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小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

ここ1週間くらいずっと口腔内と舌が荒れていて違和感があります。
ザラザラした感触。
いつもの崩壊錠(胃薬)の味も違うので勘違いではなさそうです。
舌は日々違う模様が出ます(地図状舌のようなときもあります)
 
ランマークの副作用を調べても、口腔内の異常はなさそうなので
じゃあ、今さらイブランスの副作用なのかな?
まさか(^^♪
 
気のせいだということにして、
早く治らないかな。
ダリアの季節です。
ダリアという名前は良く耳にするせいか、
気にしたことがない花でした。
 
実際にダリアの花を観ると
驚くほどの種類と色と形があって、美しいものです。
正直、これがダリアだったのね!と思いました
ダリアの季節が秋と認識したのも、その時かも。
数年前に植物園に行ったら、ちょうどダリアの花盛りで
写真を撮りまくりました。
何枚撮っても撮りきれないくらいの種類でした。
 
こんな些細なことでも、知らないって損してますね。
 
 
 
 
 
眉のアートメイクしました。
 
昨年入院した時に、
眉だけはこっそり描いていたのですが、
ちゃんと眉があった時代が懐かしいです。
 
今後、眉を描く力もないほどで入院したらどうしようか想像することもありました。
たぶん眉のことなど考える余裕もないはずですが、やっぱり眉はあった方がいいです。
 
決断するまでは
いろんな情報が入ってきて半年以上迷いました。
「1週間くらいゴルゴみたいな眉になるらしいよ」と言われて驚いたり、
主治医に許可をもらうのに、ダメと言われたらどうしようかと勝手にイジイジしたり。
 
免疫力がない時にタトゥーのような事をして感染しないのかな、
腫れ上がったらどうしよう、とか
MRIの検査ができないとの噂も耳にしました。
 
そして、
本当のことを知らないということは不安を煽り、判断が鈍るのだと
今回のことで良くわかりました。
全部杞憂でした。
 
乳がん仲間のアートメイクをした体験談が一番説得力があります。
すぐに行動に移しました。

いろんな施術方法があるようですが、

抗がん剤治療中で「リスクの高い人にはコレがお薦め」と言われて、

仕方なく一番高いコースを選んだのが痛い出費でした。

施術も若干痛かったですが、

絶対、快適な生活になるはずです。

 

 
先週のことになりますが、
初のランマーク注射しました。
 
先週は同居していた義父の葬儀があり、バタバタ。
予約日がちょうど告別式に当たってしまい、予約変更をしてもらいました。
 
行ってみたら、いつもの診察室は違う医師が担当になっています。
その医師は、絶対に会いたくない人。
 
まさか、いやだな。
予約変更ってそういうことなの?
なにしろイレギュラーな予約なので待つのは覚悟していましたが、
いくら待っても、呼ばれません。
これは例のイヤな医師の嫌がらせか?と疑うほどでした口笛
 
モヤモヤしながら待っていると、
いつもとは違い、館内マイクで名前が呼ばれました。
呼ばれた部屋もいつもと違う部屋でした。
 
中にいたのは主治医でした。あ~よかった。
 
「待たせて悪かったね~」と謝ってくれたけれど、
良いのです、あの医師でなければ。
突然の予約変更だったし、私の方が悪かったね~デス

その日は、意外と痛~いランマーク注射して

いつものお薬貰って約6万円。

注射代が加わっただけで意外とお金がかかってきました。

 

その日は、クレジットカードを忘れて診察代を現金で払いました。

お薬はペイペイが使えたので、やれやれ。

財布には1000円しか残っていません。

 

帰りにスーパーに寄って買い物をするつもりでしたが、

目的のスーパーがペイペイを使えないことを思い出し、

面倒になってそのまま直帰してしまいました。

これからは、病院に行くときは

現金とカードを忘れずに!と肝に銘じました。

 

 

薬香草園・メディカルハーブガーデンの名称で知られていますが、
私は「生活の木・飯能校」と呼んでいました。
 
初めてアロマのワークショップに参加したのが20年以上前のこと。
乳がん治療中に興味を持ち始めた頃です。
その後は、2つの資格取得に通いました。
またまたその後は、講師となって数年間通っています。
 
経験をたくさん積ませていただき、お世話になったスクール&ハーブガーデンです。
閉園すると聴いたのがちょうど1年前。
ついに最終日を迎えました。
 
1年間お休みしたのに、講師の一人としてお別れパーティーに招待していただきました。
 
お世話になった先生や、
スタッフさんなど
会いたかった人に会えて感無量です。
 
バタフライピーと店舗。
黄色の壁が特徴です。
 

店舗の屋根より大きくなったユーカリ。
今後はどうなるのかな。。。
 

チェストツリーの花。
この花が実になって、女性ホルモンに役立つハーブ(チェストベリー)として使います。
 

キンカンの花と実。
柑橘の花の香りは、甘くて良い香りです。
特にビターオレンジの花はネロリと呼ばれて、高価です。
こちらがビターオレンジ↑
和名はダイダイ。
 
この看板ともサヨナラです。
 
当たり前にあると思っていたものが
突然なくなることは、よくあることです。
分かっていても
目の前から消えて無くなってみると
やはり寂しいとしか言いようがありません。
 
学び、癒し、食(レストラン、ベーカリー)、ハーブガーデン、ショップなど
植物に触れる楽しみがたくさんありました。
地元の人からも大切にされてきたシンボル的存在のガーデンでした。
少しでも関われたことは、大切な思い出です。
 
 
 
義父が亡くなりました。
97歳です(大往生)
 
たまたま、みっちり入っていた講座の延期を余儀なくされたり、
通院日に重なったため、前倒しで診察日を変更してもらったり、
遠くに住む娘たちが、
子連れ&泊まり込みでやってくることになり、
人見知りの激しい2歳男児と人懐こい1歳女児にも振り回され。
 
あどけなく近づくだけの女児にギャーっと怯えて泣く男児・・
う~ん、なんでかな?
 
それでなくても落ち着かないのに滅茶苦茶な非日常の数日間。
気持ちの忙しい1週間に疲れ果てました。
そんな中改めて思ったのは、私自身のこと。
私は無宗教なのに、なぜ
この宗派でお葬式を上げなければならないのか?
と、自分の時を想像します。
 
散骨すればそれでいいじゃない。
死に顔も見られたくないし、知らせるのは全部済んでからでいい。
そんな希望を改めて強く感じました。
 
今まで他人事で眺めていたお葬式が、自分の時はどうなるかと
強く強く、
こんな決まりごとで進めてほしくないと感じることだらけでした。
灰になって海に流してくれるだけでいいのに、
それが一番の望みです。