不完全性定理―数学的体系のあゆみ (ちくま学芸文庫)/野崎 昭弘

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ゲーデルの不完全性定理を説明した本です。
どんな定理かをwikipediaから引用しますと、
第1不完全性定理
自然数論を含む帰納的に記述できる公理系が、ω無矛盾であれば、証明も反証もできない命題が存在する。
第2不完全性定理
自然数論を含む帰納的に記述できる公理系が、無矛盾であれば、自身の無矛盾性を証明できない。
つまり、
生きていく上で全く必要の無い定理です。
ところどころめんどかったので読み飛ばしたのですが、
なんとなくの雰囲気は掴めました。
いや、嘘。あんまり理解できなかった。ちなみにこの定理を発表したとき、ゲーデルは24歳。
頭よすぎだろ(笑)
ちなみに村上龍が芥川賞をとったのも24歳。
同じ24歳である僕は、
昼まで寝てたり、朝まで本を読んだり、
簡単な水路の設計のためにCADと格闘したり、
テーパねじの規格を調べたり、Oリングの規格を調べたり、
要するに華やかさが北極だとしたら、
その真逆である南極でペンギンの如くのうのうと生きています、はい。
いや、そんなこと言ったらペンギンに失礼だな。
俺もペンギンみたいにみんなからキャーキャー言われたいぜ、まったく。
最後に著者がこの定理の素晴らしさを語っている文章がわりと印象的だったので引用しときますか。
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宗教家が「人間の限界」を説くのは昔からのことで、
客観的な根拠なしに不完全性を宣言するぐらいのことなら、
小川のせせらぎのようなもので、
ある人の耳には心地よいかもしれないが、
そこには実質的な意味は何もない。
しかし、
「人間の知性のある一般的な限界が、人間の知性によって証明された」
のははじめてのことであり、これは本当に驚くべきことだ、と私は思う。
(中略)
「納得するまで根拠を問う」知性こそ現代科学の源を築いた古代ギリシャ人の特性であって、
これがいまの日本にもしっかりと根付いていたら、
怪しげな新興宗教にだまされて他人を殺傷するような人は出なかったろう、
などと思うのは私だけだろうか。