お酢とVineger
なんと初回投稿から3年弱経ちました...びっくり!
その間コロナウイルスが蔓延しワクチンが接種開始になったものの未だに収束の見通しが立たない日々。
その一方で自分で出来る感染対策として自己免疫を上げる事で感染しずらい体作りを目指し注目されている食品の一つが発酵食品です。
その中で今日は発酵調味料の一つお酢について。
6年前、発酵文化推進機構の記念講演で
お酢博士こと東京農大名誉教授の小泉幸道先生の
「食酢(黒酢含む)の全てと健康機能」の講演を
聞きました。
人類が最初に使った酸味料は果実の搾り汁である。
この見出しから始まり歴史、製法原理、種類、成分比
そして殺菌効果、健康機能ととても分かりやすく興味深いお話でした。
病原菌に対する調味料の殺菌効果の実験で、チフス菌、疫痢菌、赤痢菌、大腸菌を各種調味料や日本酒、牛乳等で死滅するか経時的に測定した実験で食酢は圧倒的に早く病原菌が死滅していて驚きました。
なるほど、酢じめ、酢洗い、酢漬け(マリネ)は理にかなった調理法ですね。
健康機能については消化液分泌促進(腸の動きをよくし老廃物を長時間腸内に溜めない)、疲労回復、血糖値の上昇抑制、高血圧予防、カルシウム溶出促進、などなど多岐にわたり健康維持の手助けとなる事はご存知の方も多いと思います。
最近はマリネ酢や寿し酢など料理に使いやすく加工された物も多いので料理に取り入れやすいと思います。
私は幼少期に父から「酢は体が柔らかくなる」(←調理では確かに!)と言われ母がよくお酢料理を作ってくれていたので馴染み深く色々な酢やビネガーを使います。
実はまだあります 笑
今後少しでも健康維持に役立てるようお酢の
使い分けも綴っていけたらと思います。