「自分の健康は自分でつくる」ことの大切さ、
自然を食事に採りこむ「食養」で、健康に。
健康料理研究家の丸山光代さんは今年97歳。
でもお肌はピカピカ、お話も達者で、とても実年齢には見えません。
昨日はあるサークルで、お話を聴く機会があり、
とても豊かなひとときを過ごしました。
子ども時代から病気がちだったそうですが、
結婚後に食養家の桜沢如一氏から手ほどきを受け、
食養料理に目覚めたそうです。
①無添加、有機栽培、生活している環境下で採れる食材を使って料理すること
②玄米食のススメ(食物繊維や栄養があり、よく噛むことで顎にもよい)
③自然を丸ごといただく
④素材を活かした調理(簡単料理法)
⑤白糖は使わない
⑥人間の固体より大きいお肉は食べない
⇒牛などの肉よりは鳥のほうがよい。
以上のような興味深いお話を伺いました。
生活している気候・風土で育った食材が人の身体に合っていること。
四季のお野菜には、理にかなった働きがあって、
そもそも日本の食文化は、それを大切にしていたと思います。
夏野菜は身体を冷やす効果があるし、
朝食べればよいものや、貧血に効果的なものなど
健康状態に応じて、食べ物で調整することもできます。
本来、食育とは、暮らしに密着し、
体質改善を自ら成し得るための「生きる力」を育むものだと思います。
同時に安全な有機野菜による「地産地消」が実現すれば理想的。
お話のなかでは、食物連鎖で魚の安全が気にかかる、
ダイオキシンや放射能汚染が心配だということも話題にのぼりました。
さて、私は高校生の頃あたりから、
無添加・無農薬にこだわった食事を心がけてきましたが
玄米ごはんだけは、なかなか馴染めませんでした。
今回、玄米スープや玄米粥のレシピを拝見し、
これなら続けられそうな気がします。
また、玄米は食物繊維や栄養があるだけではなく
よく噛むことで嚥下にも効果的で、介護予防にもよさそうだし、
まさしく”スーパー食材”とよべると思います。
まぁとにかく、元気な97歳の丸山さんからパワーをいただいたひとときでした。