小さな花のひとりごと -17ページ目

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

昨年は、すべての講座を辞めるしかない状況だったので、
いろんな道具や材料を譲ったり、処分しました。
 
石鹸の材料は、オイルなので酸化します。
これは、使い切るようにしました。
作った石鹸は、友人にプレゼントできるので便利です。
 
そして、石鹸作りは卒業したつもりでしたが、
今年に入り「作りに行きたい」と言われることがありました。
断るのは、自分としては心苦しいことです。
 
なんとか要望に応えたいと
とうとう、もうやらないと決めていたのに、材料を購入して
ついでに試作しました。
一人で、家事の合間に作るのは気楽です。
意外とあっという間にできちゃいます。
講座を再開できるかと言えば、
そこまでのモチベーションまで気持ちが上がりません。
画像を見れば分かりますが、
美しい石鹸が作れないのもモチベーションの上がらない理由のひとつです(^^♪
 
やっぱり資格講座が好きです。
 
 
使った材料は、
マカダミアナッツオイル、パームオイル、ココナツオイル、オリーブオイル、キャスターオイル
精油は、ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウム、イランイラン、オレンジ、パイン
 
 
 
 
夏になるとマテ茶のペットボトルのCMを見かけることがありました。
マテ茶は、ビタミン、ミネラルが豊富で「飲むサラダ」と呼ばれています。
抗酸化作用はもちろん、脂肪溶解作用があるとか。
 
カフェインも含まれているのが特徴です。
カフェインというと、コーヒーが知られていますが、
調べると実は、コーヒーと同じくらいの含有量があります。
では、コーヒのような味かというと、そうではなく
さっぱりした飲みやすい味です。
 
でもカフェインに弱い体質の人は要注意ですね。
夜に緑茶を飲むだけで眠れなくなる友人がいます。
コーヒーが好きだけど、飲むと心臓がバクバクする知り合いもいます。
最近の知り合いの話では、大腸がんの手術の後遺症で腸閉塞になりやすくなり、
その治療が死ぬほどの辛さだと教えてくれました。
話を聞くだけで逃げだしたい内容です。
その予防の一つに、腸の働きが常に平穏であるようにストレスを溜めないようにと言われるそうです。
そんな人もカフェイン禁止ですね。

画像は、マテ茶を飲むときのコップ(?)と穴あきストローです。
ストローは銀製なので、いつの間にか黒く錆びていました。
このコップに直接マテの葉を入れて、お湯やお水を注ぎ、そのまま吸う仕組み。
ちなみに水出しの場合は、カフェインはそれほど溶出されません。
 
ハーブ講座でマテ茶を学ぶ機会が多いので、見本に購入したものてす。
ずっと部屋に放置、ただの展示物になってます(笑
 
ABEMAで、お気に入りの番組(東出・ひろゆき世界のはてに置いてきた)があり、
その中でマテ茶を飲んでいるシーンがありました。
そこではペパーミントとブレンドして飲んでいました。美味しそうなブレンド!
お二人もスッキリして美味しいと言ってました。
 
飲むサラダと言われると健康飲料のイメージですが、
カフェインも結構多く含まれていることは、どれだけの人に周知されているかなと思い、
書いてみました。
(東出・ひろゆき世界のはてに置いてきた)これがすごく面白い番組で、
お二人に対してのイメージがガラリと変わった番組です。
あんな旅が出来たらいいな。できないけど。絶対にできないからそれをやっているお二人にリスペクトです。
 

 

以前、デイサービスのボランティアをしていました。
 
足浴しながら、腕のアロマトリートメントをします。
トリートメント前の準備には、上履きを脱がせ、ソックスを脱がせ、
お湯の入ったバケツにドッコイショと足を入れるお手伝いをします。
トリートメントが終わったら足を拭き、ソックスと上履きを履かせます。
 
どの方もソックスの重ね履きをしているので、これが大変でしたが、
とても喜んでくださるので、やりがいはありました。
 
その際に実感したことは、
顔を見ながら話をするとお元気なのに、足を見るとその利用者さんの状態が分かる、というものでした。
ほとんどの方に浮腫と白癬がありました。
年齢的に免疫力が落ちているのも原因の一つかと思います。
 
精油は、施設側にオレンジとラベンダーとティートリーを用意してもらいました。
希望を聞いても決まらないので、オレンジとラベンダーは腕に選び、
足浴にはティートリーを使うようになりました。
ティートリーは水虫に良いのです。
 
私の話になりますが、先日水虫ができました。
足指の間に小さな水疱と痒み。
私も免疫力低下が原因かな。
お出かけはいつもスニーカーなので、蒸れも原因かな。
 
お薬もないので、ティートリーを使ってみました。

コットンに、無水エタノールを浸し、そこにティートリーを混ぜます。
それを痒いところに貼り付けます、それだけ。
 
ものすごい適当な使い方なので、お薦めはできませんが、
これがバッチリ。
寝る前に貼って、次の日の朝は治ってました。
(効く、治ったと言っては薬機法上いけないのですが、個人使用なので)
水疱はカラカラに渇き、痒みもなし。
ティートリーすごい、偉い!と実感した最近の出来事です。
 
画像は免疫力アップのハーブ・エキナセアですが、
免疫力アップだけでなく、傷を早く治す効果もあります。
エキナセアのチンキを浸したコットンを使っても良いかもと、
次に水虫になったら試そうかなと思います。
(なりたくないけど)
 
 
ある芸能人の乳がんのニュースが飛び込んできました。
 
この1年半、何人から再発やガンになったとの連絡を受けただろうと
思い起こしていたところです。
ほとんどが受講生さんからの連絡で、
アロマやハーブで楽しい思い出のある人たちばかり。
なぜ?と驚くばかりです。
誰もが元気に過ごしているはずと思うのが普通なんですね。
 
驚きと共に、気が付いたのは、
その連絡を受け取れるのは、私が生きてこれたからということでした。
自分の再発が分かった当初は、誰にも知られず真っ先に消えると信じていたので(笑)
それならこういう話は私の元に届かなかったんだ、という不思議。
 
治療が功を奏し1年半元気に過ごしてみると、
cancerになったことを打ち明けられる立場になっていました。
病気の先輩になりました。
経験も少なく、知識は古く、頼りない先輩ですが(^^♪

画像は、染料植物園の藍の花です。
藍ってヒッソリした花ですね。
力強い緑色の陰に隠れて楚々とした美しさです。
見かけることが少ない花なので、この画像は思い出深いものがあります。
 
印象深い場所は、思い出のアップデートをしたいと、頑張る意欲になります。
楽しい思い出がたくさんできますように。
 
8月に入り、あっという間にお盆になってしまいました。
お盆には、たくさん思い出があります。
なにしろ、お嫁さんでしたから
こんな風習はなくなればいいのにとひたすら思っていたものです。
 
お嫁さんの仕事がなくなっても、
この風習がずっと残っていくとしても、できることなら卒業させてほしいと願ってました。

昨年の夏は、私は向こう側の者になっている可能性大でした。
その場合を想定して、いろいろと注文を残していました。
「千の風にのって」ではないですが、私はそこにいません。
いたくないです。
そこに私を埋めずに海に流して。
最後に流してほしい曲はコレとコレ。最後に着る服は決めかねてます。
 
ずっと前から決めていたことですが、急に言われた夫はびっくりしたでようですが、
私の希望は通りました。
これで安心です。
 
それとは別に、今年も規則通りにお墓にお迎えにいき、手を合わせて、お盆の準備をしています。
私はこの場所には眠らないのにと思いながら、他人事のように淡々と単純作業をします。
今年もこちら側にいる私を俯瞰している自分がいます。
不思議な感情です。
 
人はいずれ死を迎えますが、
具体的か抽象的か、覚悟できているかできてないか、
その意識の違いは大きく、なにかしらいつも準備中のような気持ちを持ちながら
思い残すことなく過ごせる事に感謝しています。