漬け物が成人病を防ぐ!?
お医者さんから怒られそうなタイトルです、、
もちろん、食べ過ぎは禁物と補足します
発酵漬け物の代表、糠漬けを例に。
お米の副産物である糠を床にして野菜をつけ込む糠漬けは健康にとてもいいことは、発酵ブームでご存知の方も多いと思います。
米糠の栄養素は炭水化物、タンパク質、脂質、無機類、ビタミンなど豊富に含まれています。
乳酸菌や酵母、酪酸菌はこれらを栄養源にして発酵します。
この米糠の栄養分が漬け物のなかに吸収され微生物が作り出したビタミン類も多く含まれるのでより栄養効果が増すのです。
また、米糠のアミノ酸の一種“ギャバ”(GABA)が増え血管の収縮を抑え血圧の上昇を抑制します。
そして、野菜は食物繊維が多いので漬け物になることによって適度に脱水され繊維量が多くなります。
食物繊維:難消化性成分(人の消化酵素によって 消化されない食物に含まれている)食後の血糖値の上昇を抑える
コレステロールを吸着し対外に排出することで血中コレステロール値を低下させる、動脈硬化予防
ナトリウムを排出する効果もあるので高血圧予防
大腸内の細菌により発酵•分解されビフィズス菌などの善玉菌の餌になるため善玉菌が増え腸内環境改善
など
このほかにも漬ける野菜に含まれているカリウムがナトリウムの排出を促進したり成人病予防に効果があるのです。
あくまでも、食べ過ぎは禁物、継続することが大切ですね。
発酵食品で治療は難しいかもしれませんが予防には力を発揮しますよ!