国保の窓口を派遣社員にしたら、
効率的でサービスが良くなるって言ってたけれど・・・
これまでも庁内では市民のみなさまに発送する文書の表記ミスが多発していました。
原因はシステム会社の入力ミスが多く、問題になっていました。
事前チェックが可能なものと、まったく不可抗力だと思えるものがあり、
今回のものは前者に該当します。
このたびのものは、
今年度の国民健康保険料の納入用紙に添付された資料のなかの
保険料率の記載が間違っていたもので、
市民の方からの指摘で、誤りに気付いたとのことです。
正)所得割算出基礎額×6.04% 所得割算出基礎額×2.00% 所得割算出基礎額×1.80%
誤)所得割算出基礎額×0.00% 所得割算出基礎額×0.00% 所得割算出基礎額×0.00%
(400万円以下) (400万円以下) (400万円以下)
424人に、お詫び状と正誤表を送付するそうです。
納入金額が誤っていたわけではないので、
ミスに気付いておられない方もいらっしゃるとは思いますが、
再送されたお詫び状を見て、どのように感じるでしょうか・・・
◆このシステム会社はこれまでもミスを多発していたが、解約することなく5年間契約を続けていた。
(前年度で、契約期間が終了。市は今年度の入札にもエントリーさせていたが、他社が落札した)
◆通常は、発送前に印字された書類をチェックするはずなのに、それができていなかった。
◆窓口業務を派遣社員に替えることで、正規職員が本来の業務に専念し、効率アップとサービス向上につながる、としていたのに、現実はそのようになっていない。
大まかには、以上のような問題があるのではないかと考えています。
庁内では、これまでも同じようなミスを繰り返してきましたが、
大事なのは、原因究明と二度とおこさないための対策だと思います。
市は「今後このような間違いをおこさないよう注意してまいります」
というのみで、具体的、抜本的な対策を示さないケースが多く、
今日に至っています。
民間では、このような事態は考えられないこと。
年度変わりの異動や、引継ぎなど、今後はもっと考慮する必要があるかもしれないし、
ほかに体制的な課題があるのかもしれません。
その辺をきちんとして欲しい。
「市政改革試案」で弱者を直撃。
大阪市は3年で548億円を削減するという案が公表されました。
当然、無駄な事業は削るべきだと思います。
しかし、今回の提案の主なものをみれば
市営交通の敬老パスの削減や上下水道の福祉減免の廃止
新婚家賃補助の廃止
国民健康保険料の値上げ
屋内プール24施設→9施設へ縮小廃止
コミュニティバス「赤バス」の運営費補助をカット
男女共同参画センターの廃止、ほか
これらの事業の縮小・廃止における効果が、
一面的にしか説明されていないところに疑問を感じます。
サービスをカットすれば、歳出抑制になるという単純な手法はとても危険です。
本来、もっと丁寧に仕分けるべき。
メリット・デメリットを検討し、
事業が果たしている効果と、
運営方法の見直しをセットで考えなければなりません。
高齢者の閉じこもりを防ぐために、
また出かけることで健康維持につながっていた課題をどうフォローするか。
出かけることで発生する消費活動をどのように評価するのか。
新婚=生産人口を呼び込むための策として、
大手スーパーや量販店などにも協力してもらうことはできないか?
地域通貨などげの補助で、地域零細産業の振興が図れないか?
など、もっとプラスαの振興策とセットで助成できないものか、
検討していくべきではないかと考えます。
屋内プールの利用度はどうなのか?
屋内プールを廃止して、道頓堀川をプールにすることの説明は?
生活保護世帯にならないための、セーフティネットをどのように考えるか?
地域経済の循環をどのように位置づけるのか?
庁内の是正すべき無駄は、ほかにないのか?
・・・どうも切りやすいところからカットしているように見えるのですが・・・
費用対効果をどのような視点から検討するのか、
が問われているように思います。
さて、先日の茨木市長選挙と並び、
今大東市でも市長・議員選挙が行われていて
やはり「維新の会」を名乗る候補がそれぞれから立候補しています。
「大阪維新の会」はそもそも既成政党とは一線を画していたはずなのに、
いまや公明、みんなの党をはじめ、
地域では”なんちゃって維新”よろしく、橋下徹さんの着ぐるみを脱げば
「自民党だった」なんてこともよくあるナハシです。
政治家になって何をしたいか、ではなく
「政治家」になることが自己目的化しているため、
"寄らば大樹の陰”みたいになっている状況を嘆かわしく思います。
有権者にはしっかり政治家を見抜く眼をもっていただきたいと切望します。
大阪市は3年で548億円を削減するという案が公表されました。
当然、無駄な事業は削るべきだと思います。
しかし、今回の提案の主なものをみれば
市営交通の敬老パスの削減や上下水道の福祉減免の廃止
新婚家賃補助の廃止
国民健康保険料の値上げ
屋内プール24施設→9施設へ縮小廃止
コミュニティバス「赤バス」の運営費補助をカット
男女共同参画センターの廃止、ほか
これらの事業の縮小・廃止における効果が、
一面的にしか説明されていないところに疑問を感じます。
サービスをカットすれば、歳出抑制になるという単純な手法はとても危険です。
本来、もっと丁寧に仕分けるべき。
メリット・デメリットを検討し、
事業が果たしている効果と、
運営方法の見直しをセットで考えなければなりません。
高齢者の閉じこもりを防ぐために、
また出かけることで健康維持につながっていた課題をどうフォローするか。
出かけることで発生する消費活動をどのように評価するのか。
新婚=生産人口を呼び込むための策として、
大手スーパーや量販店などにも協力してもらうことはできないか?
地域通貨などげの補助で、地域零細産業の振興が図れないか?
など、もっとプラスαの振興策とセットで助成できないものか、
検討していくべきではないかと考えます。
屋内プールの利用度はどうなのか?
屋内プールを廃止して、道頓堀川をプールにすることの説明は?
生活保護世帯にならないための、セーフティネットをどのように考えるか?
地域経済の循環をどのように位置づけるのか?
庁内の是正すべき無駄は、ほかにないのか?
・・・どうも切りやすいところからカットしているように見えるのですが・・・
費用対効果をどのような視点から検討するのか、
が問われているように思います。
さて、先日の茨木市長選挙と並び、
今大東市でも市長・議員選挙が行われていて
やはり「維新の会」を名乗る候補がそれぞれから立候補しています。
「大阪維新の会」はそもそも既成政党とは一線を画していたはずなのに、
いまや公明、みんなの党をはじめ、
地域では”なんちゃって維新”よろしく、橋下徹さんの着ぐるみを脱げば
「自民党だった」なんてこともよくあるナハシです。
政治家になって何をしたいか、ではなく
「政治家」になることが自己目的化しているため、
"寄らば大樹の陰”みたいになっている状況を嘆かわしく思います。
有権者にはしっかり政治家を見抜く眼をもっていただきたいと切望します。
当初予算は、8:15で可決。
市民派ネット提案の修正案は、4:19で否決。
共産党提案の修正案も4:19で否決。
総務常任委員会で反対し、当初予算に反対討論の発言通告を出していた議員は、
当日、突如、賛成に転じました。
議員の賛否が委員会当時から本会議での採決で変わることはありますが、
その時には説明責任をはたさねばなりません。
しかし、討論を聴く上では賛成に転じた説明はなかったように思えたので、ビックリ。
もともと総務常任委員会で反対されたときは、正直驚いたのですが・・・
やっぱりなぁ・・・とう感じでした。
また、同じ議員は、
私たちが提案した「議員の役職加算、競艇審議会報酬の削減」にも反対されました。
で、私が驚いたのは、ただ「反対」したことではなく、
市民が企画した議会改革に関するアンケートには、
「減らすもの・審議会報酬」と答えていたからです。
また、彼女は以前から「競艇審議会の報酬廃止」を口にしていましたし、
1期目は競艇審議会がどういうものかを知るために委員になる、と言い
2期目は審議会を中から変えるために委員になる、と言われていました。
しかし、残念ながら、今のところは「中から変革」するためのアクションはありません。
ま、人間だれしも完璧ではありませんので、
どこか弱いとこころはあるでしょう。
そういえば、26日の討論のなかで、ある議員が
「1つの理由だけで反対する議員もいて・・・」などというような意見を述べておられたので、
その言葉が効いたのかもしれません(と、これはあくまで私が勝手な想像です)
とにかく彼女が「市民派」を名乗って議員活動をしているので、
筋をとおした行動をして欲しかった、という気持ちでいっぱいなのです。
元仲間だっただけに・・・ほんとうに残念でなりません。
それにしても、
議員が責任ある活動をするために、
審議会報酬が日額ではなく月額でないといけない、という理由が私には分かりません。
では日額制の他の審議会委員は責任もってやれていないの?
議員は報酬もらって箕面市のために仕事をしているはずですけどー?
定数削減なら、2名の椅子が無くなるだけなので、
組織票が固い方々には関係のないことかもしれませんが、
報酬は大いにかかわることなので、ちゃっかりゲットしたい、
ということなのでしょうか・・・?
また、条例では競艇審議会委員とは別に
専門員というのを置くことができるようになっています。
しかし、この専門員がどのような仕事をするのかは明確ではありません。
これまでは議長経験者が専門員となっています。
担当課に確認しましたが、特別な決定を行うわけではなく、
他市の競艇関係者が住ノ江競艇に来たときなど、応対しているようです。
そこで雑談などをしているのだと思いますが・・・
逆にその場で何かが決まるなら返って問題です。
議事録もない密室で決められる、というのが公営事業にあってよいはずがありません。
そのほか、
またまた市長がプッツン。
あわせて教育委員会の教育推進部長もプッツン!
議会のルールにこだわっていたはずの民主党の議員は
突然ルール無視の質問を追加(狡猾な当局との出来レース?!)
この議会では市長や教育委員会部局が、
いわゆる与党議員(自公民無所属)と在野の議員との区別が激しく、
市長が提案する議案に反対する議員や、
市の政策や施策や教育委員会の方針を厳しくチェック・批判する議員に対して、本会議場で
「偏った考え」
「品位に欠ける」
ほか、ありとあらゆる罵声を浴びせるようになりました。
(とても多かったので、今正確に再現できません)
あまりのひどさに呆れてしまいましたが・・・
これは是非、多くの方々に録画を観ていただきたいと思います。
主義主張やイデオロギーの違いを尊重できないのは
民主主義を否定すること。
圧倒的な権力を持っていたら、黒を白ということもできる。
言いきったら勝ちだよ、とでも言いたそうです。
また、丁寧な議論や事実確認をすっとばして、
こちらが反論できない状況で、一方的に教育委員会に都合のよい発言の機会を与える
ということも起こっています。
今の議会は「『市長派』議員が、市長とお互いにヨイショしながら持ちつ持たれつでやってるようだね」
とは傍聴者の弁。
議会改革への道は遠いけれど、挫けずガンバロー!
市民派ネット提案の修正案は、4:19で否決。
共産党提案の修正案も4:19で否決。
総務常任委員会で反対し、当初予算に反対討論の発言通告を出していた議員は、
当日、突如、賛成に転じました。
議員の賛否が委員会当時から本会議での採決で変わることはありますが、
その時には説明責任をはたさねばなりません。
しかし、討論を聴く上では賛成に転じた説明はなかったように思えたので、ビックリ。
もともと総務常任委員会で反対されたときは、正直驚いたのですが・・・
やっぱりなぁ・・・とう感じでした。
また、同じ議員は、
私たちが提案した「議員の役職加算、競艇審議会報酬の削減」にも反対されました。
で、私が驚いたのは、ただ「反対」したことではなく、
市民が企画した議会改革に関するアンケートには、
「減らすもの・審議会報酬」と答えていたからです。
また、彼女は以前から「競艇審議会の報酬廃止」を口にしていましたし、
1期目は競艇審議会がどういうものかを知るために委員になる、と言い
2期目は審議会を中から変えるために委員になる、と言われていました。
しかし、残念ながら、今のところは「中から変革」するためのアクションはありません。
ま、人間だれしも完璧ではありませんので、
どこか弱いとこころはあるでしょう。
そういえば、26日の討論のなかで、ある議員が
「1つの理由だけで反対する議員もいて・・・」などというような意見を述べておられたので、
その言葉が効いたのかもしれません(と、これはあくまで私が勝手な想像です)
とにかく彼女が「市民派」を名乗って議員活動をしているので、
筋をとおした行動をして欲しかった、という気持ちでいっぱいなのです。
元仲間だっただけに・・・ほんとうに残念でなりません。
それにしても、
議員が責任ある活動をするために、
審議会報酬が日額ではなく月額でないといけない、という理由が私には分かりません。
では日額制の他の審議会委員は責任もってやれていないの?
議員は報酬もらって箕面市のために仕事をしているはずですけどー?
定数削減なら、2名の椅子が無くなるだけなので、
組織票が固い方々には関係のないことかもしれませんが、
報酬は大いにかかわることなので、ちゃっかりゲットしたい、
ということなのでしょうか・・・?
また、条例では競艇審議会委員とは別に
専門員というのを置くことができるようになっています。
しかし、この専門員がどのような仕事をするのかは明確ではありません。
これまでは議長経験者が専門員となっています。
担当課に確認しましたが、特別な決定を行うわけではなく、
他市の競艇関係者が住ノ江競艇に来たときなど、応対しているようです。
そこで雑談などをしているのだと思いますが・・・
逆にその場で何かが決まるなら返って問題です。
議事録もない密室で決められる、というのが公営事業にあってよいはずがありません。
そのほか、
またまた市長がプッツン。
あわせて教育委員会の教育推進部長もプッツン!
議会のルールにこだわっていたはずの民主党の議員は
突然ルール無視の質問を追加(狡猾な当局との出来レース?!)
この議会では市長や教育委員会部局が、
いわゆる与党議員(自公民無所属)と在野の議員との区別が激しく、
市長が提案する議案に反対する議員や、
市の政策や施策や教育委員会の方針を厳しくチェック・批判する議員に対して、本会議場で
「偏った考え」
「品位に欠ける」
ほか、ありとあらゆる罵声を浴びせるようになりました。
(とても多かったので、今正確に再現できません)
あまりのひどさに呆れてしまいましたが・・・
これは是非、多くの方々に録画を観ていただきたいと思います。
主義主張やイデオロギーの違いを尊重できないのは
民主主義を否定すること。
圧倒的な権力を持っていたら、黒を白ということもできる。
言いきったら勝ちだよ、とでも言いたそうです。
また、丁寧な議論や事実確認をすっとばして、
こちらが反論できない状況で、一方的に教育委員会に都合のよい発言の機会を与える
ということも起こっています。
今の議会は「『市長派』議員が、市長とお互いにヨイショしながら持ちつ持たれつでやってるようだね」
とは傍聴者の弁。
議会改革への道は遠いけれど、挫けずガンバロー!
議会運営委員会(3月22日)で議論!?
議員定数の削減(2名)<自公民の幹事長が提案>・・・可決。
議員の期末手当の「役職加算」廃止、競艇審議会委員報酬の見直し<市民派ネット3名提案>・・・否決
1)議員定数の削減案について
提案者の理由・・・市民感覚に沿った議会改革。
多くの市民が定数削減を望んでおり、この「多くの市民」とは、アンケートなどで 計測したのではなく、自分たちが感じているから。「削減しないで」という市民か らの要望書のことは知っているが、(自分たちの支持者の声ではない→多様な市民の 声を聞くと言いながら、支持者以外の市民の声は無視するらしい)
この削減案に反対する議員は「自分の立場を守ろうとする思惑」で、
「身勝手である」
議員定数が減ることのメリットは議会費約2000万円の圧縮。
デメリットというのはない。
削減すればクオリティの高い議員で効率的な議会運営ができる。
「行政の成熟度が上がったので・・・2名削減の弊害もほとんどない」
*ちなみに、この「行政の成熟度が上がる」というのは、
市内の開発がほとんど進み、もう開発の必要がない状態をさす、とのこと。
いやはやビックリ!です。開発に群がる必要はないので、議員を減らしてよい、
というわけ?自分たちの案に賛同しない議員は「身勝手だ」と断罪するあたりも、
民主主義には関心が薄いらしく、ある意味ものすごく正直で分かりやすい。
*なお、議員数が今以上減ると、委員会運営に支障をきたすのでは?という質問に対して
「委員会を統廃合したらよい」とのこと。今以上に審査範囲が増えれば、
調査がいきとどかなくなるし、審議時間も足りなくなる。
これって、理事者にとっても好都合!?
*まともな議論にならず、結果多数決で可決。
傍聴市民も、さぞ呆れたことでしょう。
2)議員の期末手当に加算されている「役職加算の廃止」と
競艇審議会の報酬を月額から日額に。
提案理由・・・議会改革は議員定数の削減ではなく、議員が自立的に議員や議会のあり方を改革すべ き。まずは、市民に説明できないもを廃し、議員の立場で経費を削減できるものから着 手すべきである。今回はこれまでの議論の蓄積がある2項目に絞り、提案した。
*反対論として、議長・副議長職は煩雑な公務があるので、「役職加算」は(当然あってよ い?)
*この提案が、議員定数削減案の対案として提案されているので、反対
*競艇事業では多大な収益をあげ、一般財源に繰り入れてきた。特殊な審議会である(の で、日額制にする必要はない)
*削減効果がはっきりしない(???)
*条例文のなかに「当分の間」という文言が入っていることにこだわり、→ 議会事務局から 何度も「法律用語であり、従前の条例のままなのでここで議論する必要はない」と説明が あったが、まったく無視し、「やる気」が見えない。選挙前だけか?などとイチャモンを 付けのような反論に終始。
*削減案は議会の活性化につながらない。
要するに、「議員自らが痛みを伴う財政改革」や「効率的な議会運営」と言いつつ、
定数削減ならば、2人の椅子が無くなるだけだが、
自分たちの報酬はしっかりゲットしておきたい。
ということなんでしょうか?あるいは、報酬削減の必要は感じているが、
「市民派ネット」の提案には乗りたくない、ということなんでしょうか?
いずれにせよ、建設的な議論ができない硬直化した今の議会は
もっと改革されねばなりません。
・・・みなさん、ひとりひとりは良い方々なんですが・・・残念です。
役職加算は全国的に問題視されている課題。
議員の報酬については「生活給」と「活動費」をどのように考えていくのか、
整理しなくてはなりません。
やみくもに報酬をカットすれば、お金に余裕のある人しか議員になれず、
いよいよ偏った議会構成になってしまいます。
箕面市の政務調査費(4万5千円/月額)は、
事務所費や自治体学会などの会費には使えず、
議員の個人ニュースも対象外となっています。
大事なのは、議員や議会こそ「費用対効果」のある資質を備え、議会を改革して
市民にとって分かりやすく開かれた議会としていくこと。
市民の政治参加を促進すること。
「議論の府」としての機能を十分に果たすこと。
政策提案、条例提案を積極的に行っていくこと。
そのために議員自身が変革しないといけないし、
選挙制度も改善されねばなりません。
有権者が、議員の4年間の活動をシビアにチェックし、
採点し、投票するようになればよいと思います。
議員定数の削減(2名)<自公民の幹事長が提案>・・・可決。
議員の期末手当の「役職加算」廃止、競艇審議会委員報酬の見直し<市民派ネット3名提案>・・・否決
1)議員定数の削減案について
提案者の理由・・・市民感覚に沿った議会改革。
多くの市民が定数削減を望んでおり、この「多くの市民」とは、アンケートなどで 計測したのではなく、自分たちが感じているから。「削減しないで」という市民か らの要望書のことは知っているが、(自分たちの支持者の声ではない→多様な市民の 声を聞くと言いながら、支持者以外の市民の声は無視するらしい)
この削減案に反対する議員は「自分の立場を守ろうとする思惑」で、
「身勝手である」
議員定数が減ることのメリットは議会費約2000万円の圧縮。
デメリットというのはない。
削減すればクオリティの高い議員で効率的な議会運営ができる。
「行政の成熟度が上がったので・・・2名削減の弊害もほとんどない」
*ちなみに、この「行政の成熟度が上がる」というのは、
市内の開発がほとんど進み、もう開発の必要がない状態をさす、とのこと。
いやはやビックリ!です。開発に群がる必要はないので、議員を減らしてよい、
というわけ?自分たちの案に賛同しない議員は「身勝手だ」と断罪するあたりも、
民主主義には関心が薄いらしく、ある意味ものすごく正直で分かりやすい。
*なお、議員数が今以上減ると、委員会運営に支障をきたすのでは?という質問に対して
「委員会を統廃合したらよい」とのこと。今以上に審査範囲が増えれば、
調査がいきとどかなくなるし、審議時間も足りなくなる。
これって、理事者にとっても好都合!?
*まともな議論にならず、結果多数決で可決。
傍聴市民も、さぞ呆れたことでしょう。
2)議員の期末手当に加算されている「役職加算の廃止」と
競艇審議会の報酬を月額から日額に。
提案理由・・・議会改革は議員定数の削減ではなく、議員が自立的に議員や議会のあり方を改革すべ き。まずは、市民に説明できないもを廃し、議員の立場で経費を削減できるものから着 手すべきである。今回はこれまでの議論の蓄積がある2項目に絞り、提案した。
*反対論として、議長・副議長職は煩雑な公務があるので、「役職加算」は(当然あってよ い?)
*この提案が、議員定数削減案の対案として提案されているので、反対
*競艇事業では多大な収益をあげ、一般財源に繰り入れてきた。特殊な審議会である(の で、日額制にする必要はない)
*削減効果がはっきりしない(???)
*条例文のなかに「当分の間」という文言が入っていることにこだわり、→ 議会事務局から 何度も「法律用語であり、従前の条例のままなのでここで議論する必要はない」と説明が あったが、まったく無視し、「やる気」が見えない。選挙前だけか?などとイチャモンを 付けのような反論に終始。
*削減案は議会の活性化につながらない。
要するに、「議員自らが痛みを伴う財政改革」や「効率的な議会運営」と言いつつ、
定数削減ならば、2人の椅子が無くなるだけだが、
自分たちの報酬はしっかりゲットしておきたい。
ということなんでしょうか?あるいは、報酬削減の必要は感じているが、
「市民派ネット」の提案には乗りたくない、ということなんでしょうか?
いずれにせよ、建設的な議論ができない硬直化した今の議会は
もっと改革されねばなりません。
・・・みなさん、ひとりひとりは良い方々なんですが・・・残念です。
役職加算は全国的に問題視されている課題。
議員の報酬については「生活給」と「活動費」をどのように考えていくのか、
整理しなくてはなりません。
やみくもに報酬をカットすれば、お金に余裕のある人しか議員になれず、
いよいよ偏った議会構成になってしまいます。
箕面市の政務調査費(4万5千円/月額)は、
事務所費や自治体学会などの会費には使えず、
議員の個人ニュースも対象外となっています。
大事なのは、議員や議会こそ「費用対効果」のある資質を備え、議会を改革して
市民にとって分かりやすく開かれた議会としていくこと。
市民の政治参加を促進すること。
「議論の府」としての機能を十分に果たすこと。
政策提案、条例提案を積極的に行っていくこと。
そのために議員自身が変革しないといけないし、
選挙制度も改善されねばなりません。
有権者が、議員の4年間の活動をシビアにチェックし、
採点し、投票するようになればよいと思います。
ひとつの時代の終焉のような・・・
学生の頃といえば、
大江健三郎、高橋和巳、鶴見俊輔、と並んで吉本隆明があげられる。
難解なところがあったけれど、
とにかく誰もが少なからず読んでいたように記憶しています。
ちょうど、大学に入学したころ、「知識人論」という
ユニークな総合講座があって、
文学部の各学科の先生がそれぞれの専門分野から、
「文学を社会にどう活かすのか?」
「知識人の役割とは?」
などと学生に問いかけながら講義が進むという
とても楽しみな授業でした。
後にも先にも、
このような講座はこの年だけだったように記憶していますが・・・
なにぶん30年以上も昔のことなので、
違っていたらご容赦を。
その後、学費値上げ問題を契機に
宇井純さんらの公開自主講座や「大学解体論」などを
時間をかけて議論することになり、
あらためて「学問は何のためにあるのか」
をじっくり考える機会を得ました。
さて、吉本隆明さんの近年については、
ほとんど知りませんでしたが、
懐かしいような、
ひとつの時代が逝ってしまったような、妙な寂しさを覚えます。
時代は変わり、人々の価値観も社会を反映してある程度変容するでしょう。
いまや若い人たちにとっては歴史観さえも異なっているかもしれません。
今や、情報収集や発信は、はるかに便利になりましたが・・・
向き合って熱く語ることもあるのかなぁ?
もっとも、学問や文学が社会変革にとってどうあるべきか、
とかの議論よりも、
せっかく高等教育を受けたのに、就職できない!
という課題の方が、切実すぎて(それどころじゃない)かも。
80年代以降の吉本隆明に対しては、辛口の論評が多いようで
「原発」については、とうてい納得できませんが・・・
「1億総中流意識」を持てた時代が、
今と比べて総論的には「よき時代」だったといえるように思います。
時代を受け止めつつ、どのような変革を目指すのか・・・
時間ができれば近著を読んでみたいと思っています。
学生の頃といえば、
大江健三郎、高橋和巳、鶴見俊輔、と並んで吉本隆明があげられる。
難解なところがあったけれど、
とにかく誰もが少なからず読んでいたように記憶しています。
ちょうど、大学に入学したころ、「知識人論」という
ユニークな総合講座があって、
文学部の各学科の先生がそれぞれの専門分野から、
「文学を社会にどう活かすのか?」
「知識人の役割とは?」
などと学生に問いかけながら講義が進むという
とても楽しみな授業でした。
後にも先にも、
このような講座はこの年だけだったように記憶していますが・・・
なにぶん30年以上も昔のことなので、
違っていたらご容赦を。
その後、学費値上げ問題を契機に
宇井純さんらの公開自主講座や「大学解体論」などを
時間をかけて議論することになり、
あらためて「学問は何のためにあるのか」
をじっくり考える機会を得ました。
さて、吉本隆明さんの近年については、
ほとんど知りませんでしたが、
懐かしいような、
ひとつの時代が逝ってしまったような、妙な寂しさを覚えます。
時代は変わり、人々の価値観も社会を反映してある程度変容するでしょう。
いまや若い人たちにとっては歴史観さえも異なっているかもしれません。
今や、情報収集や発信は、はるかに便利になりましたが・・・
向き合って熱く語ることもあるのかなぁ?
もっとも、学問や文学が社会変革にとってどうあるべきか、
とかの議論よりも、
せっかく高等教育を受けたのに、就職できない!
という課題の方が、切実すぎて(それどころじゃない)かも。
80年代以降の吉本隆明に対しては、辛口の論評が多いようで
「原発」については、とうてい納得できませんが・・・
「1億総中流意識」を持てた時代が、
今と比べて総論的には「よき時代」だったといえるように思います。
時代を受け止めつつ、どのような変革を目指すのか・・・
時間ができれば近著を読んでみたいと思っています。