第1回定例会が終わりました。 | ■tomoko blog

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中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

当初予算は、8:15で可決。
市民派ネット提案の修正案は、4:19で否決。
共産党提案の修正案も4:19で否決。

総務常任委員会で反対し、当初予算に反対討論の発言通告を出していた議員は、
当日、突如、賛成に転じました。


議員の賛否が委員会当時から本会議での採決で変わることはありますが、
その時には説明責任をはたさねばなりません。
しかし、討論を聴く上では賛成に転じた説明はなかったように思えたので、ビックリ。
もともと総務常任委員会で反対されたときは、正直驚いたのですが・・・
やっぱりなぁ・・・とう感じでした。

また、同じ議員は、
私たちが提案した「議員の役職加算、競艇審議会報酬の削減」にも反対されました。


で、私が驚いたのは、ただ「反対」したことではなく、
市民が企画した議会改革に関するアンケートには、
「減らすもの・審議会報酬」と答えていたからです。
また、彼女は以前から「競艇審議会の報酬廃止」を口にしていましたし、
1期目は競艇審議会がどういうものかを知るために委員になる、と言い
2期目は審議会を中から変えるために委員になる、と言われていました。

しかし、残念ながら、今のところは「中から変革」するためのアクションはありません。
ま、人間だれしも完璧ではありませんので、
どこか弱いとこころはあるでしょう。
そういえば、26日の討論のなかで、ある議員が
「1つの理由だけで反対する議員もいて・・・」などというような意見を述べておられたので、
その言葉が効いたのかもしれません(と、これはあくまで私が勝手な想像です)

とにかく彼女が「市民派」を名乗って議員活動をしているので、
筋をとおした行動をして欲しかった、という気持ちでいっぱいなのです。
元仲間だっただけに・・・ほんとうに残念でなりません。

それにしても、
議員が責任ある活動をするために、
審議会報酬が日額ではなく月額でないといけない、という理由が私には分かりません。
では日額制の他の審議会委員は責任もってやれていないの?
議員は報酬もらって箕面市のために仕事をしているはずですけどー?

定数削減なら、2名の椅子が無くなるだけなので、
組織票が固い方々には関係のないことかもしれませんが、
報酬は大いにかかわることなので、ちゃっかりゲットしたい、
ということなのでしょうか・・・?

また、条例では競艇審議会委員とは別に
専門員というのを置くことができるようになっています。
しかし、この専門員がどのような仕事をするのかは明確ではありません。
これまでは議長経験者が専門員となっています。
担当課に確認しましたが、特別な決定を行うわけではなく、
他市の競艇関係者が住ノ江競艇に来たときなど、応対しているようです。
そこで雑談などをしているのだと思いますが・・・

逆にその場で何かが決まるなら返って問題です。
議事録もない密室で決められる、というのが公営事業にあってよいはずがありません。


そのほか、
またまた市長がプッツン。
あわせて教育委員会の教育推進部長もプッツン!
議会のルールにこだわっていたはずの民主党の議員は
突然ルール無視の質問を追加(狡猾な当局との出来レース?!)


この議会では市長や教育委員会部局が、
いわゆる与党議員(自公民無所属)と在野の議員との区別が激しく、
市長が提案する議案に反対する議員や、
市の政策や施策や教育委員会の方針を厳しくチェック・批判する議員に対して、本会議場で
「偏った考え」
「品位に欠ける」
ほか、ありとあらゆる罵声を浴びせるようになりました。
(とても多かったので、今正確に再現できません)

あまりのひどさに呆れてしまいましたが・・・
これは是非、多くの方々に録画を観ていただきたいと思います。

主義主張やイデオロギーの違いを尊重できないのは
民主主義を否定すること。
圧倒的な権力を持っていたら、黒を白ということもできる。
言いきったら勝ちだよ、とでも言いたそうです。

また、丁寧な議論や事実確認をすっとばして、
こちらが反論できない状況で、一方的に教育委員会に都合のよい発言の機会を与える
ということも起こっています。
今の議会は「『市長派』議員が、市長とお互いにヨイショしながら持ちつ持たれつでやってるようだね」
とは傍聴者の弁。

議会改革への道は遠いけれど、挫けずガンバロー!