子育てママ応援カウンセラーいとうともよです。
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抑えきれない怒りを相手にぶつけないために、無意識にやっていたこと。

 

 

 

「『ともよん(私)が

この顔になったらヤバイ』

っていうのがあるんだよね。」

 

 

 

最近になって

長女&次女さんから

言われました。

 

 

 

どうやら私が

「マジで怒った時にする顔」

があるらしい。

 

 

 

「この顔になったらヤバイ」って。

 

 

 

コレが出たら

背筋が伸びるんだか

凍るんだか。。。

 

 

 

「口に特徴が出るんだよ。

真似できないんだけど

独特の顔になる。」

 

 

 

口???

口ねぇ・・・。

 

 

 

あ!!!

 

 

 

「もしかして、コレ???」

 

 

 

「そう!!

それっっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

口と言われて

すぐにわかりました。

 

 

 

瞬間的に強い怒りが沸いてきたとき

咄嗟にやるのが

「下唇を噛む」という動作。

 

 

上の歯で口の内側から

下唇の下半分を噛むのです。

 

 

 

食いしばるという感じ。

 

 

 

あーーーーー。。。。

 

 

コレ、やるねぇ。

昔っからやってたね。

 

 

これね、怒りを抑えるためにやってるんだよ。

怒るとやるんじゃなくて

その怒りを抑えるために

セーブするために

発動しているの。

 

 

 

強い怒りを目の前の人にぶつけないように

周りを傷つけないように

食いしばって

抑制しているんだよ。。。

 

 

 

初めて娘ふたりと

「私の怒り方」について

笑いながら話したきがします。

 

 

 

 

まだ末っ子長男が生まれる前。

 

 

次女さんが生まれ

田舎暮らしで

同居生活が慣れなくて

うつ病になっていた頃

 

 

公園で遊んでいる間

ずっと噛んでいました。

 

 

 

何かと戦っていたんでしょう。

 

 

 

一日中噛んでいた時もあって

下唇の裏側は

噛み痕と口内炎ばかり。

内出血して

アザになって

くぼんでいた時期があります。

 

 

 

当時は、きっとみんな怒る時

そうやってこらえているんだろうと

思っていました(汗)

 

 

 

 

怒りの感情が爆発しそうになったとき

 

 

 

怒っちゃいけない

セーブしなくちゃいけない

このままだと危険

ヤバイ

手をあげるぞ

足を出すぞ

キケン、キケン

目の前の小さな子を守らなきゃいけない

怒るな、怒るな

キケン、キケン!!

歯を食いしばれ!!!

 

 

 

そうやって

安全装置のように

下唇を噛むことで

怒りを自分の中に抑え込む。

 

 

 

 

必死に怒りを抑えているつもりだったけど

その時の私の顔は

目の前の娘たちからしたら

本当に般若のような顔だったんだろう。

 

 

 

 

 

恥ずかしい。

怒りを抑えたつもりが

全部バレてる。

 

 

 

そしてその動作こそが

「本気で怒っている印」

として子どもたちの心と身体に

記憶として残っている。

 

 

 

あぁ。

痛い。

 

 

 

でもね、仕方なかったよね。

 

 

 

そうやって

必死に子どもたちと自分を

守ったんだよね。

 

 

 

モンスターのように

一気に膨れあがる怒りを

なんとかしようとした結果なんだ。

 

 

 

それはまだ怒りに侵されていない

「理性」と「愛情」の

必死な抵抗だったんだ。

 

 

 

 

「『この顔になったらヤバイ』

っていうのがあってね

そうなったら体が固まる。」

 

 

 

そんな思いをさせてしまって

ごめんなさい。

本当に申し訳ないと思ってる。

 

 

 

そうやって大変な時期を

みんなで乗り切ってきたんだね。

 

 

 

じゃぁあの時

どうしたらよかったのかなんて

今でもわからない。

 

 

 

深呼吸したって

数を数えたって

どうにもならない怒りを

 

 

下唇を噛むことで

自分がモンスター化するのを

回避していた。

 

 

 

開き直るということじゃなくて

それしかできなかったということ。

 

 

その時の私が

必死に出した

代替え策だったんだ。

 

 

目の前の子どもを怒る代わりに

自分の唇を思い切り噛む。

 

 

 

子育てはキレイ事では

いられない時がある。

 

 

 

下唇を噛んだり

日常的に歯を食いしばりすぎて

犬歯を失くしてしまったり

 

 

 

そんな自分が恥ずかしいと

思うことがあったけれど。

 

 

 

でもそれが自分の愛の形だったんだと

子どもと自分を守りたいからこその

行為だったんだと

時が経ってようやく

「仕方なかったよね

その時はありがとうね」

と自分のかわいそうな下唇に

優しい言葉をかけてあげられるようになってきました。

 

 

 

 

世の中のママはもしかしたら

怒りが爆発しそうになった時

それを抑える方法を

自分で無意識に編み出しているものが

それぞれあるのかもしれません。

 

 

 

心理学的には

怒りは「第二次感情」

と言われています。

 

 

 

怒りのその下には

隠れた感情、思いがある。

 

 

そこを見てあげることが

とても大切であり

実際にそこに向き合っていくことで

ゆっくりと変化が起きていきます。

 

 

でも、それはあくまでも

落ち着いている時にすること。

 

 

 

今、目の前の子が大泣きしていて

自分も大泣きしたくなる

逃げだしたくなるような時は

 

 

深堀するよりもまず

子どもを殴らない方法

自分を破滅させない方法をとろう。

 

 

 

そうやってキケンを回避しながら

乗り越えていこう。

 

 

 

私の場合はそれが

「下唇を噛む」でした。

 

 

 

下唇は相変わらずふくれているし

たまに今でも噛んじゃうけど

身をもって守ってくれた戦友です。^^

 

 

 

 

 


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