頑張る子どもたち
昨日、娘の校内実習を見に行った。
普段の姿を見るために
教室内で隠れてみることになった。
シャンプーのサンプルを袋に詰める作業。
子どもたちの特性を考え
一人一人がやりやすい方法でできるように工夫してある。
色分けしてある小さな箱にシャンプーを入れ
3つ入れたら袋に入れる。
一袋作るたびに少し離れたところにある自分の写真が貼ってある
箱に入れに行く。(娘の場合は)
大半の子は早い。
娘は一袋作るのにかなり時間がかかる。
しかし、頑張っていた。
先生もいっぱい褒めて下さった。
先生のほうが大変なのに・・・。
胸が熱くなる。
途中、私が隠れていることに娘は気づいてしまった。
顔をくしゃくしゃにして私にアピール。
小さい頃、「親の顔の区別もつかないですね」と言われた。
強度弱視・強度近視・斜視・視神経が不完全・・・。
めがねも作ったが「知的にかなり重いので必要ない」と言われたこともある。
しかし、娘はするどい。
よく見ているのだ!
午後は息子の学校の入学説明会。
役員の仕事でリサイクル活動があり
リサイクル品の提供に行った。
帰ってくると息子が「今日は帰りが遅くなったんだけどゴミを拾いながら帰ってきたからだよ」と言った。
帰り道、同じ町内の女の子が袋を持っていて
二人でゴミを拾いながら帰ってきたと言うのだ。
タバコの吸い殻がいっぱいあって空き缶やパチンコ玉にメダルもあったとのこと。
そして知らない方が「捨てておいてあげる」とゴミを持って行ってくれたとのこと。
胸が熱くなった。
夜の豆まき。
今年もパパが鬼役で慎之助がいっぱい豆を投げた。
部屋に豆が散らばりすぎないように
早めに終了し、片付けていると
息子が「美優ちゃんが投げてない!ぼくが鬼になるからやろう」と言う。
ギクッとしたが、もっともな意見。
再び豆まき。
恐る恐る豆に手をする娘。
ゆっくり触り、かなり時間をかけて放す。
手を放すのは娘にとって難しい。
しかし、投げた。
息子のおかげで娘の頑張りを見ることができた。
子どもたちに感謝!
出会い
澤井直樹さん。
江本さんは理事も務めていて立ち上げのメンバーでもある。
江本さんの噂はかねがね聞いていて
素敵な方だと伺っていた。
お二人はせと・しごと塾の二期生。
私の先輩だ!
しごと塾で出会い
当時、ニートだった澤井さんがえとせとらで非常勤で
働くことになったそうだ。
澤井さんはと福祉は一見結びつかない。
おしゃれないまどきの若者。
「とりあえず・・・」でこの業界に入り
なくてはならない存在になった人を何人か知っているが
澤井さんも、きっと大きなことをしそうな人だ。
本番中も照れなのか
めちゃめちゃふざけたことをいいながらも
憎めない。
ヘルパーの資格もとり
今後は移動支援にも関わっていくとのこと。
いい加減なようで真剣。
前を見ている。
うまくいい表せないが
私は彼が好きだ。
若いっていいなあと思いながらも
私も彼に負けないように夢を持って
がんばろうと思いました。
江本さん、澤井さん、今後ともよろしくお願いします。
日曜の夜、無事に雪の下呂から帰ってきました。
下呂出会った皆さんはあったかく素敵な方々でした。
またぜひ行きたいです。
命日に思うこと
さくらんぼの会の仲間で集まった。
瀬戸に養護学校を作る目的で結成された会なので
すでに解散しているのだが
身障会に入っているメンバーはそのままさくらんぼの会として
入っているので定例会の報告をかねて
月一回ぐらいの割合で集まっている。
みんなの学校での様子を聞く。
高等部はどうするべきか
私は少し前から悩んでいる。
みんなの話はとても参考になる。
しかし、答えは出せない・・・。
美優を乗せて学校帰りにお墓参りに行った。
今日は私の祖父の命日。
・・・と言っても私が1歳のときに亡くなっているので
ほんの少しの記憶しかない。
(ほんの少しある)
隣を見ると
美優もちゃんと手をあわせていた。
昔は、お墓参りやお葬式に行くと
いろんなお願いことをした。
「どうか神様に会ったら美優の障がいがなくなるようにお願いして下さい」
「どうか美優がしゃべれるようにして下さい」
祖母が亡くなったときなんか
真剣に手紙まで書き、棺に入れた。
何だか申し訳なかった。
いつからだろう。
お願いごとをしなくなった。
「どうか安心して見守って下さい」
いつもこんな言葉をかけるようになった。
これはあきらめではない!
生きることを頑張り
楽しんでいる娘を
そして息子を
見ていてほしいと思う。
まとめたものを持ってきた。
何日間かにわたってグループで試合をした感想を
まとめたものだ。
発見や感想というところに
ぐっとくる言葉があった。
「まえ(前)負けたチームに勝ったけど、チームどうしで
もめていたから、あんまりうれしくなかったです」
「負けちゃったけど、とてもいい試合ができたので
くやしくなかったです」
小さいときは人生ゲームで負けると泣いていた息子。
トランプも負けると半べそだった。
負けても得るものがあることに
気付いたことに感激。
いつの間にか他人の勝ちを認めて
喜べる子になっていた。
勝つことが全てではないもんね。
おじいちゃん、そちらはどうですか?
私はなかなか成長しませんが
子どもたちはゆっくり成長しています。
これからも見守って下さいね。







