命日に思うこと | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

命日に思うこと

さくらんぼの会の仲間で集まった。


瀬戸に養護学校を作る目的で結成された会なので

すでに解散しているのだが

身障会に入っているメンバーはそのままさくらんぼの会として

入っているので定例会の報告をかねて

月一回ぐらいの割合で集まっている。


みんなの学校での様子を聞く。


高等部はどうするべきか

私は少し前から悩んでいる。


みんなの話はとても参考になる。


しかし、答えは出せない・・・。




美優を乗せて学校帰りにお墓参りに行った。


今日は私の祖父の命日。

・・・と言っても私が1歳のときに亡くなっているので

ほんの少しの記憶しかない。

(ほんの少しある)


隣を見ると

美優もちゃんと手をあわせていた。


昔は、お墓参りやお葬式に行くと

いろんなお願いことをした。


「どうか神様に会ったら美優の障がいがなくなるようにお願いして下さい」


「どうか美優がしゃべれるようにして下さい」


祖母が亡くなったときなんか

真剣に手紙まで書き、棺に入れた。


何だか申し訳なかった。



いつからだろう。


お願いごとをしなくなった。



「どうか安心して見守って下さい」


いつもこんな言葉をかけるようになった。



これはあきらめではない!


生きることを頑張り

楽しんでいる娘を

そして息子を

見ていてほしいと思う。



ちょっと前に息子が学校からキックベースボールの記録を  
林ともみの ともみ と ともに・・・。

まとめたものを持ってきた。


何日間かにわたってグループで試合をした感想を

まとめたものだ。


発見や感想というところに

ぐっとくる言葉があった。





「まえ(前)負けたチームに勝ったけど、チームどうしで

もめていたから、あんまりうれしくなかったです」







                                   
林ともみの ともみ と ともに・・・。

「負けちゃったけど、とてもいい試合ができたので

くやしくなかったです」



小さいときは人生ゲームで負けると泣いていた息子。

トランプも負けると半べそだった。




負けても得るものがあることに

気付いたことに感激。


いつの間にか他人の勝ちを認めて

喜べる子になっていた。


勝つことが全てではないもんね。



おじいちゃん、そちらはどうですか?

私はなかなか成長しませんが

子どもたちはゆっくり成長しています。


これからも見守って下さいね。