地域共生社会をめざす障害者の生涯学習支援
文部科学省の委託事業
今年度で2年目となりました。
今年度も事務局&連携協議会委員副委員長を
させていただきました。
今年度の成果報告発表ということで、
1月14日(土)瀬戸蔵にてハイブリッド形式で
コンファレンスを行ないました。
今年度は昨年度行ったボッチャに加え、
6月から12月に全5回の
障害者生涯学習連続講座を行いました。
障害者が各ライフステージにおいて、
どのような療育、教育、支援を
受けてきたか実地見学をまじえて、
お話を聴いていただき、
グループワークなどで意見交換するというものです。
公民館関係者にも多数参加していただき、
地域にある療育施設や、事業所、
特別支援学校も知っていただき、
とてもいい機会になりました。
また今年のボッチャ大会は、
瀬戸市障害者自立支援協議会が主催する
「まっとつながろ祭(さい)」と
連動して行いました。
広い会場の半分は「ボッチャ大会」
半分は「まっとつながろ祭」
大会参加者が、試合のあとに
「まっとつながろ祭」の展示を楽しんだり、
ゲームをしたり、
また「まっとつながろ祭」に来た方々が、
ボッチャ観戦をしたりと、
とても楽しんでいただけたと思います。
ロンドンパラリンピックに出場した
加藤啓太選手をお迎えし、
くじを引き当てたNPO法人杏Bチームと
エキシビジョンマッチも行ないました。
コンファレンスでは、
そんな取り組みの振り返りの他に
座談会も行いました。
発言者がそれぞれの立場から、
本音で発言し、
障害があっても多様な学びが必要なんだと
再確認しました。
理解の一歩は知ることから。
さまざまな立場の方に関わっていただき、
地域で普通に暮らす障害者について
「知って」いただけたことは
大きな一歩になったと感じました。
この取り組みを持続可能なものにしていくには、
まだまだ時間がかかるかもしれませんが、
地域共生社会の実現に向けて
多くの方と繋がって
頑張っていきたいと思いました。
コンファレンスダイジェストは
↓
トリケンさん
福祉番組「ともみとともに」
ゲストはトリケンさん!
二つの会社の代表取締役を務める
服部謙志さん。
本名は「服部謙志」ではあるが、
トリケンさん、
トリケン社長と呼ばれている。
高齢者福祉サービス(デイサービス・ケアプランサービス)と
障害者福祉サービス(グループホーム運営)を行なっていて、
グループホームは2社あわせて
三重県(桑名市・四日市市)に9ホーム
愛知県(あま市・稲沢市・一宮市)に5ホーム
あわせて14か所もある。
岡山の大学で福祉を学び、
ちょうど介護保険スタート2000年に就職。
ターミナルケアに関わりたいと、
選んだのは高齢者福祉の道だった。
支援に対する自分の思いは
組織の中では通らず、
偶然出会った社長の思いに感銘を受けて
建築会社に転職。
その後、お父さんが亡くなり、
実家へ戻ることになり転職。
10年間に5回の離職を経験し、
5か所目の職場もクビになった。
相談したお兄さんの言葉に感化されて
一念発起して起業を決意。
株式会社ファミリアを設立し、
会社をクビになって4か月後には
デイサービスを開所させた。
その後は障害者のグループホームもスタート。
2020年には経営難だった会社を承継し、
株式会社symphonyの代表取締役にも
就任した。
傍からみても経営手腕にたけている。
「やり方上手だった」
自分でもそう分析されている。
運営の中で辛い出来事もあった。
一生懸命やってきたのに「なぜ」と
やるせない気持ちになった。
気づきを得ることができたのは、
奥さまの一言。
「支援を続けること」
利用者の幸せ
職員の幸せ
誰もが「その人らしく」輝けるために。
「あなたのために」歩き続ける。
桃太郎は、きじがいて犬がいて猿がいて、
鬼を退治することができた。
そして、欠かせなかったのは
きびだんご。
なりたいのは桃太郎ではなく、
人に勇気と希望を与える「きびだんご」
全国の事業者を守りたい。
グループホーム運営のノウハウを伝えたい。
事業者を守ることは利用者を守ることになる。
そんな思いでNPO法人Fa未来図を立ちあげた。
活動はこれから。
未来の図はきっと仲間と一緒に
つくり上げていくんだろう。
一般社団法人経営実践研究会にも入会し、
同志とともに日々学びを得ている。
誰もが「その人らしく」輝けるために、
自分がいなくても、
会社が存続していける「あり方」を
模索しながら
トリケンさんは福祉道を伝え続ける。
YouTubeチャンネル
こちらもご覧ください。
サンキューにとチョコをいただきました。
バレンタインデーが近いからと。
男性からいただくチョコ♡
嬉しいですね。
お心遣い、ありがとうございました。
本日の放送はこちらで聴けます。
↓
憧れの永田尚子さん
福祉番組「ともみとともに」
ゲストは名東区手をつなぐ育成会
広報啓発担当 永田尚子さん。
週2回ほど、
ご勤務されていて、
社会福祉法人むそうの評議員でもある。
今年32歳になる永田さんの長女さんは、
21トリソミー、ダウン症。
療育の園から地元の小学校、中学校へ行き、
特別支援学校の高等部には行かず、
福祉事業所に通所する道を選択した。
当時も今も珍しい選択だが、
娘さんが自ら選択した道。
高等部を見学したときに、
娘さんが興味を示したのは、
ランチルームとプールだけ。
食事もプールもここじゃなくても体験できること。
だったら、ここに通わなくてもいいのでは。
そう思ったそうだ。
娘さんの選択に寄りそい、
後押しできたのも、
娘さんが生まれたときから
たくさんの出会いと気づきがあったから。
現在、娘さんはむそうが運営する
久遠チョコレート名古屋藤巻店2階のなちゅ名古屋に
グループホームから通っている。
22歳からお家を離れ、
ホームで楽しく生活している。
多くの方から学びを得ている永田さんだが、
人生の中で最も影響を受けた3人を
教えてくれた。
社会福祉法人むそうの戸枝陽基 理事長
NPO法人知多地域権利擁護支援センター 今井友乃 理事長
そして、NPO法人起業支援ネットの
鈴木直也 副代表だそうだ。
皆さん、地域やまちづくりなど、
広い視野でものごとを捉える
素晴らしい方々。
柔軟でアクティブな方々と
早々に出会い、
信頼をご縁を築きあげてきた永田さん。
ふくしねっと工房さんにも
行かれていた。
この素晴らしい支援を
愛知の皆さんにも知っていただきたいと
3月18日(土)には
仲間と実行委員会を立ちあげて
ふくしねっと工房 愛知講演会を企画。
でも、あっという間に満員御礼となった。
早くも次回開催を期待する声が多い。
また権利擁護についての知識も深く、
研修を担当することもある。
知的・発達障害理解啓発キャラバン隊
「なでしこメイト」の活動も
続けている。
たくさんの方たちが母のように
姉のように慕う気持ちが、
そして憧れる気持ちが、よく分かる。
お話していると、深い安心感に包まれる。
そして、このサンキューエリアの
皆さまにも嬉しいお知らせが。
クラウドファンディングを終え
NPOふくりびが運営する
日本初の福祉総合移設
「TOTONOU」が長久手市に
間もなくオープン。
嚥下食ヘルスケア
福祉理美容
本棚カフェ
食と美容と学びで
患者と家族を支えるサードプレイス。
永田さんも応援者で、
メイン棚の一年間オーナーとなる。
きっと時々、永田さんに会える!
まだまだ永田さんからたくさんのことを
学ばせていただきたい。
今後ともよろしくお願いいたします。
本日の放送はこちらで聴けます。
↓
障害者への投票支援 講演会開催
久々に
NPO法人ハッピーリングで講演会を主催します。
一昨年、朝日新聞デジタル&朝日新聞で、
娘の投票について紹介されたことがきっかけで、
昨年、アベマプライムに出演しました。
(私はzoom出演)
そのときに共演させていただいた
東京都狛江市の副市長 平林浩一さんが、
総務省主権者教育アドバイザーをされていて、
障害者の投票支援について、
分かりやすい発言をされておりました。
そして、番組終了後に、
「平林さんが池戸さんのことを気にかけていて、
困ったことがあったら連絡して下さい」と言われていたと、
ディレクターさんが連絡先を教えて下さいました。
その後、なにか情報があるたびに連絡を下さり、
縁あって3月5日(日)の小牧市の講演会に、
呼んでいただくことになりました。
そこで・・・
だったら瀬戸市でもと・・・。
瀬戸市で講演会を開催することにしました。
「障害者への投票支援~選挙のバリアフリー~」
日にち 2023年3月21日(火・祝)
時間 13時~15時 (開場 12時30分)
場所 パルティせと 4階 マルチメディアルーム
講師 総務省主権者教育アドバイザー
東京都狛江市副市長 平林浩一さま
主催 NPO法人ハッピーリング
後援 瀬戸市 瀬戸市教育委員会 瀬戸市手をつなぐ育成会
※入場無料ですが、事前申し込みをお願いします。
配慮が必要な方もお知らせ下さい。
(例 手話通訳必要 車いすなど)
申し込み 電話 090-5620-3100
メール happyring@gmail.com
またはこちらから
(仕事の問い合わせフォームですがコチラで大丈夫です)
↓
共演したアベマプライムもアーカイブは
すでに終了していますが、
こちらで記事は読めます。
↓
その後、紹介された
NHK「まるっと!」はこちらで、
映像が観れます。
↓
またNHK「みんなの選挙」でも
紹介していただきました。
こちらの一番最後で「まるっと!」の映像も
観ることができます。
↓
登壇させていただくことになった
小牧はハイブリッド開催です。
こちらも、ぜひお願いします。
カンボジアで孤児院経営
福祉番組「ともみとともに」
ゲストはカンボジアで孤児院
経営している後藤勇太さん。
挨拶をした瞬間からファンになってしまう
人なつっこい笑顔と温かいまなざし。
経営者というより、
大家族のお兄さんのような、
お父さんのような存在。
生まれ育ったのはみよし市。
9歳のときに、ご両親が離婚し、
突然、お父さんがいなくなったことや、
17歳でプロのギャンブラーになったこと、
世界を旅したことや、
フィリピンのスモーキーマウンテンで、
ごみ拾いをしながら生活している人たちを見て
衝撃をうけたこと・・・。
テレビドラマの世界のような話を、
明るくしてくださいました。
友だちに誘われてカンボジアに行き、
孤児院に行ったことから、
ボランティアを経験し、共同経営者に、
そして今は単独で経営者になり、
今は20人の子どもたちの父親です。
子どもたちは、衣食住を提供されているだけでなく、
ここを巣立ったあとに
生きていくためのチカラをつけるため、
パソコンや語学なども学んでいます。
孤児院経営の資金捻出も考え、
昨年は株式会社Nummber9を設立、
代表取締役を務めている。
昨年10月に文芸社より、
自伝「カンボジアで孤児院を経営するボクがあなたに伝えたい『勇気が出る言葉』」を
出版。
初版から1万部、
すぐに反響を呼び、
発売と同時にAmazonで
ベストセラー1位に輝きました。
私も読みましたが、確かに面白い。
そして、内容に引き込まれました。
めまぐるしい人生の展開を
「たまたま」と表現されていますが、
やはり、偶然は必然だと頷きながら、
読ませて頂きました。
コロナ禍でカンボジアに戻れなくなったことで、
9歳のときにいなくなったお父さんと再会し、
お父さんが勇太さんをずっと愛してくれていたことも、
確認できたとか。
昨日、15日の音物語の公演では、
勇太さんの人生物語が
オリジナルソングと語りにのせて
紹介されました。
勇太さんはそのステージを、
お父さんと一緒に楽しんだそうです。
お父さん、勇太さんのことが誇らしく
嬉しかっただろうなあ。
1月28日には
瀬戸市銀座通商店街にある
窯のひろばで講演会がありますが、
こちらはすでにチケットは完売
そこで3月にも開催するそうです。
後藤勇太講演会
「大丈夫。あなたはきっと一人じゃない。
~あなたはあなたのままでいい~」
2023年3月25日(土)
開場 14:00
開演 14:30 (16:30終了)
参加費 3000縁
※こちらのお金が寄付につながります
会場 窯のひろば
申し込みはこちら
だんだん事務局
木全しのぶ
rosequartz20041115@softbank.ne.jp
司会 高須昭平
主催 だんだん (090-7044-8639)
言葉では言い尽くせない苦労も、
悔しさも山のようにあったけど、
でも辛いことがあっても
一割の感動がいつだってやはり勝る。
勇太さんが、そう教えてくれました。
初めて孤児院に行ったときに
勇太さんが見た食事の光景。
おかずは、ほぼなく、
ほとんど山盛りの御飯だけだったそうですが、
みんなで輪になって嬉しそうに食べていた姿が
目に焼き付いているそうで、
家族の温かさを感じたとのこと。
孤児院にいることは不幸ではない。
子どもたちは前向きで明るく、
そして、たくさんの愛を感じている。
ここを巣立ったあとも、
子どもたちが愛を感じ、
自立して生きていけることを願っている。
そのためにも後藤勇太さんの生き方を、
そしてカンボジアの笑顔あふれる
勇太さんの大家族を
ぜひぜひ応援していただきたい。
本日の放送はこちらから聴けます。
↓


























