パイシーパイスのオープン日も近づいてきました！来月の22日です♡
ここでふと、自分自身に問いかけてみました。
夫婦で一つのお店をやっていく、という事は幸せなことなのだろうか？
｢ともみと髭マン」の、ともみです。
答えは、YES！超イエス！！夫婦愛サイコー！！
と言いたいところですが…乗り越えなきゃいけない壁もあります。
まず第一に生活費の問題。
第二に、どちらも主導権を握りたがる。
第一の問題は、どうにかして生活費を工面する方法を見つけておく。
（一般的には、開業した飲食店を軌道に乗せる間の生活費としておよそ半年分の貯金があるべきだと言われています。それも開業資金とは別に。
でも、それ貯まるの待ってたらいつまでたっても開業できない気がした）
第二の問題ですが、
そもそも自分をコントロールされたくないとお互いが思っているので難しい。
たとえば、あなたのパートナーが自身の意見を喉の奥へと飲み込んで100%あなたの意見に従ったとしましょう。
意見を飲み込んだパートナーは仕方なくあなたに着いて行くフリをしながら、あなたの背後から黙って様子を見ているでしょう。
そして密かに、意見を押し通したあなたが失敗するサマを見下ろし、ほらねだから言ったでしょ こうなったのは全部あなたのせいだよ こちらの意見を聞く耳持たなかったから…などと優越感に満ちた目で悲観的に言う時を今か今かと待っているのです。
考えすぎ？
いえ、実際にそうだったのです。
そのことに気がついてからは、時間が余計にかかったとしても｢二人で」進めていくよう努めるようになりました。
私が大まかな指揮と計算を、夫には夫の得意分野を全て任せ（調理）、二人でアイデアを出し納得いく答えが出るまで検討するというやり方にたどり着きました。
飲食店やりたい社長になりたいと言い出したのは夫なのに、なかなかケツを上げない夫を見かねて動き出した私ですけど。
やるなら真面目に取り組みたい性格なのです。
たくさんの本を読み、良いなと思ったことはすぐに実践したい！
その時に読んだ本は確か…
『無印良品のあれは決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか』だったかな。
まずは、コンセプト作り！よし！やるぞ！
しかし、夫は私のやり方に全く着いてきてくれませんでした。
「これからコンセプト会議するよ！」と夜中にノートとペンを持たせると、途端に嫌な顔をされ…。
そんなの、テキトーで良くない？？
実際に(開業して)やってみなきゃ分からないし！
とか言い出す夫に、喝！してました。
テキトーで良いなら一人でやれ！！
なんて怒鳴ったりして、いきなり、しかも無理やり自分の仕入れた情報、やり方を押し通そうとしていました。
これじゃ何一つ進まなかった…モチベーションも下がる一方で…狭いアパートに気まずい夫婦二人きり…逃げ場もない…。
そんなこんなを繰り返し、お互いにこのままじゃまずいぞ…と思っていました。
私はまず、私自身の考え方や夫への接し方を変えなければいけない…と気づきます。
夫の存在や過去を肯定すること、夫の性格を褒めること、夫に出来る事もあれば出来ない事もあると理解すること。
今でもカチンときたら感じたままに文句は言うけど、その分、普段は最上級に夫を褒めています^ - ^
ずっと一緒にいると忘れがちだけど、毎日素敵な所を見つけてそれを正直に伝えることが大切だと気づいたから…。
そうして現在の、「二人カフェ会議」にたどり着いたわけです。
まずは二人で落ち着けそうなカフェへ入り、珈琲とカフェラテを注文します。
スマホ、ノート、ペンをテーブルに出し。
初めは無言でお互いに気になる事をスマホで調べたり、ノートに書き留めたり、時々SNSを覗いたりしながら。
運ばれてきた珈琲の香りと、周りのお客さん達の絶え間ないお喋りで脳が活性化されるのかもしれません。
どちらからともなく、ちょっと思いついたんだけど、こうするのはどうかな？ 自分はこう思うんだけど…と、二人カフェ会議が始まるのです。
夫婦で開業する必要があるの？
結論、
夫婦どちらかの夢物語に振り回されたり、我慢する生活では無く、
夫婦二人分の夢物語をまるまる包み込んでくれる生活。
それを望んでいる私達にはぴったりの方法だったから、
答えはYES！に決まってる！
