またまた、表記ミスが発覚! | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

国保の窓口を派遣社員にしたら、
効率的でサービスが良くなるって言ってたけれど・・・


これまでも庁内では市民のみなさまに発送する文書の表記ミスが多発していました。
原因はシステム会社の入力ミスが多く、問題になっていました。
事前チェックが可能なものと、まったく不可抗力だと思えるものがあり、
今回のものは前者に該当します。

このたびのものは、
今年度の国民健康保険料の納入用紙に添付された資料のなかの
保険料率の記載が間違っていたもので、
市民の方からの指摘で、誤りに気付いたとのことです。

正)所得割算出基礎額×6.04% 所得割算出基礎額×2.00% 所得割算出基礎額×1.80%

誤)所得割算出基礎額×0.00% 所得割算出基礎額×0.00% 所得割算出基礎額×0.00%
  (400万円以下)      (400万円以下)      (400万円以下)

424人に、お詫び状と正誤表を送付するそうです。
納入金額が誤っていたわけではないので、
ミスに気付いておられない方もいらっしゃるとは思いますが、
再送されたお詫び状を見て、どのように感じるでしょうか・・・


◆このシステム会社はこれまでもミスを多発していたが、解約することなく5年間契約を続けていた。
 (前年度で、契約期間が終了。市は今年度の入札にもエントリーさせていたが、他社が落札した)

◆通常は、発送前に印字された書類をチェックするはずなのに、それができていなかった。

◆窓口業務を派遣社員に替えることで、正規職員が本来の業務に専念し、効率アップとサービス向上につながる、としていたのに、現実はそのようになっていない。

大まかには、以上のような問題があるのではないかと考えています。
庁内では、これまでも同じようなミスを繰り返してきましたが、
大事なのは、原因究明と二度とおこさないための対策だと思います。

市は「今後このような間違いをおこさないよう注意してまいります」
というのみで、具体的、抜本的な対策を示さないケースが多く、
今日に至っています。

民間では、このような事態は考えられないこと。
年度変わりの異動や、引継ぎなど、今後はもっと考慮する必要があるかもしれないし、
ほかに体制的な課題があるのかもしれません。

その辺をきちんとして欲しい。