクトしていたママ友と
幼稚園の駐車場で話してました。
たぶんなにかの予定について
話していたんだと思うんだけど
途中で急に彼女のかわいいご子息Dくんが
「もう！しゃべらないで！！」
ってママ友をぎゅっと引っ張りました。
早く帰りたかったのかもしれないし
待ちくたびれちゃったのかもしれません。
そしたらママ友
「あ、はい。ごめんなさい。」
そう言って話すのをやめて
Dくんのいうことを素直に聞いたんですね。
当時のわたしビックリしちゃって。
自分が逆の立場で
娘の要望とママ友との話しを天秤にかけたら
ぜったいにママ友をとってました。
幼稚園児の娘のいうことより
大人の関係を優先して
「ちょっと待ってて！！」
とか言いながら
ママ友と話しを続けていたはず。
自分の子どもにガマンをさせて
ママ友を優先させる。
私にとって彼女は
一番信頼していた人だったけど
それでも一定の気をつかっていて
嫌われるのが怖かったんだと思う。
でも、彼女はちがった。
自分の息子の気持ちを
最優先させてた。
それが本当に衝撃で。
私は当時すでにうつ病にかかっていて
周りの人の視線や
どんな風にみられるか
ということにものすごく敏感でした。
だから余計に
ショッキングだったのかもしれません。
自分の息子の気持ちを最優先にして
大切にしてあげられる彼女のことを
心からスゴイなと
さらにリスペクトしたのを覚えています。
当時のわたしは
自分の娘の気持ちをどこかで
二の次、三の次にして
ガマンさせようとしていたんですね。
「ちゃんと育てなければいけない」
ということばかり考えていて
娘の気持ちを大切にすることや
娘の心に寄り添おうという感覚が
極端になくなっていた気がします。
当時はなんでそんなに衝撃だったのか
わかるような
わからないような
そんな感じだったんだけど（笑）
今ふりかえると
「わたしもそんなママになりたかったんだな」
って思います。
ちゃんと育てなければ！！
って気負いながらも
娘の気持ちに寄り添えるママに
なりたかったんだね♡
当時のママ友とは
住む場所もちがって
ずっと会えないでいるけれど
あのころの不安定なわたしを
明るく支えてくれた
大切な友達です。
過ぎてからわかった！育児世代のママ友のありがたさ
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Thank you ♡
